見出し画像

実家の星空だけが欲しい

こんにちはこんばんは。
突然の謎タイトルで戸惑った方もいらっしゃるかも知れませんが、そこはあまり気にしないでください。読んでいけば分かります。たぶん。

気が付いたらGWも終わって5月中旬ですね。
私の書くものなので緩く気長に見守っていただければと思います。

そのGWですが、実家に帰ってごろごろのんびり…したかったのですが、なんというかあんまりそういうのが好きではない家族でして。
実家に帰ったはいいもののあちこち連れ回され、終いには帰りに中央道の大渋滞に嵌る(これは毎年のお約束ではありますが)というなんだかんだで慌ただしいGWになってしまいました。つかれた。

今日はそんな話をとっかかりに、あんまり個人的なお話はしたくなかった、ということもあり今までほとんど書いたり話してこなかったりした話を書いていきたいと思います。


そんな家族…というか両親に対して、私は休日はどちらかといえばごろごろしながらゲームでもしていたい!って感じの人間なので、まぁとにかく反りが合わない。反抗期はそりゃもう酷いもんでした。
(とはいえ、旅行は好きですけどね。たまに出かけるからいいのです)

ついでに言うと、両親は「自然豊かな場所で子育てをしたい!」とか考えていたらしく、かなり田舎にマイホームを建てました。最寄りの駅まで車で約20分。バスはありません(今はコミュニティバス的なものがあるようですがそれも1日数本です)。見渡す限り畑と山しか見えないような場所です。

…さて、そんな環境、そんな場所でオタク(=私)が育ったもんですから、かなり早い段階で「大人になったら絶対に都会で一人暮らしする!」と決めていました。今はネットがあれば大抵何とかなりますけれど、当時はまだ通信速度的にアニメ等のネット配信ができなかった時代です。必然的にこの道を往こうとすると都会に出るしかありませんでした。

話は脱線しますけれど、地方から若い人の流出が…みたいな話が度々上がりますが(つい先日も地方の自治体が消滅するとか何とかってニュースになってましたね)、娯楽だけはやたら多い日本という国では若い人が都会を目指すのを止められる訳がないと思うんですよ。今はネットがあるのでそういう部分の格差はある程度埋まってきてますけど、極めようとするとやっぱり東京に出ざるを得ない。極論ですが、例えば役者や声優のような芸能系のお仕事が東京以外で成立するでしょうか?(お笑い芸人は大阪でも成立しますがこれがほぼ唯一の例外でしょう。あとはローカルタレントみたいなケースもあるにはありますが…)
そこに対抗しようとするのであれば、それ以上の魅力を用意するしかない。でも地方では特に若い人が憧れるようなお仕事が少ない以上、どう頑張っても難しいですよね。
最悪、仕事内容が平凡以下でも給料がめちゃくちゃ高いとか休みがめちゃくちゃ多い、とかならそれは十分魅力になり得るし、来る人や留まる人はたくさんいると思うんですけど、逆に地方だからこそそれも難しいよね、っていう…

話を戻して。
そんな訳で私も大学進学を機に京都で一人暮らしを始めてから十数年、めちゃくちゃ苦労はしましたけども今は東京でちゃんとお仕事をしながら自分で生活できています。
休みの日は基本的にごろごろしながらゲームして、たまにイベントや買い物に出かけて。もちろん100%ではなくて、欲を出せばキリがないですけど、かなりの割合で昔夢見ていた生活を実現できている気がします。
やっぱり自分には都会で暮らすのが合ってるのかな、と。そりゃ両親とは反りが合う訳がないよね、という話です。


ただ、一つだけ、実家の方が良かったな、と思うことがあります。
それは夜空を見上げる時です。

これもほとんど周囲に話したことはないんですけど、一応、宇宙とか天文とかいう話はそこそこ好きなんです。最近話題のオーロラも一度は見てみたいものです。
でも、東京で夜空を見上げても、月と火星と(ギリギリ)一等星ぐらいしか見えません。(明るさ的には金星も見えるんでしょうけど建物が邪魔で物理的に厳しい…)
これが実家であれば、条件が良ければ私の肉眼でも四等星ぐらいまで見ることができて、ちゃんと夜に「星空」があるんです。
こればっかりは、実家で暮らしていた頃にもっとちゃんと見ておけば良かったなぁ、と後悔しています。
いつか高原のキャンプ場とかでやってそうな星空観察的なイベントに行ってみたいと思うんですけれども、その間の深夜アニメどうしよう、なんて考えが出てきてしまううちは多分行くことはないんだろうなぁ、と思います。


といったあたりで、ぐだぐだとエッセイ的につまらないお話を書いてきましたがこのあたりにしたいと思います。
次回いつになるか分かりませんが、またお会いしましょう。

いいなと思ったら応援しよう!