生理のおじさんとその娘
24日、NHKで気になるドラマがあった。
その名も『生理のおじさんとその娘』
昨日の夜は金スマで男闘呼組も観なきゃいけなかったから途中から見た。
ら、やはり面白かった。
ので、今日NHKプラスでちゃんと観てみた。
息子も途中少し見て「あー、これ、世の中の男性たちが見たほうがいいやつだね」なんて言いながら自分の部屋に行ってしまった。
…見ろよ…。
原田泰造演じる生理おじさんが自分の親だったらちょっと嫌だと思うけど、この嫌だなと思うこと自体おかしいのかもしれない。
私は、このnoteで自分の生理のことも何度か書いてきた。
書いてきたけど、書く時、アップする時には若干の恥ずかしさと戸惑いがあった。
生理のことを書くというのは、恥ずかしいという気持ちが少しある。
とはいえ、書きたい気持ちの方が強いので書いている。
お前の生理事情なんて知らんがな。そんなの書くなよ。と思う人もいるかもしれないけど、骨折した時の困ったこと第1、2位を争うほどだった生理問題。
ナプキン替えの大変さは書かずにいられない案件だったので、やっぱり書くでしょ。
しかも終わったと思ったのに、すぐまた生理になったなんてことが起きてしまったのだから、これはもうnoteに書くしかないでしょ、ってか、noteに書くために生理になったんじゃないかと思えるほどのネタになったと思ったしね。
去年の人間ドックの時も検便出来ずに困っていて、その話をしていたら、生理になって、生理になった途端めちゃくちゃ、う○ち出まくるもんだから、これも書かずにいられず書いちゃったし。
私のnoteには、う○ちに続いて生理の話がよく出てきちゃいますね…💧
これでも恥ずかしさと戸惑いはあるのよ😁
学生時代、生理の時ナプキンを持ってトイレに行くというのが嫌だった。
トイレに行くのにポシェットを持って行ったら『私、今、生理です』をアピールしているようなもの。
思春期の私にはそんなことは出来なかった。
思春期じゃない今の私でもポシェットだけ持ってトイレに行くことは出来ない。
なので、隠してトイレまで持って行くことになる。
私の学生時代には、今のように薄型ナプキンなんてものはなくて、制服のポケットに1枚入れただけでもポケットはパンパンに膨らんだ。
明らかに『ナプキン入れてまっせ』状態だ。
うちの中学では、登校したあと、制服からジャージに着替えるのだけど、そのジャージのズボンのポケットなんて、お尻部分についているお飾りのようなポケット１つだけだ。
そこにナプキンを入れていたら、丸見えだし、座ったり立ったりしたら、落ちてしまうので、役立たずのポケットだった。
さらに、ナプキンが1日1枚で足りるはずもない。
ってことは、カバンの中からゴソゴソやってトイレまで持って行くミッションがおこなわれることになる。
ってなわけで、トイレに行くときに、カバンの中のポシェットからゴソゴソとナプキンを1枚取り出し、袖口にシュッと入れて手を隠してトイレまで急いで行くのがお決まりだった。
このゴソゴソしてる姿は男子に見られたくなかったし、トイレは一階にしかないので、階段をダッシュで行かなくてはならず、トイレまでの距離がやたら遠く感じた。
あれ？夏はどうしてたんだろ？
お腹に隠して持って行ってたのかな？
ちょっと思い出せない…。
とにかく、隠して持って行っていた。
さらに、中学の時はトイレにトイレットペーパーが設置されていなかった。
なので、ティッシュも持って行かなくてはならなかった。
ちょっとした荷物だ。
う○ちの時はポケットティッシュ１つじゃ足りないと思っていたのは、私だけなのかな？
今でも思うけど、トイレにナプキンを置く棚を設置して欲しい。
中学のトイレに関してはトイレットペーパーも置いて欲しかったよ。
箱ティッシュを持って行ったら先生に怒られた。
謎の校則…。
話がちょっとズレた。
このドラマの話からしたら、このコソコソしたり、棚を設置することなく、女子は堂々と教室からトイレまでナプキンを持って行くのが当たり前の世の中になる方がいいのかな？
…いやいや、色々利便性とか考えてもトイレに棚を設置した方がいいはずだ。
