著…大嶋信頼『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったとき読む本』

　「みんなはSNSでもリアルでも友達に囲まれて楽しそう。なのに、どうして自分には友達がいないんだろう？　自分の何がおかしいの？　友達ってどうやって作ればいいの？」と悩んでいる方におすすめの本。

「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったとき読む本

　そもそも「友達」というのはどんな存在なのか見直すきっかけをくれる本です。

　頻繁に顔を合わせている人＝友達？

　しばらく会っていないけれど、思い浮かべるとあたたかい気持ちになれる人＝友達？

　このように自分なりのイメージを描くことで、ただ漠然と「友達がいない！」と不安になっていた気持ちが変化します。

　実は自分にはちゃんと友達がいることに気づいたり。

　友達を作るためにはどう行動したら良いか考える機会を得たり。

　「ひとりは寂しい」と思い込んでいたけれど、意外と自分はひとりでも平気だということに気づいたり…。

　ちなみにわたしははっきり申し上げましてウワベだけの友達は沢山いますが、本当に腹を割って話せる友達はごくわずかです。

　前者はきっと相手もわたしのことをウワベだけの友達だと思っているでしょうし、後者はきっと相手もわたしのことを腹を割って話せる友達だと思ってくれている…と良いのですが…。

　自分と他の人の感じ方は違うので、実際のところは分かりませんね…。