Threads抜き書き2023.12.15

結局おれは音楽についてはとくに、自分ができないのにグルーヴがどうとかリズムがどうとか論じたってしょうがなくねえかと思っている(できないのなら、正しく理解しているとはいえないだろう)。そういうひとを非難したいのではなく、自分はけっこう実際的なタイプだということ。

めずらしくジミヘンを聴いてる。この曲は好きなんだよな。一番というか、好きとまで言えるということでいえば唯一。ベースのリフがずっと繰り返されて、それとドラムだけで曲の骨子を作る感じは、発想自体はけっこうヒップホップ以後の音楽っぽいといっていえなくもない。というか、この感じが、か?
ギターは別になくてもいいというか…。Buddy Milesが歌っててギター何もやってない時の方がかっこいい。
ドラムのBuddy Milesはけっこう手数多いタイプだけど、もっとタイトな人だったらモダンになりそう。ただ、ghettoか?というと、なんかもう一つ違う気もする。

Threadsのおすすめ、ことによるとXのおすすめより酷くなってきた。Xはもうやってないけど。

各々の界隈の話法ってのがあるなあ。

正確さとか単語力みたいなところはわかんないけど、ネットでコメントする程度の英語の瞬発力はなんか前より上がってるな。meme見まくってる成果?

髪の毛がなくなろうと本来健康的には別に困んないわけで、AGAは「病気」です、なんて煽るのは、まあ色々考えても不正義だよな。

たとえば「発達障害は病気です」と広告を打ったとしたらどうだろう。さすがにそんなあからさまなことをする企業はないだろうが、実質的には近いことを社会全体でやっている。馴染まない人を排除するのも、禿げている人を嘲笑うのも社会である。そうして恥ずかしい思いをすることは自分の落ち度ではなく、病気だからなのかと納得することでいくぶん中和されるものはたしかにある(俺自身経験がある)。けれどもそもそもその傷は社会によって与えられたものではなかったか。そこに貼る「障害」とか「病気」といったラベル…絆創膏もまた社会に当てがわれたものだ。そんなのは、極端にいえばマッチポンプだ。

と、いささか鼻息荒く書いてみたが。自分とてハゲが恥ずかしいものという通念は内面化しているし、AGA治療薬だって飲んでるし、今日はエビリファイとコンサータとレクサプロを飲んでなんとか労働をやり過ごしたにすぎない。

文章がずいぶんのったな。こういうとき自分が言葉をあやつっているのか、踊らされているのかわからなくなる。文体からして違うし。

そういえば、前に三茶の古い居酒屋で飲んだ時同席したじいさんとジャニー喜多川の話になって、「ああいうのも病気だからなァ」と言っていたのがなんとなく頭に引っかかっている。なんでか?たぶんそれは、同性愛者であり、性犯罪者である、ということを「病気」という一言で引っくるめてしまっていると感じられたからだった気がする。同時にその「病気」には「異常」というニュアンスも込められていただろうし。

もはやThreadsの抜き書きより今書き足した内容の方が多い。もう日記もこの形式にしてもいいのかもしんないけど。まあいいか。形式整えようとしすぎると疲れるから。

疲れすぎて、普段は避けている家系ラーメンをかっくらい、罪滅ぼしのように歩いて帰っていたら腹が痛くなった。のでまたコロラドに来て、トイレを借りて、コーヒーを飲みながらこれを書いている。最近、退店時にマスターが「まいど!」と声をかけてくれる。なんだかうれしい。さて、抜き書き。

今朝どういう経緯か忘れたけど自分が悪いのに人の顔にパンチする(すぐ謝る)夢見たな。なんかそういう性向があるのを自分で恐れているように感じる。

これはー、すごくあるんだけど、疲れたので今日は長くは書かない。自分の身体の暴力性に俺は多少自覚的であり、歳をとるごとにそれを意識的に運用する(つっても脅したり、殴ったりするわけじゃないが、多少横柄な相手に横柄に返すくらいのことはする)ことがあり、俺は自分のそういうところを怖いと思っている。

ジョージ・ハリスンのビートルズ初期のロックンロール系の曲にみられる「ブルース風」(いまの感覚だとあまりそう思う人も多くないと思うが)ギター、ほんとに下手なんだけど、たしかに耳に残るフレーズではあり、評価が難しい。つーか、耳に残るんじゃなくておれがかつて聴きすぎてどんなんだろうと覚えてるという話かもしれないが。

彼のへんな響きのダブルストップとかはけっこう他で聞いたこともないようなのがあるけど、あれはどこからきてるのだろう。

今日はおじさんに研修していて、もともとやってる案件がぜんぜん進まなかったし、忙しいしで結構ワタワタしていた。ほんと疲れたけど、退勤ぎわにおじさんが「色々ありがとうございました」と丁寧に言ってくれたのは心に残った。おれ自身が適当に仕事しすぎなのはあるが、いまの職場でまっすぐ感謝されることってほとんどないから、これは素直に嬉しかった。いわゆる会社員っていうのはこういうのを糧に仕事しているのだろうか。

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