ブルグルを食べてみた〜手羽元と野菜の煮込みと共に
近所にKALDIがあるので、時々覗く。知らない食材、食べたことはあるが家で作るとは思っていなかった料理など、棚を眺めているだけでも楽しい。先日、目に入ったのは“トルコの国民食”とうたわれているブルグル。丸粒と細挽きがあり、お米やクスクスの代用になるようだ。ヘルシーフードとして、女性の間では結構有名になっている様子。
ブルグルは、挽き割り小麦を湯通しし乾燥させたもので、米粒大のパスタというイメージである。一方で、全粒穀物ということで栄養価は、パスタと随分違う。100g当たりのカロリーはスパゲティ370kcal、ブルグル340kcalとそれほど違わないが、糖質が26.7g vs 0.4g(前者がスパゲティ)、食物繊維1.5g vs 18.3g、タンパク質 5.2g vs 12.3g という感じなので、女性に人気なのもよく分かる。
ブルグルの調理はいたって簡単で、炊飯器でお米と同じ水加減で炊けば良い。お湯に30分程度浸しても良いようだ。少食夫婦にとっては、1合も炊けば2人前に十分である。炊き上がりは、お米のように粘り気はなく、パラパラの状態で、プチッとした食感が麦の粒を食べているイメージになる。
合わせたのは、鶏の手羽元と野菜の煮込み。玉ねぎ1/4、ニンニク、鷹の爪、クミンシードを炒め、香りが出たら、湯通しした手羽元4本、ターメリック、コリアンダーパウダーを投入。さっと炒めたら、乱切りにしたナス2本、ズッキーニ半分、トマト小1個、人参1/2、水3カップと塩を入れ、30分煮込む。グリーンピースがあったので、あと5分というタイミングで入れる。最後に、味をみて塩加減を調整する。
これをブルグルにかけて食べると、エスニックな感じのランチとなった。欠かせないのが、ハリッサ。チュニジアやモロッコの唐辛子ベースのペースト状の調味料。これもKALDIで手に入れた。これを肉に付けたり、スープに溶かしながら、ブルグルと食べると、アクセントがついて、美味しさが増す。
ブルグル、カレーを食べるときのご飯の代用も良いだろうし、検索すると、ご飯に少し混ぜて炊いたり、ピラフにするなどのレシピもある。便利な食材をゲットした