【風の時代】歴史を振り返り、これからの流れを考察してみた。
今週のYouTube動画で少しお話しした内容ですが
歴史を振り返って、風の時代がどうなるのか、
さらに深めて考察したいな、と思います。
↓今週の星読み&雑談はこちら
風の時代を、歴史から振り返る
20年に1度起こる土星と木星のコンジャンクション
いわゆるグレートコンジャンクションが
風のエレメントで200年間続いていくことを
「風の時代」と呼びます。
2020年12月に、水瓶座で
グレートコンジャンクションが起こり
いまは、200年続いた「土の時代」が
終わっていくタイミングです。
もちろん、過去には
「水の時代」や「火の時代」があった訳ですから
まずは、歴史を振り返って、
それぞれの時代の流れを考察してみます。
大まかな年表はこんな感じです↓
1200-1400 風 鎌倉時代、モンゴル帝国
1400-1600 水 戦国時代、大航海時代
1600-1800 火 江戸時代、絶対王政
1800-2000 土 明治〜現代、産業革命
2000-2200 風 ネット、SNS、AIの普及
1200〜1400年頃 風の時代
この頃は、日本では鎌倉時代。
初めての武家政権が誕生した時代です。
最初は貴族を守るガードマン的な武士でしたが、
どんどんと武士の力が強くなっていったんですね。
鎌倉時代は1185-1333年なので
ちょうど風の時代ですね。
そして、おそらく
グレートコンジャンクションが起こったあたりの
1221年に「承久の乱」が起きていますね。
朝廷 VS 鎌倉幕府
朝廷のほうが有利かと思いきや
北条政子が
「頼朝公の御恩を忘れたのですか。
裏切っても構いませんが、
その時は私を殺してから行きなさい!」
というようなことを訴えて、
幕府が朝廷に勝ったという承久の乱。
なんか、めっちゃ風の時代っぽい!
一方、世界では、
モンゴル帝国の力が凄まじかった時代です。
なぜ、モンゴル帝国が凄かったのか、
ちょっと調べてみたんですが、
やり方がめちゃくちゃ天王星っぽいんですよね。
血のつながりや、宗教とは関係なく
優秀な人を集めて仲間にするスタイル。
馬の使い方がかなり合理的で、
戦略がシンプルかつ革新的。
シルクロードに駅を作り、
駅に馬を何頭か置いておくことで、
駅で馬を乗り換えてすぐに情報を伝達する。
このスピード感、めっちゃ風の時代っぽい!
モンゴル帝国は1206-1271年で、
東ヨーロッパの方まで支配してましたが、
1271年からは元に名前を変え、
さらに東アジアの方まで勢力拡大しようとしますが
1368年に明によって滅ぼされます。
年代は、まさに風の時代ドンピシャですね。
1400〜1600年頃 水の時代
さて、水の時代は、
日本では戦国時代(1467-1615年)
一言でいうと、
水の時代は、境界線があやふやになる時代。
ごっちゃごちゃのカオス状態です(笑)
あとは、宗教の問題も多発してます。
ドイツで宗教革命が起きたのもこの時代ですし、
日本にザビエルが来たのもこの時代です。
(ちなみに前々回の水瓶座冥王星はこの時代)
宗教以外にも「何を信じるのか」ということでは
1543年にコペルニクスによって、
地動説が提唱されたのも水の時代っぽいですね。
歴史をみると、本当に星の影響力って凄いな
って思います。
大航海時代なんて、まさに水の時代っぽい!
インドに行こうと思ったら
新大陸を見つけちゃうという
奇跡的なハプニングからスタートしましたが、
ヨーロッパの国々がどんどんと新しい国を見つけ
植民地にしていきました。
先住民族にしたら、
今まで大切にしてきた伝統が壊されて、
無理矢理、新しくされてしまった。
宗教がどんどん伝来していくように、
新しいものに塗り替えられてしまった時代です。
しかし、見方を変えれば、
世界が大きく繋がった時代でもあります。
1600〜1800年頃 火の時代
火の時代は、水のカオス状態から
やっとまとまってくる時です。
そして、火ということで
「リーダーシップ」を取る人が現れます。
日本では、江戸時代(1603-1868年)
火の時代の200年間、
ずーっと江戸幕府が倒れなかったのが凄い!
