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フニーの台湾語講座

フニーの教育的なコンテンツは
台湾華語(中国語)だけではありませんでした。

台湾語に特化した回もあったんですね。

今の台湾の標準語は台湾華語(中国語)ですが、
もともと台湾で使われていた言葉が台湾語。
今から100年前の台湾の標準語は日本語でした。

今、台湾が本来の台湾になろうとしているところでもあり、
台湾としても台湾語の教育にも
改めて力を入れてきているようです。

台湾好きな日本人も、
台湾華語や台湾語の勉強をしたいですが、
日本には勉強する場所がないというのが現実。

YouTuber や Vtuber がこういったことをするだけでも、
多くの人に教育の機会を与えることになりますね。

この回では、甘溫甘蝦の説明をしていました。
甘溫ありがとうの意味であることはちゃんと説明していました。
甘溫は ㄍㄢㄨㄣ / gānwēn という発音になります。
肛溫という言葉もあり、
ㄍㄢㄨㄣ / gāngwēn という発音になります。
甘溫肛溫もカタカナだとガンウェンになります。
台湾語には文字がなかったので、
無理矢理当て字で表現していた背景があります。
ガンウェンという音を文字にした人によって表現(文字)が違うだけで
甘溫肛溫も同じ意味のありがとうです。
(ちょっと蛇足ですが、
 肛溫という文字をフツーに使うと笑われてしまいます。
 興味ある人は調べてみてくださいね。)

甘蝦は日本人の場合、甘エビ!?と思ってしまうかも知れません。
が、ここでも音が重要です。
甘蝦は ㄍㄢㄒㄧㄚ / gānxiā という発音になります。
カタカナにするとガンシャーです。
日本でも感謝(かんしゃ)という言葉があり、
意味はありがとうですよね。
感謝は ㄍㄢˇㄒㄧㄝˋ / gǎn xiè とう発音になります。
カタカナにすると、ガンシャーなのです。

つまり、
日本語のありがとう、
英語の thank you に該当する台湾語は、
以下のどれでもOKということになります。
甘溫 ガンウェン
肛溫 ガンウェン
感謝 ガンシャー

日本人でもちょっと勉強した人は、
ありがとうを伝えたい時に、
中国語の謝謝と言ってしまうかと思いますが、
台湾では台湾語で伝えたほうがいいですね。

そんなことも伝わってくる、
活きた台湾語が学べるコンテンツですね。


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