2023.7.19〜25

7/19
なんか六月くらいのつもりで、あー今年はもうずいぶん暑いね、みたいなノリで生きていたけどもう七月も十九日である。まじかよ。あっという間に夏終わっちゃうじゃん。まあ、この調子だと、九月いっぱいまでは暑そうだけれど。

工数の上限が決まっているのでなるべく手を付けたくなかった仕事にようやく着手した。在宅だと進まないことが分かり切っていたので出社の日に頭をもってきたわけだが。そういうことをしているので、今朝は嫌な夢を見た。いつものごとく、全然出てない授業のよくわかんないレポートの提出期限が目前という夢。これを見なくなるくらい自分が「ちゃんと」する日は来るのだろうか。まあ、会社員一年目とかに比べたら、よっぽどできるようにはなってきているから、できるだけ前向きに生きてはいきたい。

あんまり書くつもりなかったんだが弾き語り(ブルースの)の練習をしたい。ひとつ、自分だけで完結できる形で研究成果をモノにするというのが目的である。同じ曲を定期的にやるようにすれば、自分のレベルとかが観察できていいかもしれないし。

課題曲の選定に悩み中だ。メンター(師匠、というのは違うかも、ということでの新しい仮称)の人に相談してもいいのだが、なんとなく自発的な活動として、不言実行でやりたいところがあるので、今はまだ言っていない。何がいいかな。Jimmy ReedのTake Out Some Insuranceとか、イントロのlumpがかっこいいしいいかもと思っているけど、難しいからねえ。(Johnny Burginもいまいちできているといいづらい)

そもそもバンド形態の曲をギター1本、ないし2本の形に直してしまっていいのかというのもある。そこいくと、Jimmy RogersとLeft Hand Frankが二人でやってる音源なんかもあるのだが、Left Hand Frankがああいう人なので結構がちゃっとしてて難しい。

まあ、こういうの急いで決めてもできないんで、ゆっくり決めていこう。

仕事が結構つらい。時間もあんまないのと、よくわからない。いつも期限とかはわりとゆるいのだけど今回は見積もりが出ているので8日で絶対にやらないといけない。でも結構荷が重い。うー。こればっかりは在宅ではできなさそう。終わるまで出社するか。。。いやだな。

7/20
暑い。なんでかっていうと、いきなり矛盾するようだが結構今日涼しいんじゃないか、あえてエアコンなしで過ごしてみるのもいいんじゃないかと、扇風機と窓開けと打ち水だけで頑張っているからだ。結果としては、まあ最近の猛暑に比べれば涼しいとはいえ夏には変わらないため、汗だくでパソコンの前に座ることになってしまった。

ああそうそう、冷感スプレーも試している。服の上からかけるやつ。一年目の時のつまんない同期がしきりとシャツクールはいい、いいと繰り返していて、アホか、と思っていたのだが、実際使ってみると結構効くようだ。ごめんな。でもメントールで涼感を出しているだけのような気がするので、あんまりこれを多用してると熱中症になるまで気づかないなんてことが起きるんじゃないか?
まあ、前に少し書いたけど、このくらいの暑さなら耐えいでかというか、夏という季節を感じるために多少の我慢はしてもいいじゃないかと思う。せっかく風鈴や蚊取り線香があるのに、窓を開けないのでしばらく使わないでいた。今日は存分に夏してやる。まあ仕事するだけなんだけど。

普通の七月の暑さって、本来これくらいじゃなかったろうか。もはや子供の時の夏がどうだったかも思いだせない。当時は夏だろうとたぶんチャンバラだ、山遊びだ、と繰り出していたはずなので、さすがにもう少し涼しかったんじゃないのか。いくら子供といえども。今くらい暑かったら倒れていた気がする。

今の家にあと何年住むんだろう、と、畳にしみがついたり壁紙に傷がついたりするたびに思う。家自体はとても気に入っているから何年でも住みたいのだけど人生って何が起こるかわからないからね。たとえば妹が留学する話があった(留年して立ち消えになった)けど、その間車いすの母はどうするつもりだったのかな。そうでなくても同棲とかまたすることになったら今の家は出なきゃならない。それはそれで楽しいのは知っているけど、今の暮らしが好きだ。

