NoktonはNoktonの代わりになるか?
現在、私は2つのNokton Classic 35mmを持っています。
一つは、xt30iiで使用することを目的とした35mm F1.2 Xマウント。
もう一つは、BESSA R2で使用することを目的とした35mm F1.4 MC VMマウント。
そこで必然的な問いが生まれます。
それが、この記事のタイトルにもなっている問いです。つまり、VMマウントNoktonにマウントアダプターを使って、xt30iiでも使用すれば、XマウントNoktonはもはや必要ではないのではないか?という問いです。
仕様を比較してみましょう。
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差が顕著なのは最短撮影距離です。
VMマウントはレンジファインダーカメラ向けのマウントなので、基本的に最短撮影距離は長めなのではないでしょうか(確認してません)。
そして、最大径・全長・フィルター径ともにいずれもVMマウントの方がコンパクトです。
写りに関しては、どちらも同じような写りをします。開放ではふんわり、絞るとシャープに写ります。開放F値の差は誤差のような範囲でしょう。
なんて比較をしているうちに、欲しいレンズができてしまい、下取りの準備をしなければならない日になってしまいました。
私が下取りに出したのはXマウントNOKTONの方です。
理由は以下のとおり。
・MマウントNOKTONを買ったことにより、35mmの明るいMFレンズが重複した。
・写真データにExif情報にF値が残らないことを受け入れられる。
・MFレンズを使用する際には、寄れなくてもさほど影響は小さい。
打ってから気がつきましたが、マウントアダプターを介してのVMマウントは、ボディ内手ブレ補正が効かず、フォーカスアシスト機能にも対応していません。
誰かの参考になれば幸いです。
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