2023.1.21（渋谷に行った日）

今日は時間がないので短め。たまには日記らしく、今日したことでも書いてみよう。

最近よくあるのだが4時とか6時とかのあいだに何回か目が覚めた。Twitterを開くとサードパーティ製のクライアントが一挙に締め出されたとのニュース。イーロンのくそったれ。いろいろな見方はあるだろうけど、彼がやっているのはまさしく資本主義的な、権勢を笠に、システムを勝手に変えてしまって、下の者にはあとから合わせさせようっていうやり方だ。そして、おそらく彼の意図どおりになる。俺自身、なんてあくどい、とぐちりながらも公式クライアントでツイートを続けるだろう。まあでも、嫌な感じだ、というのは書いておきたい。

寝てるんだか、起きてるんだか、というのを繰り返して、最終的に10時過ぎくらいに身体を起こした。そういうタイミングでは、最近はオモコロか匿名ラジオをとりあえず流してしまう。のび太をドラえもんから預かったらどうするかというのが面白かった。のび太に中学生オタクあるあるを適用して面白がっているだけなのだが、それが面白いのでなんの文句もない。

三軒茶屋の家系ラーメンを食べにいきたいと思っていたのでわざわざ電車に乗って向かった。開店ジャストタイミングで着いてしまい少し気まずかったので曖昧にウロウロして4分後くらいに入る。特製ラーメン（９００円）。やはりオモコロとSUSURU TVのコラボで「朝の家系はスープが煮詰まっていないのでキリッとしている」といっていたのを改めて確かめてみたかった。結果はというと、普段濃い目にしているのを今回は忘れたのもあるが、なんかすっきりしすぎて雲をつかむような食べ応えだった。あと初手でご飯の大盛りを頼んだら予想より多かった。こういう「なんか違ったな」という経験を積むことにより、なんとなくラーメン屋に入ってしまうことを減らしたい。

そのまま帰るのはあまりにしょうもなく感じたので渋谷に行って楽器屋を２軒回った。デジマートで目星をつけていたトーカイのテレキャスタータイプ（手頃な値段だった）はあまりにたいしたことがなかった。階を上がって日本製フェンダーのテレキャスターを二本弾く。ビグスビー付きの一本はやはりブリッジが違うからか、あまりテレキャスターらしくないというか、緩い感じがあってまあまあだったが、もう一本のゴールドのJV Modifiedシリーズはなかなかくっきりとして太い（相対的に）音でなかなかよかった。4wayで直列ミックスも選べるほか、プッシュプルポットでフェイズアウトも選べるのがよかった。とくに直列のフェイズアウトは、あのへぼい感じに太さも加わっている感じでかなりいいブルーストーン。ファンクをやってもいいだろう。まあ、どうしてもTボーンウォーカー節になってしまうんで、使い所を選ぶ音ではあるけど。

でも結局、自分が過去に持っていたフジゲンのテレキャスターとか、今持っているメキシコのテレキャスターデラックスの方が普通にいい音だったな、と思わざるを得なかった。フジゲン売ったのもったいなかったな。ネック変えて使えばよかった。まあ、それもいろいろ手間だったので仕方ない。

なんというか、個性以前に、使える次元の楽器、というのがあって、今回弾いたのでそこをクリアしたのはJV Modifiedだけだった。他はまさか10万近く出して買う気にはならない。JVにしても、14万は高い。バスウッドなのに。つくづく最近はギターが高くなったし、質も玉石混交になった。通販でギターなんかよほどでないと買えない。まあ、こういうギターそのものについてくどくど書くのが一番ださいので、この辺にしておく。

ディスクユニオン渋谷店に行ってレコードを買った。ブルースの棚は２、３列分くらいはあって、毎回何枚かは欲しいものがあるから結構充実していると思う。今回はマディ・ウォーターズのライブ盤と、ヒューストンのゲットーのブルースを集めたコンピが出色だった。両方とも全曲すばらしい。マディのは、ギターにルーサー・ジョンソンとサミー・ローホーン、ベースにモジョ・バフォード、ピアノにオーティス・スパン。文句ない。今聞いているけど、マディはほとんど歌わない。バンドにフォーカスを当てたアルバムみたいだ。いやはや、素晴らしい。全員エース級だからできることだろう。

もう一枚、ヒューストン・ゲットー・ブルースも最高だった。まさにゲットーの空気感がある。ウィリー・ウィリアムズのライブ盤も好きなんだけど、同じくらい好きかも。全員知らない人だったけど、最高にかっこいい。

あとは、ジェームス・ブラウンと、安かったのでジョニー・ギター・ワトソンと、アーティ・ホワイトを買っておいた。アーティ・ホワイトは、８５年の作で、もう大概モダンだが、これはこれで当時のシカゴの空気感が見えてよい。でもそんなに聞き返すことはないだろう。

さて今日はわざわざ立川に行ってレッチリの練習だ。ちゃっと書いておしまいのつもりが全然短くない。それでは。