友達が、この間「今の自分が一番いい感じだし、魅力的だと思う」みたいなことを言っていた。それはおれも(自分にたいして)そう思う。まあ過去一太ってるけど、人格的に。人の話をちゃんと聞けるようになったし、面白くないユーモアで人を困惑させることも減った。自分なりに取り組んでいることもあるし、コンプレックスも減ってきている。たまに爆発することもあるけどある程度それに自分で対処できるようにもなっては来ている気がする。

先日上野の地下街に行った。久しぶりに行ったけれどあんなに異国感あったっけ。興味深い食材やお菓子があったけれども結局一番入口に近い店で売っていた飲み物の類ばかり4本買ってきた。今にしてみると観光客向けだろう。内訳は、グアバジュース、ココナッツ〃、マンゴー〃、それにサン・ミゲル・ライト。これは高校の時留学で行ったフィリピンで飲んだビールだ。飲むのはそれ以来。当時のそっちの値段で60円だか、60ペソだかで、とにかく安かったのを憶えている。具体的に言うとたしか水より安かった。今回は550円。まあどう考えてもあの市場にいた本場の人たちは買わないだろう。普通にスーパードライとか飲んでるのかもしれない。知らないけど。

味はというと、これも本当に十年以上ぶりだったのだけど、やっぱり暑い国のビールらしく、薄い。ゼロカロリーの発泡酒か? というくらいに薄い。あんまりおいしいとは思わなかったけどまぎれもなく当時の味がした。懐かしいので、普段はやらないのだけど瓶を洗って取っておいた。花を飾るのも微妙だし、どうしたものか。


7/24
週末。金曜には会社の飲み会があった。どんな話をするわけでもないけど人を笑わせるのは楽しい。会社ではしょんぼりしてるくせに飲み会ではやたら元気な人間と化してしまって、それはちょっと恥ずかしい。飲み会でも暗くてつまんない奴、よりはいいか? まあこういうのがあると、例えば仕事してても、その時の記憶でもう少し軽く振舞えて、コミュニケーションも取りやすくなるような気もする。

土曜は友達の友達、みたいな人と三人でご飯を食べる機会があった。おおむね楽しかったがこちらのわからない話を二人でされると気になる。まあ気持ちはめちゃくちゃわかるし、自分もやりかねないけれども。これは自分の性格だけれど会話が進行しているのに自分は参加できない、というのがけっこうつらく感じられてしまうので、人がそういう状況になっていてもなるべく話を振ったりするようには心掛けている。これはなんだろうね。実家にいた時代、いまいち家族とそりが合わなくて、ずっと黙ってご飯を食べていた経験からだろうか。

7/25
・最近日記をまとまった量書くのに若干飽きてきたので、久しぶりにツイート形式でやってみる。

・Twitterが「X」になったらしい。まだ俺のクライアントでは反映されてないが。まあそれで大騒ぎする気にはならないけれど、どうしてこうやることなすことダサいのだろうか。サービス名としてキャッチ―でもないし、内容を表せてないし、とにかくいけてない。

・と書いてから、どうもマスクは、「X」をもっと大規模なサービス――ただ「つぶやき」を投稿するにとどまらず、もっと総合的なプラットフォームにしたがっているらしい、という話を見た。
・まあいずれにせよセンスが悪い話だ。

・先日あるイベントで盗撮まがいのことをしてるおっさんがいたので、一言声をかけたりした。といってもまともに「やめなさい」と言っても無駄な気がしたので、ちょっと皮肉っぽい言い方にしたし、実際そいつはいやな顔をして場所を移動しただけで、やめなかったのだが。

・われながら偽善的だなと思う。結局止められていないわけだし。ただ、彼らにちらっと悪意を見せただけだ。自分も別に気持ちよくない。

・会社の昼休みに通っていた喫煙できる喫茶店が今日からなくなる。雰囲気、そんなにうまくない飯、アイスコーヒー。すべてが旧くて、おれの救いの一つだった。ビルの改装がその理由だそうだ。仕方ないけど、なんだかなあ。

・渋谷ストリームやヒカリエの建物を「自分の居場所」と感じる人っているのだろうか。白河の清きに魚も住みかねてもとの濁りの田沼恋しき、なんてフレーズがあったけど(背景も意味も違うけど)ああいうプラスチックみたいなつるんとした場所にはずっといる気がしない。ある程度濁りとか陰とかが必要な気がするのだ。ありすぎるとそれはそれでつらいが。

