2023.4.24(長日記)

や~

のどが痛い。おとつい、酔っぱらって寝たときに、蚊取線香を焚きっぱなし、窓開けっぱなしで寝たせいだ。さきほどたたかうマヌカハニーのど飴を買ってきた。なんとかたたかってほしい。

たたかうマヌカハニーは山口県で作っているそうだ。山口県。むかしでいえば長州だ。司馬遼太郎の、幕末を題材にした小説を中学の頃によく読んでいたので、その地名にはなじみがあるけれども、行ったことはないな。

行ったことのない土地があまりにたくさんあるなあ。海外はおろか、国内でさえ。大阪とかにしても実質的には一回しか行ったことがないしね。ブルースやりに一回くらい大阪行くのもいいかもしんない。そのときにいい人がいればいいけど。

シニカルさというか、なんというのかな、屈折したかんじの知性にむかし憧れがあったけど、なんか最近は、自分は向いてないからいいやと思うようになったな。そしてあんま向いてなくてよかったとも。

脳みそが起きてこないのかなかなか筆が進まない。今日はなんか知らないけど6時に目が覚めた。たぶんこれ、カーテン薄いからだよなあ。日の出とともに起きてしまう。いっそ、10時くらいに寝て6時に起きる超朝型になってみようか? …と思うのだが、いつも早く寝ようとしても全然寝付かれないので、あきらめている。まあ身体が疲れてないすからね。

ん~

眠い

とりあえず前に載せそびれた日記でもまとめてのっけとくか。

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2023/4/20
・よそのコミュニティを見て、うっ、となることもあるけれど、自分のいるところだって少なからずきしょいところはあるだろうし、まあそもそも自分がきもいということもあるし、まあ人のこたいえないんですね。

・前に『スキップとローファー』を読んだとき、印象に残ったのが、モデルみたいにきれいな女の子のキャラクターが、周りに何かっていうとすぐ恋愛市場的な取り上げられ方をされるし、すぐひがまれるし、なかなか本当の友達ができなかった、という描写だった。(この書き方で伝わる自信がない。面白いから読んでほしい)

・自分なんかは「陽キャ」やらなんやらへ勝手に憎しみを燃やしていたので、わかんなかった世界だ。

・そういうわかりやすいルサンチマンみたいなのはそれなりに脱しつつあるが、まだ「ツラがいいほうがまあ生きやすいだろうな」くらいの意識は残っていたかもしんないなあ。

・会社入って初の案件の時に、BPかなんかでまああまり出来るとは言えないおじいさんがいて、いつも謝ったり変なことして怒られたりしていたのだが、その人の着信音が、飛行機に乗ったときに最初流れてるビデオみたいな、やたらにストリングスを使った壮大な曲で爆笑してしまった。どういう感覚で生きてるんだ。

・会社で鳴っちゃったときに一番面白い曲って何だろう。ダースベイダーのテーマはつまらなすぎるが、ターミネーターだと少し面白い気がする。PRIDEのテーマとか、なんか(その場では)不必要な緊張感があるといい。

・会社といえば椅子のきしむ音が結構つらい。周りのいす全部にクレ556吹いてやろうと何度も思ったことがあるが、毎回忘れている。
・自分の、クレ556をやたら信用しているあたりが、おじさんっぽいなと思う。「とりあえず吹いときゃええねん」的な。実際は万能ではない。

・流石兄弟って弟者がずっと自分でPC触るでもなく兄者の画面見てるの仲良すぎない?

