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初めましての人生振り返り、39歳ワーママ

初めまして。
大阪に住む39歳、
12月に共働きデビューしたてママです。

ブログなどがなかなか続かない不精者だけど
アウトプットの習慣を取り入れたく
noteを初めてみました。

アウトプットといえば
人生の目標を定めたくて
「ずっとやりたかったことをやりなさい」
という本で有名な
モーニングノートを2021年に始めましたが
気が向いた時に書く、という
細々スタイルの為、貯まったのは3年で
たった4冊。

見返しても、その日の予定だったり、
ルーティンをこうするだとか
こうなりたいああなりたいと、
似たような事が書かれていて、
頭の整理をしようと続けていたけど
為になったのやら何なのやら。

そんなこんなで、
自分について模索し続けていたけれど
長い子育てブランクを経て
12月から運良く良い会社に就職出来たので
ここに至るまでの経緯を、
自己紹介がてら書き出したいと思います。
よろしければお付き合い下さい🙇‍♀️

私は物心ついた頃からチラシの裏に
絵ばかり描いていて
暇があれば自分の描いた漫画を
家族や友達に見せていた。
高校生くらいからなんとなく恥ずかしくなり、
ぱたりと書かなくなってしまったが、
いつか年を取ったら
毎日絵を描く日々に戻りたいな
と思っていた。

文系だったがSEとして新卒入社した会社は、
残業の続く日々を乗り切って
落ち着いたタイミングで体調不良になり、
電車に乗れなくなってしまった。

当時は自分が心療内科のお世話になる事が
受け入れ難かった。
早い乗り物全般、一人では乗れなくなった。
息が苦しくなり気が遠のいてしまう。

もう歩ける範囲でしか行動できないのかと、
輝かしいはずの20代前半の現実に、
絶望的な気持ちになった。
頑張っていない自分には何の価値もない、
でも頑張れない、先の見えない暗闇の中で、
病気から立ち直った人の話を聞くと、
余計に苦しくなる日々を過ごした。
休職後、治りきらず会社を辞めた。

ただその後、すぐ結婚、出産と
ライフステージが変化した。
こんな状態の私を
受け入れてくれたパートナーや家族には
とても感謝している。
出産まで続いたつわりと体調不良を
どうにか乗り越え必死で子供と向き合い、
2年が経つ頃、
自転車にまた乗れるようになった時、
世界がきらきらとまた輝いて見えた事を
覚えている。

子供が幼稚園のタイミングで
少しづつ社会復帰を、
と思いパートを続けてきた。
キャリアが無い事がコンプレックスだった。
だけど一度体を壊して治るまで
時間がかかったから、
頑張りすぎない事も学んでいた、30代半ば。
このまま40代に突入していいのだろうか?
そんな焦りがありながらも自分の中のエネルギーを感じれずにいた。

そして世の中はコロナ禍に。
子供達は小学生になっていた。
パート先は幸いテレワークが可能で
続けられたが、孤独感が自分を襲った。
学生時代の友達も、ママ友も。
思い出話も子供の話も、
自分に自信がなく焦っていたので、
そこに時間を費やすのが
惜しくなってしまった。

『そもそも家族以外で本当に会いたい人が
自分にはいないんじゃないか』

そんな時にとあるオンラインコミュニティの存在を知り、
ここならきっと共通の価値観の人が集まっていて、
色んな人たちから刺激をもらって
自分を引き上げるエネルギーをもらえる!
そう思い入会した。

入会してから予想外に忙しくなった。
思っていた以上に
活発なコミュニティだったからだ。

メンバー同士の交流が推奨されていた。
自分を知ってもらう努力をすれば、もっと楽しめる場所だと思った。
フリーランスで商売をしている人や、
様々なプロの方が沢山いて、
自分みたいな社会復帰リハビリ中のパート主婦がここにいていいのだろうか、
と思うこともあったが、
心を折らずに自分を磨き、
そんな人達に受け入れてもらえる事が、
自分にとっての修行だと思った。

