志の継承～sioの鳥羽周作さんに出会って
過日
教育フリーランスになって東京に行った時、
1番行きたかった
鳥羽周平さんがオーナー兼オーナーシェフを
務めるレストラン【sio】に行ってきました。
このnoteを読んで感動したからです。
目次🔻
① コース料理のストーリーと人生ストーリー
② 価値を生み出すとは
③ 最後に
① コース料理のストーリーと人生ストーリー
コース料理にストーリ性を持たせる
この感性に
僕は人の人生ストーリーそのものを
重ね合わせました。
一見、平凡で平坦な人生の中に、その人にしか醸し出せないドラマがあり、そのドラマに人は感動する。
たしかに
sioで出てきた食材は
どれも高級でこだわっていて
美味しいのは言うまでもありません。
それだけではない良さを感じました。
コースそのものが生き物のようで、その日にしか醸し出せないストーリーを感じたのです。
このお料理は美味しいのはもちろん
余白はふんだんに用いて
お皿の良さを引き出しています。
さらに、はみ出した料理からは、
既存の枠にとらわれない
常に料理に新たなイノベーションを
起こそうとするエネルギーも感じました。
② 価値を生み出すとは
料理を超えた価値の1つに、
レストランそのものの雰囲気はカジュアルで
客層は20-30代の若者が多かったことです。
ランチのコース料理が
サービス料込みで約12000円ですから
決して安いものではありません。
お店に入る直前に
お店を通り過ぎるくらい
カジュアルは雰囲気でした。
そんなにカジュアルな雰囲気でも
本質的な価値を高めると
高級レストランにはない
雰囲気を醸し出せると感じました。
その雰囲気を作っているのは
料理のストーリー性だけでなく
料理人やホールスタッフの
多くが若手（僕にはそう見えました）
だったことにも起因します。
僕が初めに接客を受けた
ホールスタッフの若者は
調理の専門学校を
卒業したての20歳の男性でした。
料理の説明や料理を出すタイミングが
素晴らしいのはもちろんのこと
1番感動したのは一生懸命に
お客に喜んでもらおうとする純粋な気持ちや
いずれ自分のお店を持ちたいという
志あふれる姿でした。
以前
とあるオンラインサロンのイベントで
zoom上で鳥羽さんがこう語っていました。
「僕は常に若手を育てたいと思っているんです。幸せの分母を増やすこと。これが僕がレストランをやる理由です。だから、日頃からスタッフには自分の思いを語り続けています」
zoomで語っていた姿は、何の偽りもなく本当にそのままでした。
料理をしながら
常にスタッフに自分の思いを語っていましたし
若いスタッフにそのismが伝わっていたからです。
そして
鳥羽さんが1つ1つのテーブルまで足を運び
お客さんに丁寧に接している姿も印象的でした。
志はこうして継承されていくのかと
鳥羽さんのレストランに行って体感していました。
料理を超えた価値の2つ目に
レシピを惜しげもなく公開していることです。
昔は情報や知識に価値がありましたが
今やYouTubeやTwitterを見れば
情報や知識はあふれています。
僕は元中高の英語教師なので
教育に置き換えて語ると
いくら英語を習得する
ハウツー本を読んだり
カリスマ講師が見せる授業を受けても
ほとんどの生徒は変わらないのです。
なぜなら
情報や知識だけに価値があるのではなく
その場にしかだせないライブ感や息遣い
雰囲気などを体感することで
初めて情報や知識が生かされるからです。
sioに行ってその感覚が体感できました。
sioに来ないと分からない体験こそ
価値なんだなと感じました。
そして、鳥羽さんとスタッフとが
醸し出すチームの雰囲気にも
大きな価値を感じました。
共に歩み続ける
学び続ける
価値を生み出し続ける仲間がいるからこそ
自分の志やビジョンは生かされていくのです。
③ 最後に
僕自身フリーランスになり
エネルギーワークという学びを通じて
ここまで経験してきた知恵や志を継承するのが
自分が1番やりたかったことだと気づきました。
鳥羽さんの生き方を見て
志を継承するとはこういうことなのかと
心に響き渡りました。
ここから
縁した次世代や同世代に
知恵や志が継承できる存在になります‼️
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