・フェンダーのギターっていうのはいじるところが多くて面白い。特にストラトは、部品の点数が多いし、人気がある分アフターパーツの種類も豊富で、なかなかいじりがいがある。と言ってもそんなにいじったわけじゃないが。

・全体に、緩める方向で調整すると倍音が増えて柔らかい音になる。例えばネックや、ペグを留めているねじを緩めるとか、あるいはトレモロスプリングを柔らかいものに変えるとか。これだけでずいぶん硬いところが取れて、耳にやさしい音になる。それが「いい音」か、は人によるが、曲になじませやすいと思う。

・俺はあんまりカチカチした音だとコントロールが難しく感じるので、ギター自体はすこしふわっと音が出るようにいじってしまう。テレキャスターにしても持っていたときはなかなかいい音が出せなかったんで、そういう風に調整したうえで、もっぱらフロントでひいていた。今だったらちゃんとリアで弾けるかな。

・ストラトに関していうと、あと試してみたいとしたらブリッジサドルくらいだな。ピックアップとかコンデンサとかポットは(前オーナーがいじっていて)まともなものが載っているし、ペグもクルーソンタイプだ(中身は違うかも)。

2023/4/14
・80本目。まあなんだかんだといいながらも続いていることだなあ。もはや、日記を書くことによる新鮮な驚き(自分の文章に啓発される、というような)もあまりないし、最近はあまり読み返す気にもならない。

・テレキャスター売らなきゃよかったってちょっと後悔してる。本当にネックがだめだったのか疑惑も出てきたし。結局自分の性に合ったギターってテレキャスターかもしれない、と思う今日この頃だが、新しく買うにはいまはまともなギターが高すぎる。

・日本製、アッシュボディ、ローズ指板、で10万切ってた時代が懐かしい。大学一年の頃は、フェンダージャパンにしろ、メキシコにしろ、7万くらい出せばクラシカルな仕様のちゃんとした材構成のギターが買えた。

・Playerシリーズも全然悪くないが、ことテレキャスターは6連サドルだったり22フレットだったりするのがどうにも気に入らない。普通にしといてくれと思い続けている。

・まあフェンダーの戦略として、初心者向けのものはとにかく使いやすく、ある程度のマニア向けのもの(クラシカルな仕様など)は十万以上、っていうのがあるのかもな。

・十年前はフェンダーにしろギブソンにしろここまで経営がうまくなくて、だからこそフェンダージャパンとかメキシコとかで変わった仕様のを出したりする自由があったんだろうな。いまはオンラインでの意思疎通が容易になったからか、すべてフェンダー本社が統合的に管理している感じだ。まあ経営戦略としては合理的だが、眺める側としちゃiPhoneを選んでいるようでつまらない。

・日本のほどほどの値段のブランドに目を向けると、東海はともかくフジゲンはヘッドがださいし、やっぱり22フレットだ。コピーモデルの負い目というか、まるっきりビンテージ仕様を出したところで、そういうのがほしい人はフェンダー買うしなあ、といったところなのかね。
俺が持っていたフジゲンのテレキャスターモデルも、22フレットはもちろん、フロントはハムだし、4点スイッチだし、コンデンサは最初からそこそこいいのだし、ブリッジはゴトーのIn-Tuneだし、ジャックプレートはレスポールタイプだった。とにかく、本家より安くて、使い勝手がいいですよ! というのが売りなのだが、それもなんだか、永遠に二番手という感じで悲しい。ものはいいんだけど。

・しかし、24フレットとかあるギターなら用途もわかるが、テレキャスターで22フレットなんて誰が使うんだろう?

・いま日本製フェンダーってどこが作ってるんだろう。JV Modifiedは結構よかった。いい塩梅で太くて。

・シングルコイルのギターなんて音が太ければ太いほどいい、バーンと出れば出るほどいいと思っていたけれども、たとえばバッキングだとけっこう、そこは出過ぎないほうがいい場合もあるな。

・まえにVanzandtとMoon(どっちもPGM製作、Moonのほうが10万ほど高かった)のストラトを比べた際、VanZandtがズバーンと出て弾いてて楽しい感じだったのに対して、Moonは結構しっとりしていて、わりあいおとなしい感じだったことを思いだす。おそらくMoonが、いわゆるプロ仕様なんだろう。弾きやすくて、でも説得力はある音。じっさい、録音してしまえば、ズバーンと鳴ってるかどうかってあんまりわからないだろうし、そういう音が必要なケースも少なかろう。Vanzandtの方向性はどちらかといえばバンドとか、アマチュアの、自分がやりたいことをやっている人向けなんだろうね。

