ようやく2022年初更新

スパロボのプレイヤーアンケートの参戦希望作品にPSO2と書きました。AISにマトイちゃん載せればいけるやろ。

…とか言ってたらもう2月じゃないですか!ごめんなさい!!
という訳で2022年1回目のnoteです!

もちろん何も考えてなかった訳ではなくて、何を書こうかしばらく考えてたんですが、最近ずっと体調不良気味でスパロボとソシャゲばっかりしてたのでそれぐらいしか話題がない!という。

…で、そのスパロボ30、先日ようやく本編クリアしました!!
(Switch版は序盤しかSS撮れないので今回はSS・画像一切ないです…ごめんなさい)
ちなみにここまでのプレイ時間はちょうど100時間ぐらい。
という訳で、今回は改めて本編をクリアしての感想みたいなものを書いてみようと思います。画像ないのでひたすらつまらない文章が続くよ!
なるべくネタバレにならないように書きますが、念の為ネタバレ注意!!
(もう発売から3ヵ月経っているので何を今更という話ではありますが…念のため…)

で、まず本編をクリアしての第一印象としては、「今作は、地味にスパロボというシリーズにおける大きな転換点かもしれない」ということ。

ではこれまでと何が違うのか。
そもそもこのシリーズは基本的に「(多少の分岐等はあれど)一本道のシナリオを順番にクリアしていき、ラスボスを倒してゲームをクリアしたら最初に戻って周回プレイ」というゲームシステムでこれまで30年ずっとやってきました。
ところが今回は、以前の記事でも触れた通り、シナリオが自由選択制に変わりました。もちろんストーリーの都合上ある程度の制約はありますが、『あとは各参戦作品のラスボスを片付けるだけ』という終盤になるとその制約もほぼ取っ払われて、自由にサブシナリオや経験値・資金稼ぎをすることができます。
以前のシリーズではサブシナリオや経験値・資金稼ぎは有料のDLC専用が多かったのですが、今回は(有料DLCもありますが)本編パッケージに最初からいくつか収録されています。
(またこれに伴い、難易度の調整もある程度自分でできるようになった、という意味での自由度も上がりました)

これにより、一見これまでと同じスパロボのように見えながら、「一本道のシナリオゲー」から「自由に攻略できる箱庭ゲー(に近いもの)」へと大転換しているのです。
そして、それはストーリー上にも反映されていて、『クリア後の世界』が存在するという、(私の記憶している限り恐らく)本編パッケージではスパロボ史上初の展開を見せ、文字通り永遠に遊ぶことが可能になっています。
(もちろんレベルや機体改造にはカンストがあるので、これ以上やっても無意味、という『終わり』は存在します。またこれまでのシリーズ同様に最初から周回プレイをすることも可能です)

もちろんシナリオ上では全体の黒幕であるラスボスを倒してめでたしめでたし、ではありますが、いわゆる『敵の残党』が残っていて、その掃討のために自軍部隊が(当面の間は)解散せずに活動をし続けます。
(そもそもこういう展開になるのがこのシリーズでは異例中の異例で、基本的にスパロボではラスボスを倒したら即自軍は解散してそれぞれの道を進んでハッピーエンド、になるので…)

時代的背景を考えると、純粋に『ある程度の難易度のゲームを攻略して楽しむ』という時代から、『好きなキャラや好きなロボットで楽しむ』時代へと変わっていった、という点が大きいでしょう。キャラゲーとしての側面も持つシリーズで、『クリアするには〇〇の育成・強化が必須』のように攻略の幅が限られてしまうというのはやはり不満が出てしまいます。
平家ニュータイプに非ずんば人に非ず』、『踏み込みが足りん!』、『第1話がいきなり水中戦』…そんな時代もありました…)

そんな中で、これからスパロボというシリーズが生き残っていくための1つの解決策が、今回の大転換だったのだと思います。
そもそもが2021年にもなって2Dゲームをコンソール機でフルプライスで出しちゃうようなシリーズです(過去に3D化の試みは何度かありましたが…以下省略)。正直売り上げもずっと右肩下がりのようですし、原作となり得るロボットアニメ自体が明らかに退潮しています。『30周年でキリもいいし、今回がコンソール機最後のスパロボになるのでは』という声すら聞かれます。
でも恐らく、それではファンも当事者も納得しないでしょう。

もちろん今後このシステムが引き継がれるのか、そもそも今後このシリーズがどうなるのかは分かりませんが、個人的にはこっちのシステムの方が好きかなぁ。だって折角ラスボス倒したのにストーリーまた最初からって面倒じゃないですか!?スキップできるし引継ぎあるから楽勝とはいえ!!

…と、大真面目に書いてきましたが。
ここからは雑感です!改めて念の為ネタバレ注意!!
・オリジナル敵勢力・ラスボスは個人的にすごく腑に落ちる感じがして好きです。終盤寄り道しすぎて危うくラスボスをワンパンしかけましたが已む無し。
・ただもう少しオリキャラを増やしたりして設定を踏み込ませても良かったのかなぁ、という気はします。この辺は過去にやりすぎて不評を喰らった反省で最近は全体的に抑え気味になっているので致し方ない点ではあるのですが…
・以前の記事でも書きましたが、シナリオが自由選択制になった影響か各参戦作品のクロスオーバーは過去作より薄めです。もちろん全くない訳ではなく、「そう来たか!」と思わせる設定や展開もちゃんと用意されています。ただなんというか、「もうちょっと絡められたのでは…?」と思う場面もいくつか…
・最近のスパロボの傾向に倣い基本的にどのキャラ・どの機体も強いですが、一時期リアルバニシング喰らってたとはとても思えない主人公機、悲願成就した(?)せいか自分も乗機も大爆走しまくるナイツマのエル君、実質主人公級が6人乗りとかいう別の意味で反則気味のファイナルガオガイガー辺りがトピックでしょうか。マジェプリのイズルは能力が微妙に噛み合ってないのと一時期のリアル不具合も絡んで文字通りザンネンなのが逆に◎。
・いちセガファンとしてはやはりDLCでのサクラ大戦!機体も避けてくれるし火力も十分、作品設定上ストーリー本編には絡め辛いですしこれでいいと思います。革命なんてなかった、いいね?(明後日の方向を見つつ…このせいかどうか知らないけどディライト解体しちゃったね…)
・逆に鉄血はやはり正式参戦で見たかったかなぁ。仮にもTVシリーズで4クールやってますし、ちゃんとコンソール機でストーリーやって欲しかった。みんなあのシーンボイス付きで聞きたいでしょう。やったら色々終わっちゃうけど。ここについては次回作以降に期待ということで。
・ストーリー後半になるといわゆる裏ボス的な存在が現れる(もちろんスルーも可能)のですが、「何でお前が居んねん!」っていう…でもあっちでの出番当面無さそうだしなぁ…
・でも何と言っても今作最大のトピックはやっぱりはやみんミツバ艦長でしょう。独自の強化システムと相まって進めれば進めるほど(色んな意味で)とんでもない破壊力に…彼女がいるだけでスパロボ30が出た意味があったというものです。

という訳でなんだかんだでクリア後に残ったサブシナリオとかだらだら続けてます!それではまたいつか!

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