Threads抜書き2024.10.15

グラントグリーンとかも好きと言っていたのはなんとなくジャズに負い目があったからのような気がする もちろん好きではあるけど

あえて聴くならBoogaloo Joe JonesとかLittle Beaverとかの塩梅が好きかな

ギターやアンプを買い集めたりするのも良いけど自分がどういう音が出したくて何を知りたくて買うのかがわかってないとただのコレクションなんだよなあ。まあ買っていくうちにわかっていくこともあるけど、「買っていくうちにわかっていく」人はそもそもそのイメージを持っている、か、持ちうる人だ。俺はやっとある程度わかってきた。

付き合いの長い人というのはどうしても今よりもこれまでの蓄積みたいなところで相手を見てしまうから、相手が変化していてもなんとなくそれを認識しがたいのかもしれないなあ

なんか俺ってモノへの愛着が強そうでいてそうでもないのでギターとかもサッと手放せる(もちろん気に入った音が出るやつは例外)のはまあいいところだな

友達の家で飲みすぎて泊まって、翌朝なんか各々ダラダラしたりなんかやったりしてる時間ってたぶんかけがえのないものなんやろうな

日本人の丁寧な仕事ぶり、っていうの一般的には美点とされるけど、ある意味でそれは自己満足的でもあって、なんでもかんでも「丁寧」にやることにエネルギーとか意識取られすぎて本質的なところを見失ってるケースって結構あると思う。たとえばギター作りとか。

どうでもいいところはどうでもよく、重要なところは重要なのだが、すべてを丁寧に作業することはその優先順位を曖昧にしてしまう

メルカリエリートだからか、すべてのユーザーに通知がいくのか、アンケート依頼が来た。オンラインで1時間くらいのインタビューに答えると5000円分のポイントがもらえるらしい。今月は金欠だからそういうのもやるよ

借りたGibson Explorerで久しぶりにがっつりギターの掃除と調整やって楽しかった。パワーすごいから磁石アルニコ3あたりに変えてもいいなと思ったけどまあちょっと歪んじゃう、というかすぐ太くなる感じが持ち主の使い方にはあってそうな気がするし、あとやるとしたらキャパシタ交換(音がリッチになりうる)と、見た目上の都合でカバーつけるのと、くらいかな

キャパシタ変えるとしてなにを選定するか。あんまり中域強調よりはフルレンジで出た方がいい。まあ今のままでいいっちゃいいか

傾向としては前に持ってたアリアのレスポールに似てる。ギブソン系構造にかなりハイパワーなハムバッカーの組み合わせ…ただ、デカい分スケールのでかい音がする気もする。

でも一枚板だからかリアとかはカラッとする

エクスプローラ、エボニー?って言ってたけど木目的にたぶんローズだな。染色してると思う

この記事を読んで思ったが、いま(だに?)「モダン」とされるギターのスペックって80年代における「モダン=現代」からあんま変わってないんだな。慣例というか、それを表す言葉が現れてないだけだと思うけど。

いま「現代的」なエレキギターの音ってとっくにその"モダン"ではないというか

よく考えると、今はそもそもエレキギター自体がモダンな存在ではない。というか、エレキギターが「モダン」であり最先端だった最後の時代が80年代ということなんだろうね

つってもヒップホップとかDJの世界でももうクラシックって概念が現れているだろうし、こっから先なにが最先端なのかってわかんないよね、出尽くしてしまっているというのか

ということを実感させてくれたこの「モダン」なエクスプローラであった。

前に60歳くらいの若い頃イケイケだった女性と関わりがあったとき、ちょっとツッコミ入れる時の声の出し方とか特有だなーと思ってたんだけど、あいの里で出てきた同じ年代の人も同じ感じで、ああバブル期の人の特徴なんだって納得して面白かった

エクスプローラの調整で知見がまたできて、というか、自分の好きな方向が整理されて、ES-340をいい音にできた(ちょいキーンとくるくらい高域出る…けど出てないものは出せないから、出てた方がいい)

っつーか、ジャガーからエクスプローラばかりいじってたせいか急にES-340のフロントが出なくなって焦った。プッシュプルスイッチが微妙な位置にあったせいで、すぐ直ったけど。なんかこのギターそういうところあるんだよな。ほっとくとすねるっていうか…

基本的に自分はクリーンでしか弾かないので(多少オーバードライブさせるのもクリーンを太くするのが目的)キラッとさせる方向で調整するんだけども持ち主にとって何がいいのかはわからない

テールピースとか、ある程度緩める方向で調整した方がクリーンは豊かになるという持論があるんで、エクスプローラも一旦そういう方向で調整してるけども、もっとタイトな方がいいと言われたらまあそうする

ES-340をかなりハイ寄りにバランスとった。とはいえ倍音出せば低音も出る ただ薄めのパックだとかなり軽い音になる。

トーンの切り替えをできるようになるという意味ではいいのか?中域はかなり下がり気味。ただクラプトンみたいになると嫌だし、ギターはそもそも中域が出てるものだからこのくらいでいいのかも。

ExplorerってむかーしGrecoかなんかの弾いたことがあって、それもかなり印象は良かった。一枚板な分フェンダー的なカラッとした感じもあるっちゃあるし、デカいからかレンジ意外と広いし。

ペトロールズのライブ行ってあまりのフレーズの多彩さに天才だ!と思ったこともあるんだけど、今となっては長岡亮介のギターに何も感じない

吾妻光良さんのギターにも何も思わなくなってて(感想はあるけど)寂しいような不思議な気持ちだ

とにかく長らく俺はトリッキーなギターに目を奪われたし目指してきたけれど、音楽ってのはなにも手品やアクロバットではないしなあ

というと速弾きは嫌いなのかといわれそうだがイングヴェイのこの嘘みたいに大仰なインストとか結構好きでもある この人は感情表現というところまで行っていると思う

あと思い出されるのはLes Paulだけど、さすがにオリジネイターの一人だけあってレベルが違うと思うんだよな

晩年のあの超絶速弾きができなくなってからの演奏もいいし。

ジャガーのプリセットにオレンジドロップを突っ込んだのだが、明らかに無理ある入れ方にしてしまったのが気持ち悪くてまたビンテージのAEのセラミックを購入してしまった。850円

まあプリセットなんて最初からほぼ使ってないわけで、ここをわざわざビンテージにというのは凝りすぎというか夢見すぎだと思う。この辺にしよう。今後変えるとしたらメインのとこだけ。

80年代のギタリストの機材はそれまでへの逆張り、70年代はイギリスのギタリストの時代だが80年代はアメリカのギタリストの時代…

なんでそんなハードロック中心の話を聞いてるのかというとこでしかないが、逆張りって表現はなんとなくぴんときた

こういうこと最近ずっと言ってるけど、最近アコギも良くなってきたので機材の買い替えが本当に必要なくなってきてる ボスのトレモロもええしな

前はとにかくペダル嫌だったからリバーブトレモロついてるアンプ探してたけど、まあそんなんパッチでつないでACアダプターと一緒につけっぱにして上置いとけば良かった。リバーブは結構、ペダルとアンプでかかり方違うから気にしてたけどトレモロは特に問題ない

ワウはVOXとCrybabyがあって、どっちでもいいから適当に出して売れなかった方残しでいいやと思ってるんだけども、まあこの感じだと弾いたらどっちを残すべきかわかるかもしらん

「ラッカー塗装は木が呼吸できるからいい」みたいなトンチキはさすがに最近聞かなくなったな

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