2023.7.12(マッチ)

昔なんかで読んだ、「職場でうまくやる」みたいなハック。

・あなたは女性社員。ある日、年長の先輩の女性社員が給湯室の流しに吸い殻を流しているのを目撃してしまう。
 「すみません」と見なかったことにしても、「やっちゃいますよね」と笑いにしても「詰み」の状況、どうする!?

みたいなことが書いてあった。答えは、「私って、いつも間が悪いんですよねえ」だそうだ。なんだそれ。

いつの記事なのかはわからないけれども(平成初期とかかな)、まじで喫煙者のマナーがそういうレベルだったとしたらたしかにいまこれだけ追いやられているのもまあ一部納得だ。渋谷とか、ハチ公前の喫煙所が撤去された直後、何もなくなった跡地に吸殻が散らばりまくってたものねえ。
思えばあれも大学の時だからもう5年、もっとか、くらいは前の話で、思い返せばその間に渋谷駅前もずいぶんかわった。あの緑の電車もないしね。なんだかんだで人間慣れてしまうもので、渋谷駅についてすぐ煙草を吸いたいとも思わなくなったし、緑の電車のないことにも特に違和感がない。

このところ日記書いてなかったな。なんか気力なくて。気力というか、まあ人と比べて、自分の日記なんて…となっていたのかもしれない。そういうことをしない、とにかく続ける、というのを自分に「課していた」わけだけれど、なぜそういう方針が必要だったのかというのを再確認している。人にもこうしなよと勧めていたけど実のところ、かなり個人的に必要な縛りだったわけだ。なぜ書くか、書いた方がいいから。なぜ続けるのか、続けるといいから。この日記の根元にはそういう思考停止がある。まあでもそれはそれで問題ないとは思う。

なんていうのかな。自分のやりたいこと、適性、それを実現しうる環境、ある程度見つかってきているのだから、それをやればいいはずなんだけど。まあ、それでも人がイケてると不安になる。やりたいことにしてはもうちょっとしっかりやった方がいい気もするし。

根本的な練習(リズム、タイミング、トーン)と並行して、フレーズももう少し入れたほうがいいなと思う。いずれにせよまたきちんとやり直さなければならなくなるっちゃなるが、音だけでも取っておいた方が後々楽になるのは間違いないから。

マッチがあまりまくっている。ただでさえ徳用のでっかい箱で買ったうえ、こまごまと商標もののマッチも通販で集めだしたので、もう向こう二年くらいもっちゃいそうな勢い。最近なんか普通に絶版になるマッチも多く、個人的に気に入ってたスウェーデンのマッチ(あきらかに黒人奴隷を図案にしているやつだ。いいのか?)も在庫限りということで、買っておかないとという気になったのだ。

「なんでマッチなの」とよく訊かれる。うーん。なんか、部屋にあのコンビニのカチカチいうライターが転がってるとやだな、と思うからかなあ。

それに、きょうび紙巻きたばこを吸うなんていうのはそもそも旧時代的な行いであって、一種のカッコつけともいえるし、それならばいっそのことマッチくらい持ち歩いてもいいじゃないか、というのもある。うーん。理屈だな。

なんか、かっこつけてると思われてはいけないような気がして理由を付けてきたけど、じつのところはなんとなく好きだからだと思う。古めかしいデザインも好きだし、つけるときの手ごたえも好きだ。BICのライターでもいいし、ジッポとかでもいいのだが。でもジッポはちょっと気はずかしい。ふたを開けるときのきーんというあの音が、なんかいかにもきざな感じがして。

以上が、出社して書いた日記。そのあとceroを観たりしたのだが、それは明日以降気が向いたら書く。

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