自分には何があるだろうと考えた時に、
眠っていた絵を描きたい気持ち、
文章を綴りたい気持ち、
楽器を弾きたい気持ち、
踊りたい気持ち、
それぞれを呼び覚まして
全てに挑戦していった。
レベルの差があれど
勇気を出してアウトプットする、
そうする事が喜ばれる
素敵なコミュニティだったのだ。

絵を描く楽しさを取り戻そうと1日1絵を始めた頃

子供が小さいうちは「何かをしたい」と
思う事を諦めていた。
思い通りにならない時に、
イライラしてしまうから、
自分の心を守る為に。
(子育て暇すぎて仕事していたというママさんも居たので、本当にキャパシティは人それぞれだと思う)

だから、自分の為にipadを買って
絵を描いてみたり
ウクレレを買って練習を初めてみたり
ダンスを習い始めて、
舞台に立って応援してもらったり
自分の為に、自分の我を出して
時間をめいっぱい使う事がとても新鮮だった。
いつかは子離れするから、
母としての自分から、
個としての自分に戻る。
そんな脳の使い方を
早めに練習出来たのかもしれない。

応募したロゴマーク。「キッズブランドみたい」とコメントもらった。
ipadでも30分と決めて1日1絵していた


世間的にはママが自分を出すことはまだまだ厳しい目線があるように思う。
だからそれを受け入れて
推奨してくれていたそのコミュニティの
優しさはとても貴重だったと思う。
そこで私も人と関わる自信を取り戻していった。

そうやって仲良くなっていくうちに、
プログラミングを再度勉強する仲間と出会ったり
仕事や勉強面でも
色々チャレンジさせてもらえた。
パート先でも、
仕事が出来るフリーランスの人に出会い
その人が私の事もすごく褒めてくれた
(これも本当に運が良かった)。

そうして自分は出来るかもしれない、
と思えてくると
パートの待遇に不満を抱くようになり
正社員にチャレンジしようと思えた。
時間の融通がきく
フリーランスへのチャレンジにも憧れたが
一度個人で仕事をさせてもらった時に
勤務時間が決まっていないと
頭の中がそれでいっぱいになってしまう
自分に気づいたので(スキルがないせいもある)
今はまだ勤め人として働く方が良いと思えた。

そうしてTypeという求人サイトに登録して、
ここなら背伸びしなくても、
今の自分でチャレンジ出来そうだと思えた所に
応募し2回の面接を経て、
運良く社内SEとして内定をもらえた。
登録してから決まるまで、
およそ2週間程度というスピード感だった。

12月から研修期間で働き始めているが
優しい人が多く、
大事にしてもらえていると感じている
一度は挫折したシステム業界に
無理せずチャレンジ出来ているのも
とてもラッキーだと思う。
もちろんまだまだ勉強しなければならない事は
沢山あるし
これから沢山パニックになったり
苦労したりすると思うが
経験を積んでいける事にワクワクしている。

大きな夢があるわけでもなく
積み上げてきた技術があるわけでもなく
体も小さく体力もない私だが
今、全てやってきた事に
無駄はなかったと言えるし
全てひっくるめて自分の個性だと言える。
不安だらけの人生だったが
ここから目の前の事で一つ一つ結果を出す事に
集中したい
スキルを身につけるには結局それしかないのだ。

noteでは日々の雑記や
勉強している事や
読んだ本のアウトプットしていきたい。
同じような人の経験も読んでいきたいし、
全く違う人の話も聞いていきたい。
そして落ち着いたらまた、
絵を描いたり音楽を奏でたい。
2024年、激動で、チャレンジングで、沢山の出会いと優しさに助けられた、とても良い年だった。
来年からもきっと沢山頑張れる。

長々とお付き合い下さり
ありがとうございました。
これから、よろしくお願いします。

忘れてしまいがちな、今を生きること




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