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☆癒しのとき・宝箱☆

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是非、皆さまにもご覧になっていただきたい わたしの宝箱
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#私の作品紹介

信仰の彼方に (悪徳薬剤師・美鈴の物語)

信仰の彼方に (悪徳薬剤師・美鈴の物語)

「神を信じないくせに、自分は信じられるですって? 笑わせるな。人間なんてさ、自分の力で生きてるんじゃないよ。他人や環境、過去の積み重ね——ありとあらゆるものから与えられた恵みをさ、自分の力だと勘違いしてるだけなんだから。ああ、本当に滑稽だね」

 女は嘲るような笑みを浮かべながら、処方箋に目を走らせた。その冷ややかな表情は、患者の命を預かる薬剤師の顔にはまるで似合わなかった。薬局のカウンターに置か

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【詩のようなもの】ゆび

【詩のようなもの】ゆび

昨日は本当に忙しかった

頭を使って動くと言うより

体に任せて動いていた

そんな日は上手くいかない

考えて動かなければ

ならないことだって

幾らでもある

勢いで動いた結果

小学生以来の突き指をした

突き指をして気が付いた

意外と痛い

これはきっと整形外科方面の案件

困ったものだと

体に任せて動いたことに

酷く後悔したのだった

右手を突き指したのを

それらしく書いてみま

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【詩】judge

【詩】judge

強張った体をほぐすように

右に左に首を傾ける

僕はカフェでスマホを見ながら

人間不信に陥っていた

誰と誰が

誰が誰で

何も取り柄がない僕に

空から言葉が落ちて来た

ほんとうは悪いことをたくらんでいるのに

善人ぶる者たちのやり方に

ごまかされてはいけません

しかし

そういう偽善は

いつまでも隠しおおせるものではありません

今の僕にとってその言葉は

妙にしっくりと来て

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『1,094日』ー詩ー

『1,094日』ー詩ー

この歌をBGMにお読みください💫

真っ白な雪に覆われた
あなたと愛したこの街
戻せない過去が
今も静かに眠ってる

ねぇ、起きてと
声をかけ
揺すってみる
過ぎた日々は
瞳を閉じたまま
深い寝息をたてる

あの日、あの時、あの場所
あの時の未来にいる私は
まだこだわっている
鍋にこびりついた焦げが
落とせないように

1,094日
明日の風を受け入れる前に
そう、明日の風を受け入れる前に
そう

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世界一しょぼいタイムスリップ|毎週ショートショートnote

世界一しょぼいタイムスリップ|毎週ショートショートnote

 近くのショッピングモールの「昭和にタイムスリップしよう!」という企画で、館内の一区画に昭和を意識した駄菓子屋が並んでいた。

 ――昭和って、タイムスリップって言葉が使われるほど昔なのか。

 何だか昭和が江戸時代や明治時代と並んでしまったようで、変な気分になる。

「あったあった、こんなお菓子」

 子供の頃、100円玉を握り締めて駄菓子屋に通った思い出が甦る。

 消費税なんてふざけたものが

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【詩】酸素

【詩】酸素

確かめようがなくて

酸素が足りない魚みたいに

口をパクパクしてる

世界が輝いて見えて

それが本物で

あって欲しい

光のある方へある方へ

子供の駆け足で

懸命に求めたけど

握って見ると

氷みたいに解けて消えた

僕の人生

はじめから何か破綻してて

周りにはいらないものばかり

並べてあり

欲しいものは得たくても

得られない

僕は何が欲しいかわからない

欲しいものをどう

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【詩】営み

【詩】営み

ベストは尽くしたい

必要な人間でありたい

それを認められたい

他のものには目もくれず

出し切れるものは

全て出す

どんなときも

どんなときも

認めてくれる人は

いつもいて

やればなんとなかなる

働くこと

嬉しいことに

恵まれたことに

足りないことは

日々学び

失敗を乗り越え

元のレールに戻ってくる

いろいろな困難も

年を重ねていくごとに

年中行事のように

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【詩のようなもの】紅茶のかおり

【詩のようなもの】紅茶のかおり

甘いもので糖分を摂取して

体調も落ち着く予定でしたが

見事に体温が上昇し

風邪薬を飲めばよかったと

絶賛反省中💧

今日は真面目に

風邪薬と温かい飲み物で

体を温めて

眠たくなくても

布団の中で

ゆっくりします

頂き物のチャイが思いのほか

本格的で

免疫力もアップしそうです

(チャイが体に効くかは不明笑)

皆さまも体を温めてゆっくりしてくださいませ🍀

それにしても

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【詩のようなもの】スイーツな

【詩のようなもの】スイーツな

チョコバナナクレープ

寒い日が続くと

知らず知らずと疲労を

ためてしまいます

そんなわけでドアップの

クレープです笑

疲れると糖分をとりたくなるを

体現しているの図です笑

きっとこれで疲労は解消できる

予定です🍀

皆さまも寒さには十分にお気を付けくださいませ🍀

『残光』ー詩ー

『残光』ー詩ー

優しい朝
夜の寂しさを
少しだけ胸に
青く光っていたのは
忘れたくないあの時

長い髪を
書き上げる仕草
馬鹿だね私
髪を切って
もう一週間たつのに

意味もなく
足の指を眺める
ラジオからのラブソング
耳をふさいでも
心はふさげない

✴︎✴︎✴︎
#詩 #poetry #lyric #私の作品紹介

【詩】Stream

【詩】Stream

セロハンテープでくっつけた

心情のまだら模様

半紙に浮き出た夜の気持ち

ミネラルウォーターを

上からかけ

居心地の悪い墨汁を

薄める

心躍らせる

色鉛筆の飛行船

下から見るだけでなく

乗って見て

下界を俯瞰する

そんな気分になる

世界が崩壊して

また生まれ変わる

恐れていても

何も始まらない

何かは終わって

消え去るかもしれない

それでも

新しいものに

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『朝を待つ』ー詩ー

『朝を待つ』ー詩ー

雪が落ちてきた
慌てたように落ちてきた
キタキツネは夢の中
私は言葉を
出したり閉まったり

遠くで聞こえる波の音
夜の輪郭を浮き上がらせ
冷たい夜は始まり
私は急いで毛布にくるまる

窓に書いた文字は
寒そうに浮かび上がり
どうしてで始まる言葉に
しょうがないと
私はつぶやく

✴︎✴︎✴︎

X投稿 #詩 #poetry #lyric #私の作品紹介

【詩】星の川

【詩】星の川

家にいる

苦いコーヒーを飲みながら

苦い日を思い出す

スイッチを押す

流れて来る曲は

心落ち着く安定剤

今日は甘いコーヒーを飲みたい

いつものコーヒーに

砂糖を加える

目を瞑ると

星々の川が流れる

皮膚からも感じる

幾層にも重なる

音の星

自分で作っていた

部屋の空気

濁らせていたのは

どこかの誰かではなく

持ち帰り

滲ませていた自分

希望通りにはいかない

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『隙間』ー詩ー

『隙間』ー詩ー

全て見なくて済む
ほんの三センチ程度の世界
近くのものは
素早く通り過ぎ
遠くのものは
少しの物語の破片を
見せてくれる

お前さんたちは
こちらを覗こうとはしない
いや
知ろうとはしない
紙幣が挟まっていたら別だろう
ギラリ光る宝石なら
シルクの様な美しい髪なら
アーモンドの様な瞳なら
笑い転げるほどの
幸せを手に入れられるなら
それなら別だろう

静かに朝を迎え
静かに夜を過ごす
静けさはひと

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