著…ステファン・パブスト『イラストと写真で描ける3Dアート トリックアート入門』
「これはこういう物だろう」と思い込んで描くのではなく、形・色・明暗・濃淡・陰影・質感・大きさ・奥行き・傾き・距離感といったあらゆる要素を細かく観察して描くことの大切さを学べる本です。
どんなに頑張って描いても、立体として矛盾するところがあると、人の目は立体として認識してくれません。
観察と修整をしつこいくらいに徹底して「目で見たままの姿」を描く必要があります。
この本に載っている画題にわたしもチャレンジしてみたのですが…。
自分は「見たつもり」でしか描けていない、ということを痛感しました。
例えばガラスを描くのは、特有の質感を出すのが難しいのは勿論、透明感、光、影の描写に苦戦しました。
昔から日常的に「見ている」物のはずなのに…。
いざ描こうとすると、どんな物だったのかはっきり思い出せません。
実物を見ながら描いた時でも、それは同じ。
自分は「見ているつもり」になっていただけなんだ…と気づいて愕然としました。
非常にショックなので、これからは日々、観察力を身につけていきたいです。
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