2023.8.10(反動で死にそうだった日)

・きのうは順調だ! スッキリ起きられたし! と調子が良かったのだが、今日はけっこう会社にくるのがしんどかった。来たところで、なんかぼや~んとしちゃって、いまいちやる気が出ない。

・やる気って言葉いつからあるんだろう。

・たぶん二日前の日記のせいなのだが、どうもマインドが学生の時に戻っちゃってる気がする。すぐ何かにケチ付けたくなっている。

・師匠、というのもあれだし、メンター、というのもなんかいまいちなので、MentorのMを取ってMさんとするが、Mさんのグレコのストラトはいい音がする。豊かという感じではないけどバチンと前に出る音だ。安いギターだけど、それが彼の目指す音に合致していたので買ったのだという。

・俺のストラト(アリアの昔のモデル)はピックアップを換えたりしたのもあってかそれなりに上質なんだけど、基本的に奥ゆかしいというか、派手な音を出そうと思うとむずかしい。

・そういう話をしたら、「だから、自分の欲しい音がわかってきてからギター買うならいいけど、そうでないのに買っても無駄になってしまうのよ」といわれた。わかっていたことではあるが実感がなかった。というか、「自分の欲しい音」とはなんなのか、本当の意味で分かってなかったわけだ。

・俺だけではないだろうが、ギターをとっかえひっかえしたり、集めたくなるような人は、本質的には自分の欲しい音というのがなんなのかあんまりわかってない。それは、自分のやりたい音楽とは何なのかわかってないということでもある。とすればどんなギターを弾こうがしっくりくるわけがない。何が自分にしっくりくるのかということをわかっていないのだから。

・まあいまはMさんのストラトの音がいいなあと思っているし、前よりは自分の欲しいトーンというものがわかってきた感じもするけれども、でももっと先がある。欲しいものがちゃんとわかるときまで次のギターを手にするのは待たねばならないだろう。

・だいたい一年くらいで次のギター買っちゃう癖があるんだけど。向こう三年くらいは控えたいところだ。

・というかそんな頻繁に買ってるってことはやっぱりしっくり来てないってことだよな。

・まあ、とりあえずいまのラインナップでだいたいのことはできるし。とうぶんは自分の耳しだいだ。

・まー、買い替えたり、改造したり、いろいろとムダ金を遣ってきたけれども、「こうしたらこういう感じになる」って知識を積んでこれたのはよかったのかな。ただそれの向かう先がなかったということで。これからは耳もよくなっていくし、自分の欲しい音もわかってくることだろう。

・矛盾するようだけどAmpegのチューブアンプを購入したのはけっこうよかった。真空管アンプとしては割と破格に安かったし、出音も文句ない。そんなに弾いたことないが、LaneyのCUB12Rとか、FenderのBlues Juniorよりだいぶ音がいいと思う。しいて言えばトレモロがついてるタイプならもう最高だったけどなー。
・これより良いアンプ、というものがあんまり想像できない。というのはこのアンプが世界で最高だって意味じゃなくて、あんまり真空管アンプのことを知らないからだ。まあ何十万もするブティックアンプも弾いたことはあるけれど、なんか良すぎちゃって自分の音じゃないみたいだし、ビンテージでいい音出しても、自分の功績かよくわからなくなる。まあ結果的にギターでは、60・70年代の日本製、70年代のGibson、を持ってはいるけど、あんまりビンテージって感じじゃない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?