妊娠8ヶ月 多発性硬化症 妊娠出産備忘録(回想)
時は2020年5~6月。
おなかの赤ちゃんは
妊婦健診でたびたび「逆子」やったおなかの赤ちゃん。
まだ逆子が続く。
「まぁまだ赤ちゃんも動けるスペースあるからわからんけど、
33週ぐらいまでには元に戻らんと帝王切開かなー」
...無痛分娩を希望してたのに帝王切開の可能性が急浮上、震える...
ここにきてまた心配事が増えて、逆子体操やの、帝王切開のこと調べたり
なんやそわそわする感じ。
帝王切開予定で入院したら手術前にもとに戻った妊婦経験の実姉にLINEし、逆子体操やで言われてせなしゃーないなとなる。
妊娠8か月に入り、おなかも膨らんで骨盤アホになってカクカクで。
体重は妊娠前+3キロ程度で、自粛生活の中でのわりと規則正しい生活と
自宅ごはんが食生活を正しているようです。
そして!
なんと!
和歌山市!
このコロナ禍で「妊婦さん応援事業」たるものがリリースされて、10万円もらえることに!
うれPーーーーーーーーーーッ♡
妊娠中最後の多発性硬化症治療
多発性硬化症、再発のためタイサブリ点滴妊娠中3回目の点滴でなんば病院へ。
実父の粋なはからいにより、車で乗せて行ってくれることに。
そんなやさしい一面があっただなんて...
高速の降り口間違えませんように...
...ほんで間違えた...
無事に予約時間には間に合い、点滴をブスっといれる。
だいたい1時間。
主治医の話ではギリギリまで点滴しようかという話やったけど、この3回目の点滴でいったん終了ということになった、え、まじで。
病院ではいつも
点滴治療だけの日と、診察+MRI+点滴治療の組み合わせがあって、この日は点滴のみ。
予約表をみたら6月も1回点滴治療が残ってるけどMRIと診察がない。
主治医の先生わりとおじいちゃんなので、たまに言うてること前と違うことあるから
(控え目に言うて多発性硬化症の名医すぎて患者多すぎ故からかもしれないが)
看護師さんに今心配な症状を伝えて、主治医に電話してもらって回答をもらう。
だいたいすべて過去の病巣の後遺症とのこと。
後遺症ね...それいらんなぁ、すこっとなくしたいなぁ...
つきあっていくしかないんやけどね。
MRIもとってないし、病巣が小さくなったのか、なくなったのかはわからんけど、タイサブリ点滴はかなり効く薬のハズなので無事に出産することに意識を向けることにした。
切り替え大事。
生活と仕事面
出産前にせなあかんことリストが生活も仕事もありすぎて、腰据えてとりくむことを決める。
理事長案件もあったりして、なかなかゆっくりできないけど仕方がない。
世の中すっかりオンラインになって
(私はもともとZOOMはすでに使っていたよ!)
パソコンがおーいおーい状態なので超絶ハイスペックNEWパソコンを購入する。
世の中オンラインフィーバー!
わたしも好きなアーティストのLIVE配信をみたり、
(この配信をきっかけにおなかの赤ちゃんの名前を決めた!)
自分もオンラインセミナーを開催したり、LIVE配信したりであーだーこーだしゃべってみたりと時代になじんでいた。
そして小学校では分散登校がはじまる。
6月中旬以降から通常授業が開始になるという案内が届いた。
娘は6月も登園自粛を選択し(ストレスMAX!!!!!!)、
パートナーも和歌山から出ずに自粛生活、
息子も自粛生活をしていたけど...
ウィズコロナになってきて、コロナ禍での感染対策をとりながらの通常生活へとだんだんシフトしていかざるを得ない状況になってきた。
事業を営んでいる身として、この状況はすくなくとも1~2年は続くだろうと妄想しつつも(ムー的にも)
でも私は
・自己免疫疾患(多発性硬化症)
・妊婦
というふたつの心配要素があって。
もし感染したらどうなるのか ただでさえわからんのに。
オンライン授業での参加希望の選択肢もない、これまでの自粛生活の4か月間の学校の進歩のなさに絶望を感じ、育友会長に電話で相談をし、
学校の現状を聞かせてもらった上で担任の先生に電話をしてみた。
担任の先生に我が家の現状を伝え、オンライン授業について校長先生に相談してくれることになった。
後日、学校から携帯に電話をもらってたんやけど出ることができずに折り返したら校長先生が出たので、電話口でオンライン化の真意の部分を伝えてみた。
オンライン授業の選択肢を作ることは、コロナがあってもなくても、基礎疾患のある生徒や学校に通うことが難しい生徒を救うことができると思うのですがと。
そこから前向きにことがすすみ、しばらく登校しないことを決めた息子にオンライン授業を実施してくれることになった。
やっぱこうゆうことはきちんと伝えやなあかんね。
実施前には誓約書をてんこ盛り書かされたけど、その後、息子は7月ちょっとぐらいまで週に1~2回、担任の先生とオンライン授業をしてもらっていた。先生もオンライン授業ははじめての中で前向きに対応してくれて、勉強になりましたと言ってくれたのでよかった。
本当にお世話になりました。
そうこうしてる間に妊娠9か月へと進んでいきます。
もういよいよですよ。