著…三浦しをん『しんがりで寝ています』
コロナ禍と共に生きる日常。
それをくすっと笑える語り口で綴ったエッセイ。
転んで親指の爪が全部剥がれたという痛〜い出来事をも笑い話に変えてしまう、ウィットに富んだ文章が素敵。
バスや電車の待ち時間、また、ゆったりとしたお茶の時間に読むのにぴったり。
特筆すべきは、なんといっても著者のピカチュウ愛。
映画『名探偵ピカチュウ』を観て、その愛くるしさに開眼したのだそう。
それからのピカチュウ推しっぷりが凄いです。
ピカチュウの画像をせっせと集める。
2万円超えの等身大ぬいぐるみを購入して、ベッドで一緒に寝る。
「ピカピーカ!」とアテレコの練習を行う。
『名探偵ピカチュウ』のDVDを毎日2回くらい観る。
ピカチュウのぬいぐるみ目線のコラムを書く。
(ちなみに通称ピカぬいの一人称は「俺」)
なんというピカチュウ愛!
わたしも子どもの頃からピカチュウが大好きですが、著者には完全敗北です。
〈こういう方におすすめ〉
ゆる〜いエッセイが好きな方。
ピカチュウを愛する方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間半〜2時間くらい。
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