Twitter置き換え2024.10.22

安かったからご飯がススムを買ったけど、なんか辛くなさすぎ甘すぎであんまキムチ食ってる感がない。

ロウカット玄米を前回より水少なめで炊いた。こっちの方がうまいな。

エクスプローラの最終調整で久しぶりにKaminariのMersey Beat '60sを使ったらかなりハイが強いんで驚いた。最近使ってるBelden 9778がかなりこもって(中低域が強く)聴こえるくらい。これだとギター自体の調整から変わってしまう。ES-340はKaminari、ジャガーは9778というふうに使い分けなければいけないかもしれない。そういうのだるいんだよなー。中庸のケーブルを一本持つだけでいいのだろうか?

とにかくフェンダーとギブソンじゃそれなりに音の傾向は違うわけで、そこでアンプのセッティングを変えるならまあいいけどケーブルをいちいち取っ替えるのは面倒っちゃ面倒だ。でもこれも「一本化」するという欲望の面もある。ま、ジャガーとES-340をメインとする、ってえのは、俺としては相当絞れた方だけど。ここに追加するものがない。ベースは別枠として。フルアコだろうか。フルアコも別にいらないっちゃいらない。50年代をやりたくなったら欲しくなるかもしれないけど。

ES-340にはKaminariだろうか、みたいなことを書いたんで、しばらくでかい音で家のKaminari,Belden,Providenceで比較してみたのだけど、キャラクターはあるもののよくわからなくなってしまった。全体として、Kaminariはトレブリー、Beldenは中低域が厚くリッチで、Providenceは中庸かつちょっとチープという感じではあるんだが、高域の倍音はBeldenが一番出てるような。これがよくわかんないっていうか、Kaminariが一番高域出てるはずなのに倍音はBeldenなの?ってのがよくわからない。Kaminariがカバーしているのは実音の範囲の音質で、Beldenは超高域まで拾えるということなのだろうか。まあ、Kaminariはかなり意図的に全体のトーンキャラクターを設計しているのが明らかなので、設計者が倍音まではっきり聞き取っていなかった、ってことなんだろうか? Belden9778はさすがに昔の技術者が作っただけあって耳が鋭い、的な。調べたら1902年からある会社みたいだ。しかもシカゴ。まあブルースマンが使ってたかどうかなんて知らないが(多分もっとチープなケーブルとか、ES-355についてるステレオケーブルをそのまま使ったりしてただろう)、少し縁を感じる話ではある。まあ、とはいえ、Beldenは少しリッチに過ぎ、ジャガー繋いでも340繋いでもいなたさみたいなものがどうも少ない。もうちょっとペラッとした部分があった方が印象としてはブルースっぽい。何が自分の表現に適しているか?ということではあるけど、まあ家ではどうせあんま気にせず弾くことになるからなんでもいいんだけど。あえてProvidenceをしばらく繋いどこうかな?長さもちょうどいいし、やわらかくて取り回しがいいし。

結果的にジャガーとES-340を散々弾き比べることにもなったのだが、当たり前だけど全く違うギターだな。でもブリッジ〜テールピースの構造が再三書いてるように近いので、レスポンス自体は案外遠くない。たとえばこれがテレキャスターだと別世界になるんだけど。こうして弾き比べるとジャガーのまさしくフェンダー的なトーンが際立って面白い。とくにミックスにしたときの音は、これまであんまり意識していなかったけど「枯れた」ような、悪い言い方をすればちょっと引っ込んだようなところがある。それぞれのPUは同じくらいの音量になるように調整しているのにどうしてだろ?逆巻きというのが影響してるんだろうか(ジャガーのPUは逆巻きだか逆磁極だかにすることでミックス時のノイズを軽減している)。
気にならなくもないが、まあ元の設計がそうだし、ピックアップを替えるとしたって基本的にその設計に倣っているのだろうから選択肢がない(Johnny Marr JaguarのPUはこの辺を気にしてあえて逆じゃなくしてるらしいけど、単体ででてないはず)。まあレオ・フェンダー様のいうとおり、と自分のようなものはするほうだ。大体のことに意味があるから。

つくづく、ブランコテールピースのES-340と、フローティング・トレモロのジャガーという2本がメインになっているのは興味深い。ブリッジにかかる圧が低い、という点でも近いし、2本ともメイプルネックである。もちろんほかのすべての要素が違うんだけど、案外弾き味には近いところがあって、それゆえに違いが際立つ。ジャガーずっと使いたい。どうか取り返しに来ないでください。

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