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著…米澤敬 画…出口春菜『信じてみたい幸せを招く世界のしるし』

 世界中のふとした「しるし」を紹介している本。

 何らかのメッセージ性を感じる出来事の意味がまとめられています。

 可愛いけれども少しダーク且つ繊細なイラストが添えられているので、独特の読み応え。

 たとえば、

 ●メジャーリーグでは、空樽を見るとヒットが打てるというジンクスがある。
 (アメリカ)

 ●夜に耳がかゆくなると、翌日起きる良いことを耳が教えたがっている。
 (日本)

 ●豚の夢を見ると、金運が上がる。ただし、夢を見たことを他人に話すと運が逃げる。
 (韓国)

 ●左足で犬のフンを踏んだらラッキー。右足ならアンラッキー。
 (フランス)

 こうして見ると、縁起の良いしるしもあれば、そうでないものもありますね。

 しかし、たとえ不吉なしるしがあったとしても、それを見逃さずに対処出来れば、きっと最悪の事態は回避出来るのではないでしょうか。

 ちなみに、わたしがこの本の中で特に気になるのは、

 ●赤いバラの夢を見ると、好きな人と結ばれる。白いバラの夢を見ると、失恋のサイン。
 (ヨーロッパ)

 というもの。

 赤いバラの夢、見たい!!🌹

 超見たい!!🌹

 万が一、白いバラの夢を見ても、夢の中で「バラのは〜なを〜♪ 赤く塗ろ〜うよ〜♪」って歌いながら赤いバラに塗装したい!

 いや、普段は赤いバラも白いバラも大好きだけれども。

 赤いバラの夢、超見たい!!🌹


 〈こういう方におすすめ〉
 ジンクスとまではいかなくても、ふとした「兆し」に関心がある方。

 〈読書所要時間の目安〉
 30分くらい。

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