2024.3.28(バチギレた記憶)

なあんもしなかった。漫画読んでたくらい。コミックビームの99円セールでまとめ買いした「砂ぼうず」。これアトリエにあったなー。昔っぽい絵柄と下ネタのセンスが当時は合わなくて2巻くらいでやめたっけ。今は読めるけど、ゲスの主人公が女の乳をもむために奮闘して失敗〜みたいな「コメディ」はいまだにけっこうきついものだ。もっともそれに慣れる必要はないのだが…。

そういえば昨今大流行りの「葬送のフリーレン」も最近読んでる。あんまりそういうのを読まないようにしていたところがあるのだけど、心境の変化ですねえ。普通におもしろい。ああいうファンタジーの漫画をしっかり読むのも初めてかもしれない。魔王を倒した後の世界でその倒した張本人の魔法使いがゆるく旅をするみたいな漫画。主人公が強すぎるんで、ピンチっぽくなってもなんやかんやでうまくいくだろうみたいな雰囲気がずっとあって、その辺が新鮮、でもないが、今オタクにウケてるのってそういう要素あるんだろうな。しかし「また俺何かやっちゃいました?」ほどイヤミがない辺りがうまいというか、広い支持を集めているのがわかる気がする。まあそういうのが良くないわけじゃない。頭文字Dだってほぼ常勝だから。

ラーメンと餃子食ってコロラドに来ている。なんか常連しかいない。俺も常連ではあるが、去年からだし、特に周りと話したりはしない。でも本当はけっこうこういうところでコミュニケーション取るのは好きなんだけどもね。46歳のおっさんと長髪のイケメンが話している。歳食ってから学び直すために大学に行ったらパソコンがわからない、そしたら短大生の女の子に「私も全然わからなくて〜」と話しかけられた、連絡先でも交換したらよかったかみたいな話。イケメンは「いやーそれは、普通に次の授業行って正解でしたよ」とか、やんわり可能性を否定しようとしている。そうでもないか?とにかく、そこに入っていくのは無理だな。キモいし…。

去ったあと、別の常連に「よくしゃべる人ですねえ」と言われるそのおっさん。そんなのを眺めていたらまた例のボーカルがきた。まああえて話しかけることもないんで気づかなかったことにしておく。

関係ないけど、この日記どのくらいの人に読まれてるんだろ? だいぶ前だけど、読んでないと思ってた後輩から感想きたりとかしたからなあ。まあ、読まれてまずいことも書いてないけど。今は…。前はちょっと、知り合いに対して思うところとか書いていたこともあるが(良くないね)最近はそういうのはしてない。意外と読まれてたりするからな。まあそれはいいんだけど、いいねくらいしてくれたらうれしいんだけども。

世田谷には音楽関係者が多い気がする。地元ではギター背負ってる高校生さえあまり見なかったものだけど、このへんはDJだの、パーティ主催者だの。それに実際やってるかは知らないけどやってそうな身なりの人が多い。友達が本腰いれてDJやり出したのもこっちの方に越してきたのも大きいだろう。俺はというと、クラブにも行かないしブルースセッションなんかもないんで(ちょっと前に知り合いがホストやってたすさまじくレベルの低いセッションにはたまに顔を出していたが)、あんま関係ない。

自分のポジションって、大きく見ればカルチャー系なのかもしれんけど、オタクでもないし、サブカルでもないし、イケてるわけでもなく、あんまりどこの界隈でもない。そういうのを同世代の人とかと話してると思ったりする。でもまあ、いいんだけど。前に母に、おれはコミュニティにおいていつも周縁にいるようなやつなんだよね、と話したことがある。それもなんだか合ってるのか合ってないのかわからないがその時はそのフレーズが気に入っていた。

他でどうなのかしらないがコミュニティ運営そのものは少なくとも音楽の本質とは関係ないと考えている。そういうサークルの中にいることに汲々としていると大事なものを見逃す。しかしこれは多少力を入れてやっていることでもあって、それは俺が気を抜くとけっこう認められたりしたがる性格でもあるからだ。わりとキョロ充みたいなところがある。でも結局なじみきれなくて、大体結果的に「周縁」になるみたいなこと。まあなめられなければいい。

なめられたくないなあ。なめられることに対してすごい抵抗がある。一回仲良くなったジャズのやつに舐められたことがあって、おれはものすごくキレた。三日間キレ続けて、当時の同居人がうんざりするくらいだった。あとなんかライブハウスでガンバってる奴に「最近指で弾くようになってて、その方が反応速い気がするから」みたいな話したら「俺そういうこと言う奴バカだと思ってるんだよね」みたいなこと言われ、その時もめちゃくちゃキレた。あ、あと、三代前の彼女の友達のフュージョン野郎になめた口きかれて、それが遠因になって別れたりした。最近はそういうことは減った。まあ当時はコンプレックスの塊だったからね。薬も飲んでなかったし。

出る時にマスターに話しかけたら「こいつ喋るのか」みたいななんとも言えない顔をされてしまった。うーん…。

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