[中間報告]英語力中級の日本人がポケトークを使って言葉の壁をどこまで突破できるのか?
◆はじめに
今年(2024年)6月から「新しい働き方LAB」というコミュニティに参加しています。
その活動の一環で「研究員制度」という、働き方に関わる様々な仮説を検証する実験企画があるのですが、第4期の研究員として参加した僕が選んだテーマはこちら↓
本記事では6月に始動したこの企画の進捗や予定について【中間報告書】という形でまとめました。
◆本実験の概要
この実験テーマを選んだ詳しい背景については前の記事にまとめてありますが、ここでは概要を簡単に振り返っておきます。
(前回記事「実験計画書」はこちら ↑)
僕は国内外を転々とするノマド生活を始めて4年目になりますが、海外で訪れる国には英語が通じないような場所も多くあります。
そんな場所では、ただ旅を遂行する「サバイブ」はできても、ローカルの人々との一期一会の出会いの中で言葉の壁が越えられない切ない思いも時に経験します。
そんな壁を突破する可能性を感じたのが「ポケトーク」!
世界74言語の翻訳に対応するほか、そのシンプルな使い勝手も相まって翻訳端末としては圧倒的なシェアを誇っています。
この信頼と実績のポケトークを携え、どんなことを検証するのか?
前出の実験計画書でまとめた「検証したいことリスト」がこちらです↓
◆これまでの活動記録
動き出し後しばらくは国内でこんな活動を行っていました。
① 国内の国際交流会に参加
国内でポケトークが使える機会を探し、国際交流のイベントなどに積極的に参加するようにしていました。
が、結果としてはポケトークを使う機会はほとんどありませんでした…泣
参加している外国人の方が日本語ペラペラだったり、中級レベルの自分でも英語でだいたいの会話は成立するもんで、あえて流れを止めてポケトークを登場させるチャンスが巡ってこなかったというのが今回の戦績。
② 海外での活動を計画
主なポケトーク活用の場として海外の「どこで」&「どんな」活動をするのかという計画を練っていました。
そして今回の渡航先をスリランカ・タイ・カンボジアの3ヵ国に決め、おおよそのスケジュールも決定!
※現地で予定している活動内容については後出の「今後の活動予定」パートに詳しく書きました。
③ ポケトークを仕事に活かす方法を考える
せっかくだから仕事にもポケトークを活かしたい!
ということで「Upwork」という世界最大級のフリーランスプラットフォームを使って海外クライアントへの営業活動を行いました。
目標としては、
というゆる~い敷居を設け、とりあえずプロフィールを埋めて気になるプロジェクトに応募しまくることにしました。
その結果、8月時点でシンガポールの企業さんからオンライン面談を経てデザインのお仕事を頂くことが決まりました!
◆今後の活動予定
9月から実際に活動フィールドを海外に移し、Myポケトークプロジェクトが本格的に動き出しました!
今回は各渡航先でのボランティア体験をメインの検証の場にしようと思います(※)。
というわけで、年末にかけてこんな予定で国を跨いだ旅に出かけきます!
【9月】スリランカ ←今ここ!
1カ国目はスリランカ!
個人的に初めての滞在となるこの国では、空港のあるコロンボ市内から遠く離れた山奥にてお茶の栽培や地元の若者支援を行うNPOで2週間ほどボランティアを行います。
そして、この記事の執筆時の僕は今まさにここにいます!
が、まだ滞在がスタートしたばかりなので残りの滞在を楽しみながら、ここでの経験は後ほどレポートにまとめます。
【10月】タイ
タイには以前に住んでいたこともある程、個人的には何度も訪れている馴染みの国です。
ここでも、首都バンコクからバスで約4時間半の田舎で、地元家族で営む園芸施設にて2週間ボランティアとして滞在させてもらうことになりました。
実験とは直接関係ないですがガーデニングの知識なんかもボランティアを通して学びたいな~なんて思っています。
【11月】カンボジア
タイの後はお隣の国カンボジアへ!
カンボジアではアンコールワットで有名なシェムリアップ・・・からやはり車で数時間の村が活動フィールドになります。
実は以前カンボジアを旅行した際にアンコールワットを日本語で案内してくれたガイドの方が、現地の子どもたちに日本語を教える活動をNPOとして行っていて、今回は彼のお家にホームステイしながら活動をお手伝いさせてもらう予定です。
【12月】最終報告書作成
全ての旅を終えたら実験結果を最終報告書として公開する予定です。
いちおう仕事もやってます
ちなみにデジタルノマドなので空き時間でしっかりリモートワークしています。
◆さいごに
さらっとスケジュールを書きましたが、日本を離れて仕事は続けながら数週間単位のボランティア活動に参加する、というのは【フリーランスという働き方】×【リモートワークの環境】が整った今だからできる貴重な経験だということを強く感じています。
ここから計画を本格的に進めていくなかで、各国で待ち受けている体験や、そこにポケトークがどう役立ってくれるかが楽しみです!
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