見出し画像

ホロスコープを整えることは、陰陽のバランスを整えること。

心理占星術カウンセラーの望月ことりです。

先日、水星逆行の影響なのか、久しぶりにタロットの方のYouTubeチャンネルにコメントをいただいたんです。

タロットのチャンネルは去年の4月頃から動画を投稿してないんですけど、
以前アップしていたショート動画がオススメに乗ったらしく、急に再生数が増えていました。

それで、久々に自分の動画を見返してみたら、、、

もう、びっくりするくらい猫かぶってました(笑)


完全に電話に出る声で喋っている自分にびっくり。

カードの読みも、ネガティブな意味のカードが出たらそのままストレートに伝えずに、一生懸命ポジティブに解釈して優しく伝えていました。

それはそれで、励みになった方もいたと思うし、
マイルドにしながらも伝えたいことは伝えているので、動画はそのままにしてありますが、
でも、今ならきっと違う伝え方をするでしょう。

当時の私は、陰陽の「陰」に、フタをしていたんです。


久しぶりに自分の動画を見て、
私はずっと「火星」を封印していた
ということに気がつきました。

火星は、怒りや自己主張を表す天体ですが、
それを自分自身に許可してなかったんです。

意見をはっきり主張したり、
怒りをあらわすことは、人を傷つけるダメな行為だと思い込んでいたので、人からの意見や怒りに対しても非常に敏感でした。

「主張=ダメなこと」って思っているので、
自分に対して意見されるというのは
「きっと自分がダメなことをしてしまったんだ」
という解釈になってしまっていたのです。

だから、
「この言い方が気に障ったらどうしよう」
「嫌な思いをさせてしまったらどうしよう」

そんな不安から、猫かぶった声で、常に優しいリーディングを心掛けていました。

今でこそ、猫かぶった声はしてないけど、
無駄に不安を煽らないことや、ネガティブな読みをするなら対策も伝えることを意識していて、
それは私の持ち味になっていると思います。

なので、火星を上手く使えない時期が無駄だったというと、そうではありません。
私の人生にとって、絶対に必要な要素だったでしょう。

しかし、自分の中で陰と陽がアンバランスのままだと対人関係で問題が起こりやすいのです。

陰陽マークをあらわす太陰太極図をみると
陰と陽は2つ合わせて円となり調和することが分かります。

さらに丸い部分は、陰の中にも陽があり、陽の中にも陰があることを表しています。
「完全な陽」とか「完全な陰」というのはないんですね。

それなのに、自分の中にあるネガティブな部分をなかったことにしようとすると、陰陽のバランスが崩れてしまうので、無意識のうちに誰かを通してバランスを取ろうとするのです。

逆に、陰陽のバランスが整ってる人は、対人関係でも陰陽のバランスが整っている人を引き寄せます。

ホロスコープでは、
月と太陽、金星と火星、木星と土星は
陰陽のように対になって働くので

これらのバランスが取れてくると、対人関係にも恵まれるし、自分のホロスコープを上手く活かせるようになります。

具体的には、
月と太陽は、プライベートと社会の顔です。
月ばかり使っていて、自分の太陽を否定している場合は、社会で活躍している人が羨ましく、
逆に太陽ばかり使っていて、月を否定している場合は、プライベートが充実している人が羨ましいのです。

よくあるパターンは、夫婦関係で見られます。

本当はもっと社会で活躍したいけど、夫との関係のために我慢している、とか
自分ばっかりが家事や育児をしているように感じて夫が腹立たしい、とかは自分の太陽のエネルギーをもっと認めてあげることが大切です。

あとは、同性でそれを表現している人が羨ましいと思う時があるでしょう。

例えば、月を使えてない人は、プライベートや自分の家庭が充実してる人が羨ましいし、
太陽を使えてない人は、バリバリ仕事をしてる人が羨ましいでしょう。

羨ましいと素直に感じられていれば、まだ大丈夫ですが、怒りや憎しみを感じる場合には、自分の中の陰陽のどちらかをかなり否定してしまっている可能性が考えられるでしょう。

では、金星と火星はどうでしょうか。
ここがバランスが取れていないと、最も対人関係で問題が出やすいところです。

私のように、火星を使うことを拒否していると
誰の心にも当たり前にある「怒り」に非常に敏感になります。

すると、金星が過剰に働くので、感受性が繊細になり、とっても傷つきやすい状態になるのです。

誰かのちょっとした言動で、いちいち傷ついてしまいます。

このようなタイプの人は、
「自分はHSPなのかもしれない」
と思うようになり、どんどん繊細になります。
(まさに、過去の自分です)

しかし、多くの場合、火星を上手く使えるようになるとHSP気質は治ります。

自分の中の「怒り」に許可を出せると、
他人の怒りもそれほど気にならなくなるのです。

恋愛では、自分が好きになった人には上手くアピールできずに、自分のことを好きになってくれた人と恋愛関係を結ぶ傾向があります。

金星が過剰に働いてるので、「受け入れること」だけをしようとするのです。
このようなタイプの人は、恋愛関係に発展したら、相手に言いたいことを言えません。

逆に火星が過剰に働いてるタイプの人は、金星ばっかり使ってる人に対して、最初は都合よく自分の要求を通すために使いますが、そのうち苛立ってくるはずです。
なんてったって自分が一番できない、もしくは自分自身で否定してしまっている女性性を全力で発揮してくるわけですから、攻撃したくなるのです。

都合よく相手の好意を受け取りつつ、相手のことを振り回したり、
甘い言葉を吐いたと思ったら、今度は無視や否定をして相手をコントロールしようとします。

いわゆるモラハラタイプの人です。

このようなタイプの人は、自分の仕事が上手くいってたり、恋愛のパートナーが途切れずにいるときは問題ないのですが(周囲にとっては問題ですが)

仕事が上手くいってないときや、パートナーがいなくなったときに大きく拗らせてしまいます。
個人的には、反社会的になるか、鬱っぽくなる傾向があるように感じます。

このように金星が使えてないと、
周囲との協力関係を築くのが難しくなるし

火星が使えていないと、
繊細で傷つきやすく、受動的なので、人間関係の中で悩みを抱えやすいのです。

火星が過剰に働いてる人は、そのエネルギーを上手く社会的な活動に結びつけて自己実現を目指すといい方向に向かうでしょう。

逆に、傷つきやすく悩みが多い場合には、
美しく綺麗な金星だけでなく、
自分の怒りや自己主張の火星を受け入れて、
火星の使い方を学んで行くことが大切です。

それが分からないから苦労してんじゃい!!
って思った方、安心してください。
私もそう思ってました(笑)

でも、最近【悪口ノート】という本を読み、
「これは、火星の正しい使い方術だ!!!」というものに出会いました。

悪口をノートに書いて、
自分の設定に気づく、という内容なのですが、
火星を上手く使えてない人は是非読んでほしい本です。


話が脱線しましたが、
ホロスコープを活かすことっていうのは
自分の中の陰陽のバランスを整えることが大切です。

自分の中の陰と陽、そのどちらかを否定してしまっていませんか?
どんな自分でも、受け入れて認めてあげることが出来るとホロスコープをもっと活かせるようになりますよ。

望月ことり
---------------------------------
YouTubeチャンネルはこちら

セッションのご予約はこちらから

いいなと思ったら応援しよう!