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☆癒しのとき・宝箱☆

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是非、皆さまにもご覧になっていただきたい わたしの宝箱
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#ポエム

【詩のようなもの】ゆび

【詩のようなもの】ゆび

昨日は本当に忙しかった

頭を使って動くと言うより

体に任せて動いていた

そんな日は上手くいかない

考えて動かなければ

ならないことだって

幾らでもある

勢いで動いた結果

小学生以来の突き指をした

突き指をして気が付いた

意外と痛い

これはきっと整形外科方面の案件

困ったものだと

体に任せて動いたことに

酷く後悔したのだった

右手を突き指したのを

それらしく書いてみま

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【詩】judge

【詩】judge

強張った体をほぐすように

右に左に首を傾ける

僕はカフェでスマホを見ながら

人間不信に陥っていた

誰と誰が

誰が誰で

何も取り柄がない僕に

空から言葉が落ちて来た

ほんとうは悪いことをたくらんでいるのに

善人ぶる者たちのやり方に

ごまかされてはいけません

しかし

そういう偽善は

いつまでも隠しおおせるものではありません

今の僕にとってその言葉は

妙にしっくりと来て

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【詩】酸素

【詩】酸素

確かめようがなくて

酸素が足りない魚みたいに

口をパクパクしてる

世界が輝いて見えて

それが本物で

あって欲しい

光のある方へある方へ

子供の駆け足で

懸命に求めたけど

握って見ると

氷みたいに解けて消えた

僕の人生

はじめから何か破綻してて

周りにはいらないものばかり

並べてあり

欲しいものは得たくても

得られない

僕は何が欲しいかわからない

欲しいものをどう

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詩126 ゴールデンボーイ✨

詩126 ゴールデンボーイ✨

何しろ、ペアがいい。

ペアといいながら、ワンマンな奴は、ヨウナシだ。

誰かに、 何かを言われた訳でもなく、教わった、訳でもなく。

上へ 下へ。 かき混ぜる。

交互に 勝手に 縦横無尽。

意思の疎通 はからずとも、両者の仕事は あ うんの呼吸か。

その姿。

まるで、 ナスの炒め物に ふりかけた、かつお節のように揺らめき、 美しい。

本当の色は何色なんて、関係ない。

見えないゴールデ

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【詩】営み

【詩】営み

ベストは尽くしたい

必要な人間でありたい

それを認められたい

他のものには目もくれず

出し切れるものは

全て出す

どんなときも

どんなときも

認めてくれる人は

いつもいて

やればなんとなかなる

働くこと

嬉しいことに

恵まれたことに

足りないことは

日々学び

失敗を乗り越え

元のレールに戻ってくる

いろいろな困難も

年を重ねていくごとに

年中行事のように

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【詩のようなもの】紅茶のかおり

【詩のようなもの】紅茶のかおり

甘いもので糖分を摂取して

体調も落ち着く予定でしたが

見事に体温が上昇し

風邪薬を飲めばよかったと

絶賛反省中💧

今日は真面目に

風邪薬と温かい飲み物で

体を温めて

眠たくなくても

布団の中で

ゆっくりします

頂き物のチャイが思いのほか

本格的で

免疫力もアップしそうです

(チャイが体に効くかは不明笑)

皆さまも体を温めてゆっくりしてくださいませ🍀

それにしても

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【詩のようなもの】スイーツな

【詩のようなもの】スイーツな

チョコバナナクレープ

寒い日が続くと

知らず知らずと疲労を

ためてしまいます

そんなわけでドアップの

クレープです笑

疲れると糖分をとりたくなるを

体現しているの図です笑

きっとこれで疲労は解消できる

予定です🍀

皆さまも寒さには十分にお気を付けくださいませ🍀

【詩】Stream

【詩】Stream

セロハンテープでくっつけた

心情のまだら模様

半紙に浮き出た夜の気持ち

ミネラルウォーターを

上からかけ

居心地の悪い墨汁を

薄める

心躍らせる

色鉛筆の飛行船

下から見るだけでなく

乗って見て

下界を俯瞰する

そんな気分になる

世界が崩壊して

また生まれ変わる

恐れていても

何も始まらない

何かは終わって

消え去るかもしれない

それでも

新しいものに

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【詩】星の川

【詩】星の川

家にいる

苦いコーヒーを飲みながら

苦い日を思い出す

スイッチを押す

流れて来る曲は

心落ち着く安定剤

今日は甘いコーヒーを飲みたい

いつものコーヒーに

砂糖を加える

目を瞑ると

星々の川が流れる

皮膚からも感じる

幾層にも重なる

音の星

自分で作っていた

部屋の空気

濁らせていたのは

どこかの誰かではなく

持ち帰り

滲ませていた自分

希望通りにはいかない

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【詩】おん

【詩】おん

蛇がお札を持ちながら

近寄ってくる

手などないのに

見通しの良い丘に立って

一人手を広げて

景色を眺める

ここにいるわたし

蛇が涙を流しながら

お可哀そうにと近づいて

お札を置く

お気持ちはよくわかります

これで少しでも

心が楽になりますように

気にしないでください

私の勝手にやってることですからと

蛇の口上は滑らか

可哀そうではなく

爽快な気持ちで

風を感じて

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【詩のようなもの】夜景

【詩のようなもの】夜景

毎回次はないと思いながら、同じホテルを予約してしまう。
このホテルで気分の悪い思いをする率は100%だ。ホスピタリティを求めると痛い目に遭う。
ほらまた僕を大した人間じゃないと見下した視線で僕を見つめる。一回だけじゃないからきっとそんなスタッフばかりなのだろう。
偉そうなバッチを付けてる先生と呼ばれたり社長と呼ばれる風貌なら違う態度をとるのは見たくなかった。
ホスピタリティを求めるなら海が見える公

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【詩】Passion

【詩】Passion

花吹雪にも見える

数えきれない涙にも見える

確かなものはないけれど

丁度いいところをゆらゆらと

月の光に照らされながら

何かをつかもうともせず

感情を爆発させることなく

当たり障りのない空気に満足する

これでいいの?

一歩を出すのが恥ずかしくて

スタートラインにも立たず

どうせ出来ないんだからと

山ほど諦める言い訳を用意する

これでいいの?

誰にも嫌われず

誰にも優し

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【詩】Myself

【詩】Myself

テーブルの上にある朝食

ビタミン剤とトーストが一枚

流し込むための

インスタントコーヒー

ヒートテックの上にシャツを着て

ダウンジャケット

いつも優しくていい人と言われる

何があっても怒らないとも

自然にと言うより習慣のように

笑顔が出てくる

僕は物静か

そうかもしれない

誰かに対して

ネガティブワードを

言われたところで

かわすことが出来る

たいして気にもならない

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詩125 パンケーキ

詩125 パンケーキ

私は人。人の形になる。

別れ道。別れ道から聞こえる、 甘美なサウンドに酔いしれる。

一音ごとに、 感じる 愛。

かわりに私は、 吐き気を催す、 快楽を提供する。

入れ替わり 立ち替わり。

ぐるぐる ぐるぐる。 

ぐるぐるは、とまることが無い。

獣。

獣となった、私たちは、そのうち、バターとなって トロトロ トロトロ 溶け合って。

あとは、仕上げのハチミツを待つばかりだ。

フカフ

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