・まー、自分のようなのには、あんまり関係ない話だ。

・でもそれなりに納得いくテレキャスターはほしい。正直。だから売らなきゃよかった。新しく買うくらいだったらあのぼろぼろのでも持っておけばよかったのだ。ネックだけ挿げ替えるとか。

・久しぶりにギターの話をこんなにした。金がないから買えないし、ギターを増やしたところで今は仕方ないのだが。ギターの話やたらしだしたら黄色信号だ。音楽的なインスピレーションが不足しているということ。

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あ~眠い 眠いということしか考えられない。

上記でテレキャスターがほしいほしいといっているが、これは先日良いストラトを安く手に入れたことでわりと解消した。シングルコイルのヒステリックなトーン、きらびやかで軽いトーンはこれで出せるし、ブルースとかに向いてる鋭いけど太いトーンはテレキャスターデラックスで出せる。ギブソンの音がほしいときはES-340使えばいいし、結構隙の無い布陣だ。それに加えてスライド用のカワイ。

このストラトはわりとフロートでも安定するし、どうせならストラトらしいふわっとしたトーンがほしいので1.5mmくらい浮かせている。もう少しソリッドな音はデラックスで出せばいいという思想。

ブルースでテレキャスターって、想像するほどはいない。マディ。ゲイトマウス・ブラウン、アルバート・コリンズ、最初期のB.B.キング、ブリュワー・フィリップス。見た目が地味だからだろうか?

今あげた面々のなかで本当に好きなのはブリュワー・フィリップスだけど、最近は彼になりきらなくていいかとも思っている。難しいし、キャラクターが強すぎてすぐ彼の真似だとわかってしまうから。
あと、感覚が自分と違いすぎる。あの速さであの荒っぽい感情をねじ込んでくる感じは憧れはするものの自分が自然にできる感じではないかもと思う。むしろ、ジミー・ドーキンズの凶悪ながら生真面目な感じのほうが探れる気はしている。

ジミー・ドーキンズのFast Fingers。あれ、聴き返して思ったがやっぱりジャケ通り、ジャガー使ってるっぽいな。I'm Good For Nothingのイントロの5弦トレモロ、あのちょっと弦が緩い感じはストラトでも出ない気がする。弾き方によっては出るだろうけど。意外とジャガー使ってる人はいたりする。オーティス・ラッシュや、ジョニー・B・ムーアとかも使っている。ゲイトも使ってたし。
当時の最高級機種だったから、ES-355みたいな感じで見栄を張って使ってたのか、それともあんまり売れてないから安く買えたのか。

ジャズマスターなら、エディ・Cやマジック・スリムがトレードマークにしている。スリムはなぜか、晩年にレスポールに持ち替えてしまうが。ムスタングだったら、マディバンドの人がいる。なんだっけ
名前。左利きの、Pee Weeなんとかさん。Madisonだったかな。

あと思ったほどはストラト使いって(思ったほどは、だが)多くない印象がある。代表的なのはバディ・ガイだろうか。ラッシュも使っているが、そのイメージが強いわけではない。あとはAnn Arborのマジック・サム。あと、レフティ・ディズ。ウェストサイド系が多いね。ウルフなんかも持っている写真があるし、ヒューバートも後年には使っているが、彼はなんでもあの音を出してしまうので、ストラト使い、という感じではない。スタイルからいってもレスポールのほうがあっている気がする。

バディ・ガイのスタイルはそんなに好きじゃない。異様に速いフレーズをヒステリックに突っ込むのはすごいが、歌にしろ、ちょっとアクロバットかなあという感じで…。メロディとして入ってこないというのか。たぶん、めちゃくちゃかっこいいアルバムとかもあると思うのだが、まだ出会っていない。

そろそろギターの話を切ろう。

ふつうの日本人にとって、グルーヴが都市伝説レベルの存在になっている。実際、巷にグルーヴのない音楽が当たり前にあふれかえっているから仕方ないはないのだが。1・3とかもそうだけど、そもそもグルーヴしてるってどういう状態かというのを体験したことがない人が9割以上じゃないだろうか。そのくらい、実存が疑われている。グルーヴの。

