結婚において大切ことの一つは「困難を一緒に乗り越えられること」

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さて、その中でこんなご質問をいただきました。

「結婚とは、一緒にいて楽しいかではなく、困難な状況にあるとき一緒に乗り越えていけるか」だと聞きましたがどう思いますか?

というご質問をいただきました。

確かに本ではこの点に触れずに進めていたように思います。

個人的な結論から言うと「楽しいか」と「困難を乗り越えていけるか」どちらも必要だと感じます。

一緒にいて困難を乗り越えていけるような相手であっても、一緒にいて楽しくないとつまらないですし、逆に、一緒にいて楽しくても困難から逃げ出されるようだとそれも大変だなと思うからです。

でも、もしかしたら、「一緒に困難さえ乗り越えてくれたら『楽しい』は他の友達に期待するから構わない」という考え方ならそれもありだと思います。

それも含めたその人の「価値観」で、求める答えは決まってくるのかなと思います。



本では、探すべき相手は「価値観が合うか×楽か×頻度」と書きました。

その心を考えてみると
「パートナーはほとんどの時間を一緒に過ごすのだから、その一緒にいる時間を「いいもの」にできるかどうか」
ということだなと思いました。

パートナーには、何気ない時間も一緒にいて幸せで、困難が起こっても一緒にいてよかったと思える存在で合ってほしい。
そのためには「一緒にいて楽」なおかつ「価値観が近いこと」がやっぱり必要なのかなと思います。

私は今の夫といて楽なので自分らしくいられますし、「人とのつながりを大切にしたい」「古い物を大切にしたい」など目指す価値観が近いので、困難にも向き合いやすいのかなと思います。もし一方が「新築に住みたい」だったら今古民家に住んでいる現状そのものが、その人にとっては「困難」でしょうけど、相手にとっては全く「困難」じゃないということになりますから。

あ、でもここまで書いていてもう一つの要素として「向き合っているか」ということもあるような気がしました。夫はいつでも最後には私と向き合ってくれるので、意見の食い違いがあって喧嘩しても、最後には話し合って乗り越えていけているように思います。

もし夫か私が、何かからいつでも「逃げる」ような人だったら、困難を一緒に乗り越えていくのは難しいのかなと思います。(時々逃げるのはいいと思うんですが。また本当にどうしようもないときは「逃げる」ことも必要だと思うんですが。)

そういう意味では

価値観×楽さ×向き合うか×頻度

にした方がいいのかなと、今ちょっと思ったりもしています。


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