2024.9.5(毎日御賞味下さい)

 昨晩2時までリモートで飲んでいて、一応買っていたジンの小さめの瓶もぜんぶ飲んじゃって、まあ当然ながら二日酔いというか。でもヘパリーゼを毎日飲んでるのがいいのかなんなのか、調子悪くはない。接客業で酒を飲む友人にも勧めたいくらいだ(とっくに知ってるか)。あれ高いんだよね。ひと瓶で三千円とかする。でもまあコンビニでちょっと酒とつまみを…なんて時もあっという間に二千円くらい行ってしまうので(だから金がたまらないのだ)、そんくらい健康に投資…嫌いな言い方だ…すると考えればべつにいいのかもしらん。

 で、夜になった。朝書き始めたんだけど、そのときは頭があんま働かなくて、それと昨日師匠と話してて色々気づいた気がすることが頭にぐるぐる残ってて何から書いていいかわからなかった。今はなんかすっきり何話したか忘れちゃったんだけども、まあそれはそれで。最近ようやく調子戻ってきて、ギターもたくさん弾いた。やっぱ気候が良くなったから?とか思う。なんだかんだで。

 六文そばという立ち食い蕎麦屋がある。鯖と鰹の天然だし、大豆油で揚げた天ぷらが売りで、旨味の濃い、真っ黒なつゆに沈んだやわい蕎麦をすするだけでもたまらない。のだが、ここの名物はげそ天そばである。イカ天じゃないよ。さぞ太かったであろうイカの足をぶつ切りにして、かき揚げみたいに寄せて揚げたやつだ。これが本当に、目を疑うほどに、的に言えば舌を疑うほどにうまい。ゴリゴリとした食感。これを食べる時は最初の味見もせずに、卓上の唐辛子(いわゆる七味じゃなくて、タネもそのまま入っているくらい粗く刻んだやつ)を匙で一、二杯ほどかけてからすする。すると先述の黒いつゆの旨味と合わさってパンチの効いた味になる。げそ天の豪快な歯ごたえとそれがダブルで効いて、食い終わったあとの満足感たるや下手なこってりしたラーメンより上なくらいだ。それでいて脂っこくなく、上品でもあるわけで、こういう体験ができる飲食店は今どれほど残っているのだろうと考えてしまう。そのくらい美味い。特にオチはない。

 なんてことをスーパーのパック寿司でビールを飲みながら書いていた。食いてえなあ。六文そば。会社か、家の近くにあったら毎日食べてもいいってくらい好きだ(張り紙にも、「毎日ご賞味下さい。」って書いてあるし)どうか長く続いてほしい。

 六文そばのことしか考えられなくなってしまった。日暮里とか神田にもあるらしい。めぐってみようかな。

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