とにかく江戸時代は、
徳川家康が作った最初の仕組みが
めちゃくちゃ上手くコントロールされていた。
歯向かってきそうなやつは遠くに置いて、
さらに幕府直轄地を置いて監視。
参勤交代でお金を使わせたり、
5人組の連帯責任にさせたりとか、、
幕府以外のどこかに
権力が集中しないように
かなり計算されつくしています。
一方でヨーロッパの方では、絶対王政の時代。
特に、スペイン、イギリス、フランスなどで
王様のイメージが強いですよね。
絶対王政になった背景は、
大航海時代を経て、世界中に植民地を増やし
かなり力をつけていったことと、
百年戦争や薔薇戦争で
主要な大貴族が力を失ったことで、
王様の権力が強くなっていったようです。
江戸時代との違いは、
王様がワガママすぎるところかな(笑)
(もちろんワガママな将軍もいたと思いますが)
江戸幕府はパワーバランスを保てるように
かなり計算されているけど、
ヨーロッパの王様は、パワーはあるけど
長く続くようには計算されていないように思います。
あとは、ヨーロッパは
水の時代に宗教が強くなりすぎて、
火の時代でもその影響力がかなりあったんじゃないかな。
最終的にフランス革命が起こり(1789-1799年)
王様最強の時代は終わっていきます。
(前回の水瓶座冥王星のときですね)
火の時代は、
上手くリーダーシップを取れた人が
制する時代だと思います。
1800〜2000年頃 土の時代
日本では1868年まで江戸時代ですから、
土の時代に移り変わるのは遅かったんですね。
まずは、ヨーロッパで産業革命が始まるところから
土の時代はスタートしていきます。
生産性が飛躍的に向上して、
物が豊かになっていったと同時に
資本主義がどんどん広がっていった時代です。
1900年代には世界大戦にも発展して、
資源を求めて領土を奪うことが起こりました。
その戦争のきっかけも世界大恐慌という
「お金」ですよね。
戦争の背景でも、巨大なお金が動いています。
王様が偉かった時代から
お金を持ってる人が偉くなりました。
戦後からは、
資本主義vs社会主義の争いが起きましたが
社会主義は結局上手くいかず
「社会主義なんだけど、資本経済」という
システムになりましたよね。
(社会主義は、おそらく冥王星天王星の合の影響)
土の時代は、お金によって
確かにモノも豊かになりましたが、
2024年の現在では、特に若者を中心に
もう資本主義に限界を感じている人も多いと思います。
2020年に風の時代がやってきて、
お金を稼ぎ続けること、モノを生産し続けることに
もう限界が来ているんです。
さらには水瓶座冥王星がやってきます。
過去の水瓶座冥王星は
水の時代には宗教革命が、
火の時代にはフランス革命が起こっています。
さて、土の時代と風の時代の狭間でやってくる
水瓶座冥王星は、どんな破壊と再生をもたらすのでしょうか。
2000〜2200年頃 風の時代
では、これから始まる風の時代には何が起こるのか
まずは、もうすでに来てる流れからまとめると、
1990-2000年頃から
モノを作る会社ではなく、
IT企業がかなり力をつけてきました。
Google、Amazon、facebook、Apple、Microsoft
などですね。
2010-2020年頃から中国でも
Baidu、 Alibaba、Tencent、Huawei
といわれるテック企業が力をつけてきました。
Googleは、検索エンジン
Amazonは、物流
facebookは、交流
AppleやMicrosoftは、ツール
まさに風の時代っぽいですよね。
でも、まだ土の時代を引きずっているので、
それらの企業が莫大な利益を出して
トップクラスのお金持ちになりました。
この辺りが、本格的な風の時代となると
どうなっていくのかは、考察のしがいがあります。
そういったITサービスは確かに便利ですが、
個人的には、人の依存心を利用して
お金や時間を奪うシステムは
見直されてほしいところです。
インターネットやSNS、AIと
どうやって付き合っていくかが
風の時代の重要ポイントとなるでしょうね。
特にAIを使うことで、
多くの人があまりお金をかけずに
簡単に価値を作れるようになりますから
「お金」に対する価値観も変わっていくはず。
お金や価値を溜め込んでおくのではなく、
価値を循環させていく社会に
なっていくのではないかと思います。
また、前回の風の時代に、モンゴル帝国が、
民族や言語、宗教にとらわれずに
仲間を増やしていったように、
それらの課題と向き合っていかなければならない。
もうすでに移民が問題となっていますが、
風の時代は「移民」をどうコントロールするかが
肝となっていると思います。
なんでもアリで、権利をあげすぎると
犯罪が起きたり、差別が起きたりしますよね。
徳川家康がかなり完璧にコントロールしたように
風の時代が始まるこのタイミングで
移民と上手く付き合っていくためのルールを
しっかり作れたことろは、
かなりこれから長く続いていくでしょうね。
ということで、
今回は過去の歴史を振り返り、
風の時代がどうなっていくのか考察してみました。
歴史はあまり詳しくないので
調べながらまとめましたが、もしかしたら間違っているところもあるかもしれません!
全ての考察が正しいわけではないと思いますので
何かひとつでも参考にしていただければ幸いです♡
望月ことり
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