・昼休みに上記の喫茶店に行ってきた。別れを惜しむ人でいっぱいになっていた。オーナーっぽいおばあちゃんも車椅子で来ていた。去年はよく目にしたが久しぶりだった。

・先日クラフトビールを飲みながら、「クラフトタバコ」ってめっちゃ面白いじゃん! って話をした。言った端から、あ、でも法的に無理だな、と気づいて調べ、やっぱりダメだったわけだけど(JTの専売なので個人が栽培することはできない)。

・小規模の醸造所などがいっぱいできて、それぞれおいしいビールを作ろうと競い合っているということはすごく健全に見えるし、文化ってそういうところから生まれるよな、とつくづく思う。そういうゴチャゴチャした状況の中から。

・渋谷はおじさんの街になる、という記事を前に読んだ。そうだろうなと思う。上の人間が、オフィスビルやら大型商業施設やらを中心に画一的な開発をやって、品川周辺みたいなつまんない街になるのだ。中野も再開発の手が伸びているらしい。サンプラザがなくなったのもその一手目である。ああ。まあ、しばらくはあのあたりに顔を出すつもりはないし、ブロードウェイ的なサブカルの混沌は自分の得意とするところではないけれども、しょっぱい話だなと思う。そのうちブロードウェイも老朽化とかを理由に建て替えたりするんだろうな。それで、資本を持ってる店だけが入って。すでになんか、偽の「エモい」「純喫茶風」のテナントが入っている。先月くらいに目にしたがぞっとした。

・土曜日にThe Strokesの"Is This It"、The White Stripesの"The White Stripes"、"Elephant"のアナログを買った。

・どれも新品だし、"Elephant"については限定カラーヴァイナル二枚組なんていう豪華版だったもんで、ものすごく高くついた。具体的に言うと一万五千円ちかく。

・明らかに高すぎだが、たぶん中古では出てない類のレコードだから涙を呑んで、というか勢いで買った。本当は坂本慎太郎"物語のように"も欲しかったが、転売のせいで正規価格では手に入らなかったので断念した。歯がゆいが、彼らに利するくらいなら手に取るのをあきらめる。

・買った三枚は、どれも実際素晴らしく、まあ高すぎるにしても後悔はしなかった。通販だったら買わなかったろうけど。実際に店頭で目にすることで出る勢いというのはある。

・最近曲を細かくコピーする練習をしているせいか、何を聞いても解像度が上がっている気がする。簡単なところだとBluetoothの遅延。スピーカーの高音域のひずみ。

・ただ立って練習してたらかかととか指先が痛くなってきた。いまいちよくない癖がついてるらしい。あと体重が重すぎるのか。

・メトロノームが夢に出てきたので、ああそろそろ必要だな、と思ってメルカリを見たら、ちょうどいい値段でかわいいのが見つかったので購入した。ヤマハだかセイコーの、角ばっていて赤いやつ。

・振り子式のメトロノームと電子式のそれとでは本当に全然感触が違う。これは比べるとわかる。振り子のほうには中で駆動している感じがはっきりとあり、カッ、カッという音が連続している。その「駆動している感じ」はあくまで有機的に聞こえ、たとえば人間が一定のテンポで手を叩いてくれているような感触さえある。
対して電子はただピ、という音が断続しているだけであり、いいかえればただ点が並んでいるだけだ。流れというか…まあ、広い意味でいうグルーヴがない。

・某バークリーの人などは電子のを使っているが、実際あの人のグルーヴはおかしい。

・ツイートっぽく書いて日記らしくしようと思っていたのだが、いまいちなんか、物申してしまうね。

・プレッシャーに感じていた仕事が結構進んだので安心した。実行してみたら案外するっと想定した結果が出たのだ。はあ。

・そんなわけで今日は割と元気が出てきた。昨日まで、やんなきゃいけないとわかっていても体が動かず、布団にPCを持ち込んでも何もできず、絶望していたのだけれど。

・今日は何食べようかな。帰ったら何しようかな。久々に精神的にのびのびと過ごせそうだ。

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