副汐健宇のFortune Wheel③
皆様、こちらに指を運んで頂き、誠にありがとうございます!
今頃、SMAPの前身グループだった、スケートボーイズの12人のメンバーの活動内容の詳細を知りたがっている、これでも東洋占術家の副汐 健宇(フクシオ ケンウ)です。
・・・そんな、占いの歴史よりも、どうしてもヤフーニュース芸能コーナーに目が向いてしまうような私の半生を、是非、是非、本当にお暇な時に、ボランティアの感覚で読んで頂ければ、これ以上の喜びはありません。
・・・②の続き、行きます。
黎明期のインターネットサイトが繰り出す姓名判断の、私の本名に対する答えに打ちのめされっぱなしで心理的な狼狽を抱えていた私は、一念発起して、4枚の、福沢諭吉がプリントされた、人類皆大好きな紙を掴みました。
「本場の、姓名判断の鑑定家に見て貰ってスッキリするしかない!」
2時間で、4万円・・・。
当時、しがない大学生だった私にとって、4万円はこの上無い大金でしたが(現在も・・・)それでも、背に腹は代えられないという感覚を孕み、しっかりと、信用信頼に値する姓名判断の鑑定家の方に、4万円払ってでも見て頂こうという決意を抱えたのです。
そこで、白羽の矢が立った鑑定家は・・・
②でも紹介させて頂きました、
安斎勝洋先生
当時、古館伊知郎氏が司会をされていらした「クイズ悪魔のささやき」(TBS)や、何と言いましても、伝説と化した「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ)で大活躍されていらした方です。ガッ!と大きな瞳をより見開いて鑑定結果を言い切る姿勢、その一方で、そこはかと無く漂う親しみやすさも相まって、この方に実際に見て頂くしかない! と思ったのです。
1999年、ノストラダムス大先生の予言が、やっぱり嘘だったと皆がそこはかと無く気付き始めた年の11月、確か、5日…
氏の品川に構えるオフィスで、二人きりで、顔を突き合わせて、細部まで、そして、私の家族や当時気になっていた女性のお名前まで、2時間、みっちりと見て頂き、結論から申し上げますが、4万円以上のものを頂いたと、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
生憎、隣のビルが工事中で、その工事音がくぐもって響いて来る事も多く、氏も「隣うるせえな」と、(もちろん、親しみを込めた感じで)なり、名前の画数に関する事以外にも、「青春」という名称の由来ですとか、占い師が本を出す事の意味、ですとか、・・・とても貴重なお話を頂いた事は覚えているのですが、細部まで今となっては覚えていないのが、とても申し訳無く思います。
安斎先生の書物は当然、事前に購入して読み込んでいた為、把握はしていましたが、そこで、改めて、姓名判断には、様々な流派が存在している事を知り、私が初めて衝撃を受けた、インターネットでの梅吉大先生(親しみ込めて申してます♥)の読み方と、安斎先生の読み方は明確に違うという事が判明しました。
梅吉大先生と安斎先生の、私の本名に対する読み方を比較しますと、やはり、最終的な答えが違う事が一目瞭然で、安斎先生の読み方ですと、ガッ!と、自信や希望を持てる答えを授かれました。具体的にどう違うというのは、(ググればすぐ判明するというのもあり)敢えてこちらでは控えます。決して声高に安斎先生の流派の方が正しいと主張するつもりはありませんが、自身の中で、それこそガッ!と、ビビビ(?)と来た方の流派をそれぞれがそれぞれのやり方で信じて行けば良いと思います。私は、安斎先生の流派を信じます。(私の本名は、安斎流姓名判断的観点でも悪い部分は多々あるのですが・・・父親は、姓名判断の本を読んで名前をつけたらしいのですが・・・その本にも今頃興味抱いています!)
当時、空虚に空虚を重ねたような学生だった私は、そこを見抜かれて、鋭い棘のある言葉でグサグサ心を抉られる事を覚悟して、諭吉さんを握って品川に出向いたのですが・・・・本当に、そこはかと無く明るい笑顔で、「フリーターにだけはなっちゃダメだよ」というくらいのお言葉で、本当に、二人だけで語り合えた事が、20年以上経った今でもとても希望に溢れ、貴重でかけがえの無いご縁だったと思っています。帰りの山手線は、当時好きだった某ビジュアル系バンドの曲をウォークマンで聴きながら、いつに無く軽やかな足取りで帰路に着けた事を、昨日のように思い出せます。
この体験が、直接、東洋占術家を目指すキッカケ、という訳では無いのですが、その後の、その時々の今を生きる上で、見えない糧となり得ていた事は確かです。今でも、安斎先生の鑑定を受けたという体験は、私の誇りであり、自慢です。
・・・そのような安斎先生も、2年前、2018年9月15日に、誠に残念ながら、鬼籍に入られてしまいました。
もしも、今でも、令和の時代を生きていらしたら、今まさに直面している新型コロナウイルスについてなど、どういう見解を抱かれるのか、お話をまた色々お聞きしたかったですが・・・この場をお借りしまして、改めまして、ご冥福をお祈り申し上げます。
安斎流姓名判断は、今でも、占いアプリ等を通して受け継がれているようで、改めまして希望が湧きますし、私も、今後も、折を見て、安斎先生に出会った際のエピソードを語って行けたらと思っています。
・・・ありきたりな自己紹介に終始し続けている現在の私のnoteですが、せめて、東洋占術家を名乗るまで、もしくは、名乗ろうと決意を固めるまでは、引っ張らせて(?)頂きたいです。本当にお手すきでお手すきでたまらない!という時に、是非、ご一読頂けたらと思います。
引き続き、拙さのデパートのような40の私を、何卒宜しくお願い申し上げます!
令和二年十一月八日 副汐 健宇
※画像の書籍
『姓名判断〜“安斎流”で運をつかむ〜』
安斎 勝洋:著 (説話社)
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