あー、今思い出したけど、むかーし、若い頃飲み会に行ったときに、トイレに行くのにバッグを持って行こうとした女の人がいた時に、酔っ払った職場の男性が「あー、トイレにカバン持って行くってことは、今、生理〜❓」なんてことを言ってたやつがいた。
今の時代ではアウトだ。
こういうことを言う奴がいるから嫌なんだ。
「生理だから、機嫌悪いの？」
「イライラしてるね。更年期？」
こういうのをいう人も苦手。
…それ逆にバカにしてますよね⁉️って思う。
言い方とか言う人にもよるのかもしれないけど、これ言ってた人にいい人はいなかったから、そう思うのかもしれない。
そういえば、何年か前にテレビで、インドの生理事情についてやっているのを目にしたことがあった。
記憶が曖昧なんだけど、確かインドでは、生理になると、不浄なものみたいな扱いをされ、家の外に建てられた小屋みたいなところで過ごさなければならなくなったりしていた。
その環境はあまり良くなかった。
しかも1週間も10日も家族とバラバラに過ごさなきゃならないなんて、悲しすぎる。辛すぎる。
そして、ナプキンなどちゃんとしたものもなく、灰や新聞紙、不衛生なタオルなどをつけていたりして、病気になる女性も多かったとか。
そんな風習に疑問を感じた1人の男性が、奥さんのために、清潔なナプキン開発（だったかな？）や風習を変えようとめちゃくちゃ頑張った話だった。
インドでは、生理の話をするのはタブーとか。
そんな中、男性がナプキンのことや生理のことに力を注ぐことは、やはり理解はされにくかった。
嫌悪感を感じる人はたくさんいて、家族にさえ受け入れてもらえない日々もあった。
けど、彼は頑張った。
ナプキン開発や正しい知識を女性にも男性にも知ってもらう努力を続けた。
インドでは、清潔なナプキンを誰にでも使えるようになったり、生理中、離れに行かなくても良くなったのは、つい最近（100年も前ではなかった気がする）のことと言っていたので、驚いた。
ってか、きっと未だに古い風習は残っている気はする…。
確かこれ、映画になったような気もする…。
あ、あった。
『パットマン 5億人の女性を救った男』だって。
日本だって、授業で習ったとはいえ、まだまだ知識は浅いと思う。
今も女子と男子は別の部屋で授業してるのかな？
今は一緒なのかな？
知識だけわかっていても返って嫌な時もある。
さっきも書いたけど「あー、生理なのね。イライラしちゃうんでしょ」とか、「2日目だから多いんだね」とか。
言われるとムカついてしまうのは、私の心が荒んでいるからかしら？
生理なんてめんどくさいものなくなってしまえと何度も思った。
立ち上がる瞬間のドロッとしたあの嫌な感じとか。
あれ？漏れてる？とかズボン気にしなきゃないとか。
寝てても漏れが気になってしまったりとか。
バッグにナプキン持って歩かなきゃないとか。
旅行なんて、生理とぶつかったら最悪だし。
温泉に行こうとしても行けないとか。
ホント面倒。
今はお年頃で、私は更年期の部類に属するようになってきた。
まだ本格的なやつではないけど。
間隔が短くなったり。
長く続いたり。
量が多かったり。
…ってか、逆じゃないんかいっ‼️ってツッコミたくなる。
間隔が長くなったり、きてもすぐ終わったり、量が少なかったり。
友だちはそっち派なのに、私はその逆。
金かかるわ〜と思ってしまう。
あー、このナプキン難民問題。
これもね。
ドラマではチラッとしか言わなかったけど、ナプキン買うのも大変だよね。
お金かかる。
今は吸水力も上がってきているけど、その分、身体を冷やしてしまったり、余計な血まで吸っているとも聞いたことがある。
ポリマーがなんちゃらとかね…。
（肝心なこと覚えられないの…私…）
なので、私はなるべくオーガニックのものだったり、ノンポリマーを選ぶようにはしているけど、そうなると、少し値段が高くなる。
…早く生理なくなって欲しいと思うけど、なくなったらなくなったで寂しく思うものなのかな？
「女として終わったわ」とか思ったりするのかな？
まだそこまで考えられないけど…。
話がドラマからかなりズレてしまったけど、もしNHKプラスで観られる方はよかったら観てみてください。
娘役の子、可愛くて演技上手でしたよ。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
うちなる平和を💕
シュカポン🐼