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幼馴染の結婚
わたしの幼馴染(女性)が結婚しました。
現時点では入籍のみ済ませたところ。
おめでとう!
心の友よ!
幼馴染夫婦は、
「将来に備えて少しでも蓄えておきたいから結婚式はしない」
「いつか子どもを授かったら、その子が大きくなった時に写真を見せてあげたいし、お互いの両親や兄弟姉妹にも記念となるものをあげたいので、フォトウェディングだけはする」
とのこと。
しっかりしていますね。
わたしは先日、幼馴染のフォトウェディング用のドレス数点の試着に付き添いました。
候補がよりどりみどりでワクワク!
子どもの頃、幼馴染とよく着せ替え人形で遊んで盛り上がったのを思い出しました。
しかし、幼馴染がドレスを試着する度に「これどう?」と聞いてきても、わたしは「可愛い!」「綺麗!」「素敵!」と全て絶賛。
幼馴染は「G-darkちゃんってうちの旦那と全く同じリアクションをするから全然参考にならないよ〜」と苦笑いしながらノロケていました。
だってどれもこれも可愛くて綺麗で素敵なんだもの!
わしゃー嘘は言っとらんよ。
ウェディングドレスって、半袖、長袖、ノースリーブというだけでも色んなタイプがありますし、Aライン、マーメイドラインといったシルエットも含めると多種多様なんですね!
カラーバリエーションも入れたら気が遠くなるほど候補がいっぱい。
わたしが幼馴染の候補以外のドレスも興味津々で覗いていると、幼馴染はふいに、
「G-darkちゃんもわたしに早く花嫁姿を見せてね。待ってるから。絶対だよ」
と言いました。
目がマジでした。
わたしは一度結婚をしたことはありますが、結婚式もフォトウェディングもしないままだったので、幼馴染に花嫁姿を見せておりません。
その節は幼馴染を含め沢山の方に心配をかけました。
わたしが「ありがとう。でも結婚って一人では出来なくて、相手がいないと出来ないことだから、まだ約束は出来ないなあ。まだ彼氏が出来る気配すら無いし」と返事をすると、
幼馴染は「なにを呑気なことを言ってるの! 今すぐ約束して! ナウ! ライトナウ!」と怒ってしまいました。
あらまあ、花嫁姿で怒っている女性ってまた違う趣の美しさがあるのね、とわたしが感心していると、更に幼馴染はカンカンになって更にルー語を発するようになってしまい、無理やり約束をさせられました。
まるで三国志演義の「桃園の誓い」のような強い結束!
言うなれば「ウェディングドレス試着室の誓い」?
…と、なぜわたしが今この日記を書いているのかというと、昨日無事に幼馴染がフォトウェディングを済ませたからです。
おめでとう!
心の友よ!
完成した写真データを送ってもらいました。
幼馴染夫婦の幸せそうな笑顔を見ていたら、わたしの涙腺が緩みました。
いいなあ。
幸せそうだなあ。
子どもの頃から知っている仲なので、感慨もひとしお。
…うーん、わたし自身の人生はどうしたものやら…。
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