自分自身は、たぶん3年前くらいに、「グルーヴはある」ということがはっきり言えるようになったし、聴き方もそこで変わった感はある。でもそのレベルにも来てない人にまず伝えるべきことはなにか。

某氏の動画にしても、最近は結構応用編も多いし、変な思想性を出し始めているので、なかなか見やすいものがないかもしれない。一回俺がプレイリスト作ったほうがいいのかな。あれが完全に正しいわけじゃないが、とにかくグルーヴするということをまず知ってもらわねばならないし、そういうところでいうと有効性はあると思う。古いブルースとかでなく、最近のグルーヴだったらとりあえずあれでいいわけだし。

レッドブル飲んでご飯食べてきたらだいぶ眠気が収まった。

ギター弾きたいなあ。

ギターについてゴチャゴチャ書くのは、ギターを弾くことの代替行為かもしれん。ほんとなら弾きたい。

良くも悪くも自分は心情の吐露というのに抵抗がない方である。それで薄らみっともない恰好になったことも数多くあるし、いわゆる黒歴史も本当に腐るほどある。ただ根本的には赦されると思っている(そしてまあまあ赦されてもきた)あたりが、私の傲慢なところでもあり、やりやすいところでもある。そうやっているうちに自分の本質的なところが少しずつましになってきたし、自分の善性みたいなところを普通に信じられるようにもなってきた。それが欺瞞であろうと、自分はまあまあ優しいと信じていたほうが人にも優しくしやすいし、結果的に以前よりも人とはうまくやれてきている。

けれども悪しき自我、というふうに自分を捉えて、それを抑圧することで善い人間になろうとしていたならば、私みたいなやつは見ていて腹が立つだろう。

まあこう書いてはみたものの、人間、もっと微妙なものですけれど。

前に、ギターの良しあしみたいなのは持った時にある程度わかるみたいなことを書いたけど、やっぱそうだなと思う。例えば今回のストラトは、なんか、円いというか、なれてる(なれずしのなれる)というか、そんな感じがある。新品のかちっとしたギターは、持った瞬間に硬く感じることが多い。なんだろうね。ネックの仕上げとか、そういうだけの話ではないと思うのだけど。バランスとか、なんか、「組み上げたばかり」という感じの堅さ、とっつきにくさってあると思う。それは音にも出る。いい音であっても。

最近、ギターのトーンコントロールとか、タイミングを操作して突っ込んだ感じに聞かせるみたいなことはやるようになった。といってもできているわけじゃないんだけど、こうしたらこうなるなあ、ということを我流で試している。本当は、音源のそういうのをがっつり勉強せねばならなくて、我流で続けたら、よくても「いい線行ってるけど、違うよね」で終わってしまうのだろうけど。

えぐいギタリストが好きだなあ。Brewer Phillips、Jimmy Dawkins、Eddie Taylorといったような。Hubert Sumlinも好きだ。あとだれかなあ。毛色はずいぶん違うけどLuther "Snake Boy" Johnsonも好き。Robert Nighthawkや、Muddyのスライドも好きだ。スライドでいうと、Hound Dog Taylorももちろん。それにJ.B.Hutto。

なんか、でも同じ人でも、これは好きだなという演奏と、そんなに興味持てない演奏がある。結局好きな演奏しか真剣にはやれないので、まずは前者から手を付ける。

自分の興味というかモチベーションって散発的だ。それを管理するみたいなことが、いわゆるライフハックだったり自己啓発だったりすると思うのだけど、これが苦手だ。自分という人間をいかに調伏するのか、みたいな。でも目的がある以上はそんなこと言ってもしょうがないなと思う。もっともらしいことは言ったものの結局面倒がっているだけなので。

何を練習するべきか。やっぱりHound Dog Taylorだろうか? 好きだからね。とりあえず、すっと練習に入れる環境を整えなくては。

筋トレにしてもそうだなあ。そろそろやるべきだ、ひまなんだし。

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