歴代外国人選手ベスト9 ~東京ヤクルトスワローズ編~
里崎智也さんのYouTubeチャンネルでB・モレルさんとのコラボ回があり、ロッテとオリックスの歴代外国人ベスト9というのをあげていました。
それに倣って、今回自分なりのヤクルト歴代外国人ベスト9を選出してみました。
尚、いないポジションのところは守れそうな選手を入れて良いとの事でしたが、「一度は守ったことがある」等なるべく沿うように選びました。
またセ・リーグ球団のため、DHは選出しておりません。
( )の成績はキャリアハイ(と僕自身が判断した)成績になります。
投手
先発:テリー・ブロス
(在籍:1995~1997年)
(95年14勝5敗162.1回139奪三振2.33)
2メートルを超える長身で、1995年にテスト入団ながらノーヒットノーラン達成、最優秀防御率を獲得などエースとして活躍同年の日本一に貢献した。
中継ぎ:トニー・バーネット
(在籍:2010~2015年)
(11年1勝1敗2S 22H 47回54奪三振2.68)
10年は先発投手として結果を残せず、一度自由契約となったが、再契約するとリリーフとして才能が開花。クローザーとしても活躍し2015年は41セーブでリーグ優勝に大きく貢献した。
抑え:林昌勇
(在籍:2008~2012年)
(10年1勝2敗35S 55.2回53奪三振1.46)
在籍5年で25セーブ以上1度、30セーブ以上3度を記録するなど、抜群の安定感を誇ったクローザー。2009年から3年連続でオールスター出場。NPB通算128セーブ。
捕手
ジム・テータム
(在籍:1997年)
(97年13本25打点.309)
1997年途中入団ながら13本.309を記録し、チームの日本一に貢献。しかし翌年の契約は見送られた。ポジションはファーストだが捕手も出来るとの触れ込みで、MLBで捕手経験もあり選出。
内野手
ファースト:ロベルト・ペタジーニ
(在籍:1999~2002年)
(99年44本112打点.325)
ヤクルト史上最高の外国人選手として名があがるほどの選手。在籍4年間で毎年OPS1.000以上を記録し、2001年は本塁打、打点の2冠王に加え、ベスト9、ゴールデングラブ、更にはMVPを獲得しチームを日本一に導いた。
セカンド:ボビー・マルカーノ
(在籍:1983~1985年)
(83年25本78打点.271)
1983年より阪急より移籍。全盛期は過ぎていたが、それでも25本塁打。翌1984年も打率.300を記録するなど、移籍後も強打のセカンドとして活躍した。
サード:ジャック・ハウエル
(在籍:1992~1994年)
(92年38本87打点.331)
1992年は、序盤は日本の野球に苦戦するものの、最終的には打率.331 38本塁打で二冠王、MVPを獲得するなど野村政権初優勝に貢献。翌年も28本塁打を放ち、セ・リーグ連覇、日本一に貢献した。
ショート:デーブ・ヒルトン
(在籍:1978~1979年)
(78年19本76打点.317)
元々守備に定評のあるショートだったが、来日後セカンドへコンバート。1年目から活躍し、ベスト9、オールスター出場を果たすが、2年目は19本塁打を放つも打率、打点は前年の成績を下回り、翌年阪神へ移籍。
外野手
レフト:アレックス・ラミレス
(在籍:2001~2007年)
(03年40本124打点.333)
来日当初は変化球に苦しむも徐々に対応し、28本塁打。さらに年々打撃成績を向上させ、2003年には初の40本塁打。2007年には右打者&外国人選手として史上初の200安打を達成する。その後巨人、DeNAと移籍し外国人選手史上初の通算2000本安打も達成した。
センター:ルー・ジャクソン
(在籍:1966~1969年)
(67年28本79打点.296)
俊足・強肩で毎年20本以上の本塁打を放つ長打力で、ロバーツとともにアトムズの中心選手としてチームを支えた。しかし1969年シーズン前に体調を崩すとそのまま回復せず、残念ながらジーズン中の5月に33歳の若さで亡くなっている。
ライト:ウラディミール・バレンティン
(在籍:2011~2019年)
(13年60本131打点.330)
来日1年目は打率最下位で本塁打王、2年目は規定打席未満で本塁打王と、長打力だけは特出すべきものがあったが、3年目はシーズン序盤から本塁打を量産し、王貞治氏のシーズン記録の55本を大きく更新する60本塁打を放ち、チームは最下位ながらMVPを獲得した。また9年在籍中8年間で30本塁打以上を記録している。
あとがき
今回はこのような選出になりましたが、ここに記載している選手でも良い選手はたくさんおり、選ぶ方によって選手もかなり変わってくると思います。(最終的には好みです!とは里崎さんの言葉)
個人的には、小学生の頃に活躍していたミューレン選手やホージー選手も加えたかったですが、今回は選外としました。
今シーズン、スワローズは日本一になりましたが、マクガフ選手、スアレス選手、サイスニード選手、サンタナ選手、オスナ選手と外国人選手の活躍は欠かせなかったと思います。残念ながらスアレス選手は移籍してしまいましたが、新たに来日する選手も含め、連覇に向けて今シーズン以上に活躍してくれたら嬉しいです。
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