見出し画像

歌をつくりました「残心」

いつも、前向きな言葉を発しようとつとめているところがある。
歌詞を作る時も。
でも、そうじゃないと思う時があった。

浮き上がってくる、過去の感情たちを
なかったことにして前に進もうとするのではなく
自分の気持ちを、しっかりと噛み締めて、味わいつくしたい。
文字に書いたり、時には気持ちに沿わせて、体を丸めたり、好きなポーズをとってみて。
どんな感情でも、逃げずにしっかり、向き合ってぎゅーと抱きしめて
味わい尽くすことだ。

そんなことを思っていた時にできた歌です。

YouTube版

SoundCloud版はこちら。



歌詞「残心」

春の丘のニレの木の
新芽を見たかい?
約束の

もしあなたにもう一度夢で逢えたら 何を話そう

秋の夕暮れ 鹿の声
読みかけの本の しおりの場所

靴跡に咲く めぐる季節
いつもそこに 確かに 君がいた

夏のうだるような暑さ
冬のグリーンの巻いたマフラー

帰り道でひろったは
暮れゆく空の ひとつぼし

遠く離れても 萌ゆる想い
ただ心があの日に還ってゆく

かけがえのない一部始終
振り返れば 確かに君がいた

春の丘の ニレの木の 新芽を見たかい?約束の
もし あなたにもう一度夢で逢えたら何を話そう

いいなと思ったら応援しよう!