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2023.1.23(きのうときょうの日記)

6時くらいに一度目が覚めてうとうとしながらスマホをいじるのが最近の常なのだが、今朝はあったかくしたおかげか、なんだかんだでよく眠ることができた。単純に寒かったのかもしれない。一時期、異様に体温が上がって汗だくで起きるということを繰り返していたので布団をあまり重ねたくなかったのだけど、どうやらその時期を抜けたのかもしれない。

とはいえ寝つきはあんまりよくない。そういうとき、ギターで適当にアンビエントの真似事をやって、配信してみたりする。昨日はフラットワウンドを張ったビザールギターでやったのがサウンド的に合っていたのか、わりと興が乗って1時までやってしまった。ふだんほとんど聞きにくる人はいないのだけど、今回は友達が聞いていてくれて嬉しかった。
別にブルースにこだわることなく、たまにこういうのを録ってみて曲にしてみるのもよいかもしれない。やりかたやクオリティにあまりこだわることなく。

大学の頃サークルで関わりがあった人のTwitterアカウントをたまたま見つけて、彼がSSWとして活動していたことを知った。彼は違う大学の先輩だったのだけど、いわゆるインカレというやつか?一、二回一緒にビートルズのバンドをやった。Please Please Meのアルバムを全曲やるというコンセプトだったが、途中でめんどくさくなって変な空気にしてしまったことを憶えている。

Spotifyに上がっていたので試しに聴いてみるか、というつもりが、ほとんど全曲聴いてしまった。知人(向こうが俺のことを憶えているかはわからないけど)というのもあるけど、全体に宅録っぽい音と素朴なかんじの歌、ところどころにうっすらと見えるビートルズっぽさ、が自分にしっくりきたのだろうと思う。よかった。
今週末ライブをやるらしいのでよっぽど行こうかと思ったけど、バンドの練習とバッティングしていた。残念。

これではほとんど昨日の日記になっているけど、まあべつに記録としてやっているわけでもないのでいいのだ。

いったん筆を擱いて、昼飯の準備でもしよう。



夕方。こうなると今日の日記だ。

昼休みに、『おもろい以外いらんねん』を読んだ。芸人社会のホモソーシャル的な風土を描きつつ、それに乗れないようで、確たることを言えない主人公、なんか間違っている気がするけど芸人ってそういうものだし……的な心情をうまく描き出している、というと、なんか浅い読み方のような気がして、自分でいやになる。たぶんテーマはそれだけじゃなくて、孤独な若者が道化を演じることで心の虚ろな部分を見ないようにしていること、その葛藤、が前述の芸人文化と関わることで……いや、ちょっと、まだまとめるには早そうだ。

この本を知り合いの中で最初に紹介した人は、先も言ったように理知的で、おそらくそういう男性社会とは距離をとっていたひとだった。読むにつけ、彼の前で俺はどんなに軽蔑されるような行動を取っただろう、と、勝手にしんどくなる。

やれやれ……

あしたは翻訳の授業だから課題をやんないといけない。


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