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知性が思いやりの質を深めていく

自分の知能指数を知らない
願うなら、知能指数と知性は別物だと信じたい
知性は人の厚みや深さ、人間力の体積だと思う

今年の2月、メンタルを崩した折
レオ氏から俳句をもらった

「春雨や 身を擦り寄せて 一つ傘」
夏目漱石が正岡子規へ返した句
絶望して投げやりになった子規へ
漱石が寄り添う友情を示した俳句だったと思う

検索するまで、知らなかった
レオ氏から俳句をもらった時
知性は思いやりだなと感じた

言葉を受けとる側の心の負担を斟酌する
優しさや心配りは後から気づき
長く、深く、人の気持ちを慰める
知性が思いやりの質を深めていくのだろうか
弱った心をあたたかく包み込む

自分の価値観や正義の押しつけはなく
わたしの病状や世情を観察した上でのこと

知性は、お金持ちになる道具やいつ使う薬でもなくあまり実用的ではないので
磨くほど大事と思わない人がいても不思議じゃない

問題が起こったとき、知性と理性が発動しないと
感情論で動いてしまい、他人に迷惑をかけたり
空回りで終わったりする

知性には、何が前提条件かを分かっているから
相手が欲する思いやりが与えられるのね