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2024年5月18日は38回目の結婚記念日(その2)〜焼き鳥とワインバー

(承前)

焼き鳥「まさ吉」を出て、足はパルム商店街の方に。目指したのは、ワイン・バー「Trio」。数年前、武蔵小山の「豚星」でよく食べていた頃、その流れで時々お邪魔したお店です。

店主一人でやっている小さな酒場。妻も気に入っている店なのですが、久方ぶりの訪問となりました。

お店に入ると、小学生の子供がカウンターに座っている。マスターが、「息子です。隣は妻」。時間もまだ19時過ぎたばかりなので、お二人もちょっとお店でリラックス。

ここのマスターは、かつてサッカーを真剣にやっていて、ブラジルに留学。指導者のライセンスも持っている方。うちの妻は「めっちゃ、格好いい」と言っています。

「息子さんもサッカーですか?」と聞いたところ、バスケにハマっていて、頑張っているらしい。マスターも、毎朝夕の練習に付き合っているとのこと。妻は、横浜BC所属で日本代表の河村勇樹のファンで試合観戦したことを話していました。

マスター曰く、夕方公園で練習していると、「うるさい」とクレームする人がいるそうです。警察に通報されることも。公園で子供がバスケの練習するのが「うるさい」とは。。。もっと寛容になりましょうよ。

息子さんは、「河村に負けないようガンバル!」と宣言し、お母さんと一緒にバーを後にしました。

小じんまりとした店、常連も多いので、自然と店全体で会話が盛り上がり。(大阪勤務の方がいたので)わが故郷大阪の話、マスターがいたサンパウロの様子、私が出張したコロンビアでちょっとビビった話、サン・セバスチャンのバル巡りの楽しみ、五輪に向けてのサッカー日本代表などなどなど。楽しいひと時でした。

考えてみれば、ここ10年近くは、私一人のみならず、夫婦でもさまざまな酒場に行き、そこで遭遇した人やすっかり親しくなった常連客と、楽しくグラスを交わして来ました。

焼き鳥〜カジュアルなワイン・バーと、結婚記念日にしては華麗さに欠けましたが、今の我々には心地よい宵だったのではないか、妻には確認してませんが、そんなことを考えた一夜でした


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