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理系東大生が世界史を本気で勉強してみた件(#1 センター解いたらいきなりXX点?!)
自己紹介
こんにちは!
簡単に自己紹介をすると、私は東京大学の大学院生で、
普段は、脳の研究をしたり、プログラミングの勉強をしたり、開発したりしてます。ガチガチの理系です。
センター試験は倫理政治経済で受けました。80点ぐらいでした。
世界史は中学か高校で習って以来ほぼ勉強していないのですが、最近になって興味を持ち、勉強しようと決めました。
目標は愚かにも、「センター満点!!!」
このnoteでは、僕がセンター試験の問題で満点を取るまで、どのような勉強をしたかなど、その軌跡を記したいと思います。
世界史を勉強しようと思い立ったきっかけ
はじめに、ガチガチの理系人間の私がどうして世界史を勉強しようと思ったかについて書こうと思います。
きっかけは、2冊の本でした。1冊目は「ハッカーと画家」2冊目は「サピエンス全史」です。
「ハッカーと画家」
「ハッカーと画家」の著者は世界で初めてWebベースのアプリケーションを作った天才エンジニアで、この本はそんな天才のエッセイを16篇まとめた内容になっています。
この本を読むと、天才の頭の中を覗き見できるような感じです。
常識にとらわれず、どう新しいアイデアを発想し、そのアイデアで世界とどう戦うかについての学びを得られる良書です。
著者についてはこちら(Wikipedia)
この本の中で、著者はたびたび世界史を引用します。
「シリコンバレーがアメリカにできたのは偶然じゃない。その理由は1450年のフィレンツェと同じだ。」
「工業化と中産階級の登場により、裕福になる方法が搾取から富の創出に変わった」
「1600年のオランダを裕福にしたのは、新しい造船技術と航海術だ」
などなど。
新しいアイデアを獲得するために、世界史を勉強してみるのも面白そうだなと思いました。
この本を読もうと思ったきっかけはこちら
Google Japan Blog 「エンジニアが厳選した 10 冊を、次世代のプログラミングを担う皆さんに」
「サピエンス全史」
そして2冊目の「サピエンス全史」
この本も面白いですね。多くの人に読まれていて、Facebookのマーク・ザッカーバーグやMicrosoftのビル・ゲイツもおすすめしています。
天才歴史学者の著者が最新の研究を踏まえて、「人類史」として世界を捉え直す本書。
この頭で考えていることは全て「虚構」なんて言われたら度肝を抜かれます。
内容については知ってる人も多いと思うので割愛します。
12分でサピエンス全史について知りたい方はこちら
【12分で解説】サピエンス全史|人類はウソに生かされていた
2つの本を読んで世界史への興味が爆発し、勉強しようと決意した次第です。
いざ勉強すると言っても何から手をつけていいか分からず、とりあえずセンター試験満点を目指してみることにしました。
「世界史を学ぶな。塩の歴史を学べ」と誰か偉い人が言っていたような気もしますが、広く学びたかったので、とりあえず塩に絞ることなく、縦の繋がりを意識しつつ世界史全般を勉強してみようと思います。
はじめにやったこと
はじめにやったのは、
1. 参考書の購入
2. 勉強時間の確保
3. とりあえずセンターの問題を解いてみる
です。
1. 参考書の購入
軽くリサーチしたところ、やはり最初は全体感を掴むのが大事らしいので、全体感を掴める参考書を買いました。
おすすめされていた「センター試験 世界史Bの点数が面白いほどとれる本」に決めました。メルカリで900円。
大学受験の時このシリーズの倫理政治経済の本にお世話になっていたので、懐かしさもありこの本に決めました。
また、世界史の縦の繋がりを意識するために、「東大の世界史27カ年」も購入しました。メルカリで1400円。
過去に、「東大のディープな世界史」という本を読んだことがあって、世界史の縦の繋がりを聞く東大の問題がとても面白かったので、東大の過去問が数多く載っている本書も購入しました。
経験上東大の二次試験の問題はとてもよく練られていて、解答を読むだけでも面白いのではないかと考えてこちらも購入しました。
2. 勉強時間の確保
とりあえず勢いで書籍を購入しましたが、どう勉強時間を確保するかも大事です。
と、かっこつけてみましたが、実はいま足を怪我して外出できないニートなので、時間は大量にあります笑
しかし、時間が大量にあると思って油断していると、ついついダラダラ過ごしてしまいがちです。
そうならないために、一日何時間勉強するかを決めました。
とりあえず3日間は、毎日3時間勉強してみようと思います。
3. とりあえずセンターの問題を解いてみる
さて、勉強の準備は整いましたが、書籍が届くまで暇なので、早速センター試験の問題を解いてみることにしました。
60点ぐらいは取れるかな〜とたかを括っていたのですが、
結果は、、、
100点満点中、29点!!!
ニク!ほぼ期待値!
ぶっちゃけ何も分からなかったです。センター試験って難しい。世の高校生はすごいや。
意識していこうと思っていること
意識していこうと思っていることをまとめておく
・まずは全体感を掴む
・特に縦に繋がり(流れ、ストーリー)を意識
・どうして成功/失敗したのかについての視点を常に持っておく
・毎日勉強する
・時間を決めて勉強する
・定期的にセンター試験の問題を解いて、モチベにつなげる
まとめ
エンジニアを志す若者の一人として、
・「ハッカーと画家」(Googleのエンジニアがおすすめ)
・「サピエンス全史」(マーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツがおすすめ)
この2冊を読んだことがきっかけで、世界史への興味が爆発
理系しか能がない(理系も能がない)私は、世界史を勉強することを愚かにも決意
目標は「センター満点!」
勢いで書籍購入したり勉強宣言してみたはいいけど、センター試験解いてみたら衝撃の
29点...(ほぼ期待値...)
ここから満点を取るまでどれだけの苦労があるか分からない。。。
が、とりあえずやってみる!
こんな感じでnoteも書いて自分を追い込んでみる!
(note書くのに2時間もかかってたら本末転倒やな...)
暖かく見守ってください!
リンク集
「エンジニアが厳選した 10 冊を、次世代のプログラミングを担う皆さんに」(Google Japan Blog)
「ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち|ポール・グレアム」(amazon)
ポール・グレアム(Wikipedia)
「サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 Kindle版」(amazon)
【12分で解説】サピエンス全史|人類はウソに生かされていた(YouTube)
「センター試験 世界史Bの点数が面白いほどとれる本」(amazon)
「東大の世界史27カ年」(amazon)
「歴史が面白くなる 東大のディープな世界史」(amazon)
大学入試センター試験2001年度問題