Threads抜き書き2023.12.19

VOXのAC15、渋谷で弾いたイギリス製のやつは音良かったけど、リバーブ壊れてたので大阪にあった完動品を検討しにいった。でも全然良くなかった。

中国製だからよくなかった、かどうかは知らないが、安いVOXの練習用アンプと同系統の音がした。硬くてじゃりじゃりして、きらびやかではあるが不自然な音。おそらくだけどアクティブEQが効きすぎなんだと思う。今年買ってすぐ手放したPeaveyの安アンプもやはりそんなところがあった。

イギリス製の方は90年代製と古くてへたってたのもあるかもしれないけど少なくともあんな変な音はしなかった。

みんな真空管の太い音とかいうわりに、そういうEQの効きの「使いやすさ」を求めているのかな。

まあ、しかし変に多機能で音もおかしな作り込みがされたものより、昔のシンプルに作られたアンプのほうがいいというのは安トランジスタアンプ色々試してた時代にもわかってたことだな。

最近の技術者は、作り込まれた音源(という結果)を聴きすぎて耳がおかしくなってるんじゃないか。そもそもの、普通にエレキギターを繋いで普通に鳴らした音ってどんなもんだったかわかんなくなってるんじゃないか?とか思う。

まあ、真空管アンプであっても自分にとって使えるもの、使えないものがはっきりとあると学んだのは収穫だったな。

あえてクリーンでHound Dog Taylorの練習。身体的にもタイミング的にも追いついてないとこがかなりある。ただ歪ませて簡単にそれっぽくやらないというのは大事かもしらん。Hound Dogのように弾けていれば、アンプが歪んでるかどうかはそんなに問題にならない。まあそれが難しいのだけど…。

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