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ソニックフロンティア:クリア後感想!

はい!
先日クリアしました!

フィールドもほぼ全マップ埋め終わり、今は細かいところを埋めたり集めたりしている最中です。

今日はクリア後の感想ということで、いくつかポイントを絞って書いていきます。
直接ネタバレになる内容は書きませんが、終盤のフィールドやステージの画像を使っているので、念の為ネタバレ注意です!

◎豊富で飽きないフィールドギミック、作り込まれた電脳空間

基本となるアクション部分やレベルデザインは非常に良好です。この辺りはずっとソニックシリーズとして蓄積していたノウハウの賜物ですね。
ゲームが後半になるにつれ当然難易度も上がっていきますが、アクション自体が楽しいのと、もう一度挑戦したくなるような工夫がされていて、飽きさせません。
特に旧来式のステージである電脳空間はこれまでのノウハウが詰め込まれているので、シリーズファンの人であれば色々と挑戦しがいがあると思います。

◎美しいフィールドを駆け回る楽しさと工夫

今作の最大のポイントである美しいオープンフィールド。
そこをソニックで駆け回る、という遊び方が楽しいのはもちろんですが、このゲームで特徴的なのがフィールド上に散りばめられたギミック。

当たり前ですが、いくら景色が良くてもただフィールドを走っているだけではすぐに飽きてしまいます。このギミックによって、飽きずにフィールド上を駆け回ることができるようになっています。
(ただしギミックに乗った結果意図しない場所へと誘導されてしまうケースも多いので、目的地がハッキリしている場合は普通に走った方がいいです)

これは地味にソニックらしさを活かしたこのゲーム最大の発明なのではないか、と思いました。

△久しぶりに単純ではないストーリー、でも…

前回の記事でも触れましたが、ストーリーと世界設定、それに関わるゲームデザイン(ビジュアル的な意味ではなく、ゲームシステム的な意味で)が非常に秀逸で、違和感が全くありません。

そして、シリーズとしては久々に『エッグマンを倒さない』ストーリー。結局最後までエッグマンとは戦いません!(※ストーリー上で重要な役割を持っているので存在感はあります)
スターフォール諸島の謎を追っていくうちに、強大な真の敵の姿がだんだんと見えてくる…という構図は上手くできていて、ソニックシリーズで久しぶりに納得感のあるストーリーを見ることができました。

ただ一つだけ残念な点があって、これ元々は英語で脚本を書いてるためだと思うんですけど、日本語だと微妙に違和感を覚える表現や間の取り方がある箇所が時々見られました。
これはもう海外が主流のシリーズの宿命みたいなものなのである程度は割り切るしかないかも知れませんが。

△ボリューム不足感あり

私がクリアするまで約20時間弱。いわゆるAAA級のゲームと考えるとややボリューム不足感があります。
やり込み要素もない訳ではありませんが、正直モチベーションとしてはあまり持ち辛いものがありました。
オープンフィールドシステムの構築にかなり時間をかけていたようなので、やむを得ない部分はあるのかも知れませんが…

そして一番問題なのが、ラスボスあっさりしすぎ問題
「スターフォール諸島の巨神を全て倒した後、最後にその裏にいるラスボスに挑む」という筋書きなんですが…

ラスボス、QTE3回で終了。

「えっ、本当にコレで終わり!?まだいるよね!?」ってスタッフロールが流れている間もずーっと疑心暗鬼のままでいたんですが、本当にそのまま終わってしまいました…。
実質的には最後の巨神がラスボス扱いということになるんでしょうかね。
(ただ難易度設定は最高ではなかったですし、マップやギミックを全て解いた状態でもなかったので、諸々を条件を満たして挑めばまだ何か隠されているのかも知れませんが)

ただでさえボリューム不足気味なのに、最後がこれです。消化不良感が物凄いことに…!

△その他細かいところ

前回の記事でも触れたボス戦ですが、ゲームを進めていくにつれ『難しい』というよりも、どちらかというと『面倒』という印象が強くなりました。攻撃チャンスが少なくひたすら待っているだけの場面が多かったり、本体に攻撃できるまでに相当な手順を踏まなきゃいけなかったり…

ボス戦もそうですが、一部ミニゲームに関しても難易度や仕様について調整しきれていない部分が感じられ、微妙な印象がありました。

というか3Dアクションゲームなのに突然2Dシューティング始めないでもらえますか!?私この手のゲーム苦手なんですよ!!!
(死にまくりながら何とかクリアしましたが…)

フィールド上においても、2Dが苦手な私からすると「2Dに逃げている」と感じさせるギミックが後半になるにつれ増えていき、ちょっと微妙な感じになりました。
ギミックの配置や調整とかは2Dの方がはるかに楽でしょうし、このシリーズは2Dを求めているプレイヤーも少なくないですから仕方がないのですけれども…

◎まとめ!

簡潔にまとめると、

一部ボリューム不足・調整不足な部分が見られるものの、オープンフィールドを駆け回る爽快感・アクションゲームとしての完成度は非常に高い!

という感じでしょうか。ようやく久しぶりにしっかりオススメできるソニックの新作が出てきて一安心です。
遊んでいて楽しいので、まだまだ遊んでいきます!それではまた次回!

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