2023.3.15(貧乏暇あり)

金がない。

さすがにすでに口座が空っぽというわけではないのだがそれに割と準ずる状態に近づいており、同じペースでいったら数ヶ月も経たずにそういう状況になるということが実感としてわかる。

去年までは、いろいろあって家賃がかからない状態で、割と奔放にお金を使っていても大丈夫だったというのもあって、収入に応じた金銭感覚というものを育ててこなかった。そんなんでもそれなりに(たいして多くもないが)貯金があったのだけど、去年一年で引っ越し、翻訳の授業半年分、ギターやベース(それは、買ってんじゃねえよという話だが)やらなんやらでごっそり減り、そこから家賃が引かれるようになり、電気代は高騰し、と、はっきりとお金がなくなるようになった。まあそんなになるまでボケーっと生きてきたのは自分の責任というほかない。うー。

当面は、とりあえず親に泣きついてなんとかなりそうだが、こんな調子で生きていたら何もできない。せめて真っ当に昇給する会社に転職するか(今の会社は四年目だがほとんど昇給はないというか、なんだったら住宅手当が出ない分新卒時より低い)なんらかの副業をするか(しかしうちの会社は表向き禁止だ)して、いい加減自分の経済状況と真面目に向き合わないといけない。この調子では本当にスキルも何もつかないまま子供部屋おじさんみたいな感じになるかもしれない。そろそろ目を覚まして人生と向き合う時なのだ。つらいな〜。

とりあえず、自分のそういう…自分の人生を自分でハンドルする、きちっと仕事をやる、みたいなところが、自分の根本的な課題であって、それがどうにかならない限り歩は進まないことはわかっている。逆に言えばこれさえ解決すればかなり生きやすくもなる。どうにかなれーッ。そこを解決しない限りおれの人生はじわじわと傾いていく。どうにかしないと。

と、完全にダメになっていたのだが、友人と電話してなんとか気持ちが戻ってきた。とりあえず金遣いを改めること。転職なり副業なりを真面目に考えていくこと(環境を変えた方がいい気がするので、転職の方がいいかな)日々をなんとか機嫌よく乗り切ること。

酒を飲み過ぎるのは本当にやめた方がいい。今週はそれでだめになってしまった。

とりあえず、いまいちだめなときは、友人宅とうちを行き来して、レコードを聴いてみたり、本を読んでみたり、iPadで映画を見たり、銭湯に行ったり、公園で酒を飲んでみたり、散歩してみたりしようという協定を結んだ。これだけでずいぶん気持ちが楽になった。とにかく一人だとなんもできないところがあるが、とりあえず誰かが一緒にいるとその場への責任が生じるから、お互いなんかしようか、という動きが生じる。それだけでかなり救われる時間がある気がする。単純にメンタルが落ち込んだ時、話せる相手がいるとそれだけで助かるし。

しばらくはセッションだの飲み会だのもあんまりいけなさそうだ。こんだけ金がないと、もはや彼女を作ったりしている場合ですらない。家で本を読んだり、散歩したり、練習したり、金のかからないなりに豊かな生活をうまく志向していこう、今はそうしないといけない。そもそも収入は少ないわけで、もともとそうやらなくてはならなかったのだ。きち〜。でもまあ、生き方を変えればなんとかなるんじゃないか、と気持ちを転換できただけでもだいぶましだ。それすらできないと本当に辛い。

とりあえず前向きな気持ちになったところで、今日はおしまい。

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