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転職活動ストーリー Ep.21(最終話)「12ヵ月の旅の終わり」
こんにちは。hopiです。
とうとう今回が最終回となりました。
涙涙ですTT(おいおい、自分で言うなよという話ですね笑)
はい、前回のおさらいです。
相談していくうちに、自分の気持ちが分かってくるも、
踏ん切りがどうしてもつかない。
だが、核心に迫った相談により、自分の志向がよりクリアに。
あとは自分との心の対話の末に、転職の決断に至る。
というお話でした。
それでは最終回を始めますね。
決断のあと
決断した私は、最終的な決断を、
お世話になったエージェントさん、企業さんにお伝えしていきます。
これもこれで、ブルブルと震えるものがあります。
「とうとう決断しちゃったよ~笑」という。
決断したといっても、この決断が正しいのか分からないわけですから。
そして、入社タイミングが凡そ判明したところで、所属企業に伝えます。
15年間お世話になった、言わば私のホームみたいなところに、
サヨナラをお伝えするのです。
これもこれで思う部分があったので、
また別の機会に書きたいなと思っています。
もうここからは引き返しはできません。
Point of no return。
最後に、相談に乗って頂いた方々にも伝えていきます。
ということで、ここまで掛かった時間を見てみましょう。
◆ここまでの転職活動の期間
職務経歴書作成 :1ヵ月
エージェントとのコンタクト活動:3ヵ月
コンサル求人への挑戦と敗北 :2ヵ月
転職活動の一時お休み :1ヵ月
再始動(スタートアップ中心に):2ヵ月
大手エージェントと勝負に出る :2ヵ月
検討と決断 :1ヵ月
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合計 :12ヵ月
12ヵ月の時間が経過していました。
本当にあっという間でした。
ここまで辿ってきた道のりは、
「紆余曲折」、「三歩進んで二歩下がる」、「行ったり来たり」、
こんな表現が近いかなと思います。
なんとなくデザイン思考の考え方とも似ています。
![](https://assets.st-note.com/img/1660098119827-DdBtqwkgiF.png?width=1200)
転職活動を通じて学んだこと
転職活動を通じて学んだことは、数知れず。
そのなかでも、代表的なものをいくつかピックアップします。
自分の価値観と志向
転職活動を通じて、自分と深層心理まで向き合うことができました。
これは当事者になって、その場に置かれないと、ここまで真剣に考えることはできないことだと思います。
以前お伝えした通り、大学院の授業等で、キャリアを考えることは沢山行ってきました。それはあくまで机上の空論であり、緊張感がまるで違います。
15年間1社経験でここまで来た私にとっては特にそうでした。
タイムリミットもあり、マジで追い込まれてました笑
この転職は、義務教育含めて、初めてレールから外れたんじゃないかなと思います。
自分の人生を初めて自分で選択したという意味で。
価値観は人それぞれ
当たり前の話かもしれませんが、価値観は人それぞれです。
生まれ育った環境とか、これまでの経験とか、
ライフステージによっても、変わってきます。
そこに正解はありません。
だからこそ色んな価値観に触れることができますし、
自分にとって新たな発見になるのです。
特にこういった人生に影響するようなイベントに対しての人の価値観は、
明確にそれぞれの色が出やすいです。
私は数多くの方々に相談してきてそれぞれの価値観に触れてきましたが、
これは転職活動をしなければ分からなかったことです。
同質の人間だけといつも付き合っていては、新しい気付きやアイディアは出てきにくいです。
行動することの大切さ
何より行動して経験することの大切さが、改めてわかりました。
経験したことでしか分からないことが沢山ありますし、
経験して初めて知れたことが沢山あります。
その証拠として、私は転職活動を経験したことで、
これだけ語れるようなっているわけです。
上手くいったことより、上手くいかなかったことの方が圧倒的に多かったと思いますが、それも全て経験になりますし、次への伏線となっていきます。
(それでもこれだけは言わせてください!何度も言います!
選考に落ちるということは、めっちゃショックです!笑)
そして、行動することで、現実を知り、
自分の立ち位置がわかり、それに向けて行動し、
少しずつできることが増えて、自信もついていく。
だから、行動することの価値を改めて知りました。
まだシーズン1が終わったばかり
はい、
これで私の3年後、5年後、10年後は、どこを切り取っても、
全く予測不可能なものになりました。
これは私が望んでいたものでもあります。見えない未来の方が楽しいので。
「気付いたら、全然想像もしていなかったとこにいるよ。自分でもびっくり。」
という感覚が気持ちいいのです。
今まで挑戦してきて良かったなと感じることの根本は、
そこにあるような気がします。
あくまで転職は一つの出来事でしかありません。
これからの私のキャリア、そして人生は続いていきます。
この決断が正しかったのかどうかは、これからの自分次第であります。
私が伝えたかったもの
こんなグズグズ転職活動をした人はどのくらいいるのでしょうか?笑
もう自分の価値ややりたことが明確な人からしてみれば、スパッと決めるでしょうし、なにグズグズしてるんだよと腹立たしくなるかもしれません笑
でも、私のように悩んでいる方が一人でもいるのであればと思っています。
それなりに地道に頑張って仕事を続けてきた方には、何か感じてもらえる部分があるのではと思っています。
そして、私のこのグズグズ転職活動ストーリーを通じて、
少しでも前へ踏み出そうと思ってくれる人がいればなと思っています。
私がスタートアップに行く意味は、実はそこにもあります。
私の所属企業で転職していく方々は、
皆、それなりの大企業に転職していきます。
そして、そのルートは所属企業の人間が活躍できることは既に証明されています。
だったら私は、新しい道にチャレンジし、活躍することで、
所属企業の方々に新たなオプションを見出したいと思った。
ということで、私の中で、もう一つミッションとなりました。
決して私は、
「皆さん、現在の所属企業から転職しましょうよ」と
言いたいわけではありません。
以前コラムでも書かせて頂きました通り、
私は日本社会の今後の継続と発展のためには、
人材の流動性は欠かせないと思っていますが、
今の所属企業が好きで、そこで成し遂げたいこと、叶えたいこと、貢献したいことがあるのであれば、今の所属企業で活躍していくのがベストです。
ですが、もし、世間の常識と、恐怖と、リスクで動けずに、
時間だけが経過していく方々がいるならば、あまりにも勿体ないことです。
人生一度きりです。
私の所属企業でもそうですが、熱意があって、仕事ができて、優秀な人間はたくさんいます。(むしろ皆、私より優秀です笑)
企業を超えて、全員で明るい日本の未来を作っていきたいなと。
そういう想いです。
最後に転職を決断するときは、
結局は「えいやー!」の世界のような気がします。
この「えいやー」のボタンを押すかどうかは、
その人に任せるしかありません。
私は、この転職活動ストーリーを、
そのボタンを押すか押すまいかの瀬戸際までにいくために、
一つの参考かつ、前向きになるきっかけになればと思って、
書いてきました。
ストーリーとしては、これで完結となりますが、
まだまだ書き足りないことがたくさんあります。
ペースは落としますが、それらも含めて、
あと興味関心があることも含めて、
これからも書いていこうと思います。
今まで読んで頂き本当に有難うございました!!
そして、これからもよろしくお願いします^^