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2023.4.10(週末日記 前半)

ええと。いつから書いてないんだっけ? 4/7、金曜日からか。週末まるまる飛ばしてしまったわけだ。まあ、確実にいい週末だったし、そういう時は無理にその日に書かなくてもいいことにしている。しているというか、そういうノリになっている。


金曜もなんか悪くなかった気がするけどなにしたんだっけか? ――ツイートを読み返して思い出した。在宅だったので、ゆるゆるとやって、昼休みはすこし足をのばして隣駅のかねてより行きたかった洋食屋さんに行ったのだった。「オリジナルライス」という、ひき肉ときのこと玉ねぎ? を炒めたあと、チーズをのせてあぶったものをご飯にかけた料理を食べた。と書くと変哲ないし事実そのままの味なのだが妙にうまく、がつがつと食べてしまった。炙りの香りがなんというか絶妙なのだ。わざとらしくなく、うまくバランスしている感じで。

ついでに買い物と洗濯をすませ、たまっていた皿も洗った、のかな。たぶん。


夜はどうしたんだっけ。一人で酒飲んでたんかな。いつものごとくオモコロ観ながら。ああ、YouTubeにあったデルタ・ブルースのドキュメンタリーを観たが、白人の蒐集家のインタビューという側面が強くそれほどは面白くなかった。でもまあ、ひまなときにやることが一つ増えたのはよかったのかな。30分くらいのそういうのを観てみるっていう。


英語のリスニング力はたぶん年々落ちているのだが最近はYouTubeの自動字幕が優秀なのでなんとかなっている。でも難しい文章は最近はてんでだめだ。語彙力がない。


土曜。みょうに忙しい一日。

まず横浜で家族との昼食があった。モアーズの上のほうにある、まあせいぜい三十代までの人が来るような「日本酒居酒屋」だった。ご飯はまあまあ。でも日本酒はおいしかった。飲み比べというのを久しぶりにやったがはっきりと違う。

そのうちシカゴに行ってみたいという話をした。というかその話をするためにこの予定を詰め込んだわけなんだけど。マイル使ってもいいぞとお許しをいただく。助かる~。


そのあとカフェでコーヒーを飲んだが事務連絡が多く退屈したので適当に理由を述べてあとにした。

ついでに下階の黒澤楽器に寄って日本製フェンダーのジャガーを弾く。なんだかんだいっても普通に作りがいいんだな。特筆するほどおもしろくはないがきちんとしている。そういうのってだいたい、持った瞬間にわかる。これはガタガタだなとか、これはきちっとはしてるけどつまらない音がするだろうなとか。メキシコ製フェンダーはやはり少し粗い。でもたまに当たりがあっておもしろい。

ジャガーを弾いたのは久しぶりだった。六年前くらいに64年製を弾いた時、あまりにも凄いので他のビンテージも含めて5本くらい弾いて回ったことがあったのだが、その個体が化け物だっただけで他は普通だった。そういうわけで自分の中のジャガーというギターへの評価がよくわからないことになっていたのだけど、今回ひとつ「ああ、ジャガーってこういう音だな」という基準ができたように思う。ブリッジへの弦の進入角が浅く、ショートスケールなので、弦振動はゆるくポワ~ンとした感じが基本にある。そこにピックアップのヨークで金属質なニュアンスをプラスしている。まとめている、ではなく、添加している。構造そのものの音はこんな感じだろう。ここに個体とか木のクセが入って、とんでもなくぶっとい音が出たりもするし、そのまんまキョリキョリの音が出たりもする。正しく弾きさえすれば、細いわけではないんだけどね。そのへんの個体差についてはなぞだ。とりあえず今回は、日本製のかっちりしたつくりのギターだったので、その個体のクセみたいなものが少なく、こういう基本的な構造の音がよくわかったのだろう。


それをふまえて考えると……自分は、ジャガーは好きだけれど、ちょっとメインに据えることはないかもな。アームもそれほど使わないし。ストラトもいいのだけどちょっと自分には音色の選択肢が多すぎる。そうなるとテレキャスターか。結局慣れたものが一番いいっていう、面白くもなんともない結論。


ま・いいでしょう。オタクの話はこのあたりで。


その楽器屋からまっすぐ渋谷のスタジオに行った。練習内容についてのコメントは特にない。久々にES-340を持ち出して、JC-120に繋いだのだが、なかなか良かったのではないだろうか。しかしエフェクターボードは重いんで、もう持っていきたくない。フェイザーって思ったより使いどころがないよなあ。Small Stoneがそうなのかもしれないが、思ったよりかかりがえぐくなってしまう。歪みもあんまいらんかも、ということで今後はワウだけ持っていく予定。


わりとさらっと終わり、先日レコードプレイヤーを買った友人と渋谷のレコード屋をまわる。東急ハンズのあたりはなんか知らないがレコード屋がやや集中していて、ディスクユニオンやHMVもあるし、個人がやってるイケてるレコード屋もある。もっともそういうところはDJの人が掘りにくるところらしくて、自分みたいに50,60年代の音楽をただ聴きたい人向きではなかった。雨が降ってきたのもあり、そういうのは一軒でとどめて、結局ディスクユニオンで3枚くらい買った。ジミー・リードの企画盤、ファッツ・ドミノのベスト、ヒューストンのブルースのコンピ。よさそうだと思ったけど、案外そこまではえぐくなくてちょっと拍子抜けだった。聴き返したら印象変わるかな。


なんだかふたりしてすごく疲れてしまって、三軒茶屋で降りて中華屋に入った。これがまあ、すばらしく町中華で、一気にかなり回復した。線路ぎわにあって、外には赤いのれんと食品サンプルのショーケース、常設漫画はジャンプとサンデー(だったかな)、北斗の拳、ドラゴンボール、魁!男塾。なんか、あえて「町中華」に寄せてる?っていうくらいに完璧だった。もやしめんと餃子、ビール。餃子は野菜多めのあっさりしたもの、ビールはキリンラガーの大瓶。で、トイレだけはリフォームされていてめちゃくちゃきれいだった。スキがない。また行くだろう。


で、そのまま友人宅でふたりして買ってきたレコードを聴く。今回は彼のほうが当たりを引いたといえるだろう、ウルフやマディのお得なベストもよかったし、アート・ブレイキーのライヴ盤も素晴らしかった。ブーツィ・コリンズのソロアルバムも適当な感じで良し。酒を飲んでたので何を話したかはあまり覚えてないけど上機嫌で、大概酔っぱらったので泊めてもらった。

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