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初めての親子留学 in New Zealand

 このnoteは、親子留学に挑戦することを決め、5歳になる息子と二人でニュージーランドへ大冒険に出発したときの記録です。出発に際しては、フルタイムでの仕事=これまでの延長線上での働き方を手放し、独立して活動することも決めました。息子にとって初めての海外で、どんな体験が待っているのか、全くの未知数でした。

 親子留学に挑戦することにした理由は、「もし何の制約もなかったとしたら、何がしたいか」と自分に問うた瞬間に降りてきたからです。目的は、これからの予測不可能な時代において、さらに必要となってくるであろう「多様性」の体感です。言語や価値観が違っても、「お友達と一緒に遊べて楽しい!」という感覚を持てたら素敵だなあとイメージながら企画しました。

 ニュージーランドでは、日本と違い、5歳から小学校へ入学します。そこで、息子が5歳の誕生日のその日から入学できるよう、日程を定めました。選んだのは、現地の公立小学校です。

 「英語」という点では全くのビハインドでしたが、現地の子供たちも「アルファベットを書く」のは初めてというタイミング。言語はツールの一つに過ぎないし、語学習得よりも大事なことを体感できたら嬉しいな、と楽観的にとらえていました。

 とはいえ、初めての親子留学。どうか、楽しい経験ができますように。祈るような気持ちでオークランド空港に降り立ちました。

 ここからは、日本への帰国便の中で書いたプチ振り返りをシェアしたいと思います。今、おぼろげに親子留学をしてみたいと思っておられる方の参考になれば幸いです。

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「一緒にいてくれてありがとう😊」
 帰国便の飛行機内で、隣に座る息子の横顔を見ながら、そう心の中でつぶやいたら鼻がツーンとしました。窓から差し込む光が息子の右頬に当たり、おでこから鼻頭までのなだらかな丘を描くようなライン上のうぶ毛が金色に輝いています。

 ニュージーランドでは、息子の瞳が煌めく瞬間を、たくさん見ることができました。とても幸せで、充実した毎日でした🍀オークランド空港で搭乗を待っている間、「もうちょっとニュージーランドに居たかったね!😊」とニコニコしながらも、日本に帰れることも嬉しそうな息子。

 その日の朝、アパートを出発するときには、一度乗り込んだ車から降りて、さっきバイバイしたばかりのお友達のお家の前に再び一人で走っていって叫びながら大きく手を振る息子の姿がありました。
「JJ、バイバーイ!! JJ、See you〜😊」

 私はビックリしました。
これまでは、ママと一緒でないとお友達のお家までは行かなかったのに。今日は日本に帰るから、心からバイバイを伝えたくて身体が動いたんだね🍀と。その光景はとても美しく、まるでドラマのワンシーンを見ているようでした。

 車に戻ると、
「JJは、ボクのこと大好きだよ!😊」
「また会えるかなあ」
と息子のニコニコが止まりません。lovely♥

 Happyと思える瞬間は数えきれないほどありましたが、親子留学に挑戦してよかったなと思うBest3は、次の通りです。

★言葉が通じなくても、育った環境が違っても
大好きなお友達ができて、
また会いたいって思える気持ちを育めたこと。

★青空と緑の大地と鳥たちに囲まれて
新しくできたお友達と思う存分、心と心で意思疎通しながら
跳ねたり走ったりswingできたこと。

★「英語が書けるようになった!」と
自信と自己肯定感がアップして
「ママ!書きたいから、紙とペンちょーだい!」と
嬉しそうに言うようになったこと。


 最初の1週間は登校時に嫌がるなど、本人なりに試練はあったけれど
大好きな野球をきっかけにクラスメイトとのコミュニケーションをスタートさせることができるなど、自分の力で乗り越えて素敵な価値を手にした
息子から、私のほうがたくさんの学びを頂きました。I'm so proud of you😊何だか、試練を乗り越えて価値を手にしていくことの大切さを伝える映画『The hero's journey』そのものだなあとも思いました。

 多様性を体感し、いや、そんな言葉なんて陳腐に思えてくるほど、
これからを幸せに生き抜いていく原体験ができたんじゃないかな〜と思います😉行ってよかった、行けてよかったと、心から思います。

 世界が落ち着いたら、きっとまた息子とニュージーランドに行きたいと思います🍀


☆Special Thanks☆

・息子のお誕生日の日(ニュージーランド入りして二日目)から毎日一緒に遊んでくれたお友達、ありがとう♡言語も国境も超えた瞬間に感動でした!
・学校で一緒に野球したり創作したりしてくれたお友達、ありがとう♡
・学校までの道を教えてくれた近所のおばあちゃん、ありがとう♡
・電波がつながらなくて立往生していたときに、私にかわって自分のスマホでUberを読んでくれた女神、ありがとう♡
・世界中から移住を決めてニュージーランドにやってきた素敵なご家族、お話を聞かせてくれてありがとう♡
・校門前の信号で困っていたら、息子を優しく抱っこして、さらに私の背中をさすってくださった女神、ありがとう♡
・顔見知りになったバスの運転手さん、毎回手を振ってくれてありがとう♡

心からの感謝を込めて。

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