婚活術・実践編
期待してもらっていたら出鼻をくじくようで申し訳ないんですが、「これをすれば相性の良いパートナーと結婚できる!」なんて絶対法則があれば教えてほしいわ!と私が思います。「相性の良い」の部分を抜けば何とかなるのかもしれませんが。
でも、ここではあえてそれを言語化してみたいと思います。これで結婚できなかったというクレームはなしでお願いしたいですが、少なくとも人間関係を築くスキルはおそらく向上するはずです。
行動編
私のとった方法そのままのバージョンと、扱いやすくした一般的バージョンの2つを書いてみます。私の方法は転職や転居も含むため誰でもできるわけではないので。(やろうと思えばだれでもできるんですが)
<私のとった方法>
1婚活宣言をする「〇年〇月に結婚します!」
この時「1年後」とかにしない方がいいです。途中で「あれ、1年後っていつだっけ?」ってなったり、いつまでたっても「1年後」といいつづけることになるかもしれません。厳密にはこれを宣言した翌日には「364日後」になるわけですが、毎日カウントダウンして周りに宣言するのも大変ですしね 笑
私はフェイスブックに書いたり、周りの人にいいまくったりして、自分をある意味追い込みました。
期限を切って婚活宣言をしたら、叶わなかったとき恥ずかしいんじゃないかとか、変な奴が寄ってこないかとかいろいろ心配しましたが、まあ大丈夫でした。
詳しくはこちらをご覧ください。
→婚活宣言をすることについて
→期限を切ることについて
2自分がどんな風に将来暮らしていきたいか、どんな人と一緒になりたいかを明確にする
どこで暮らしたいか、どんな風にくらしたいかを明確にしました。
私の場合は
どこで:田舎の古民家。
どんな風に:できればゲストハウスなどを共同経営して、自分はそこでセラピーをしたりいろんな複業をしていきたい。農的暮らしもしたい
ここでのポイントはあくまで「理想」を描くことです。これは無理だから…と最初から妥協したゴールを描くのではなくて、できるかどうか、方法はこの際おいておいて書くのがよいです。
無理だから…と思っていることは、今あなたが知らないだけで、誰かが方法を知っているかもしれないし、将来開発されるかもしれないし、潜在意識のブレーキを外すだけでできるようになることもあります。
だから「月に住む」とかでも、あなたが”本心から望む”なら、書いたっていいんです。
「理想が高すぎると、それが叶わなかったときに苦しいし、叶わない期間が長びくのもつらいんじゃないか」それならいっそ、できそうなところで目標を立てた方がつらくないんじゃないか。
そんな風に思う人もいるかもしれませんし、実際私も理想が高すぎて自分の首を絞めるタイプだと思っています。
苦しみたくないから妥協した理想を描いたっていいんです。
ただもし本当の理想をかなえたくて、でも、苦しみたくないなら、50%でもよしとする、3つ望みがあるなら1つ叶ったら良しとする、くらいの気持ちを持っておくと、ずいぶん気が楽になると思います。理想が高い人って、0か100思考になりがちな人多い気がしますが、10でも出来たら自分を心がけてほめる、20できたらほめる、という風な考え方を持つことでずいぶん気が楽になると思います。
3そういう人がいそうなところへ移住し住み込みで働く
長野県安曇野地球宿に住み込みで8か月働きに出ました。ここは、移住者の望さんが運営していて田舎で、農的暮らしをしている。ゲスト層に独身男性もいる。
ということは私が結婚したいような独身男性がやってくる可能性もある。
マジでぴったりの場所でした。ついでに、というかこれがほんとは大事なポイントなんですが、周りの人たちが結婚に前向きで私の婚活も積極的に応援してくれたことも大きかったです。
あともう一ついい点は店舗型だと向こうから来やすいことです。私は待っているだけでたくさんの人と出会えるし、向こうがいいなと思ったらリピートという形で会いにいてくれたりもする。こちらは巣の底で待ち伏せしていい人が来たら捕まえるだけの完全なる蟻地獄型婚活……。かわいくいうと、虫さんがやってくるのを待つ、お花型婚活です(私のキャラじゃないですが)。
ゲストハウスのオーナーさんでゲストさんやヘルパーさんと結婚したなんて話も聞きます。自分の色が濃く出がちな小規模ゲストハウスの場合、そこに引き寄せられる人と気が合う可能性は高い?ということはあなたがもし泊まったゲストハウスで居心地がよくて価値観が共感できるところがあればそこにヘルパーとして長期住み込み滞在して蟻地獄型婚活をするのもあり?かな?
同じようなことは、ゲストハウス住み込みだけでなく、カフェ店員とかでもできそうですね。
私はどこかで、「自分からアプローチするんじゃなくて、アプローチされたい!」という願望があったので、そこにもぴったりでした。笑
ポイントは、価値観が似た人が集まること、男性が気に入ってくれたら通いやすいことかな。
婚活宣言をしておくとさらにアプローチしてもらいやすいかなと思います。
そういえば私は地球宿以前にも、倉敷のゲストハウス有鄰庵と、徳島の古民家宿、空音遊でも長期スタッフとして働いていました。その時婚活宣言はしていませんでしたが、結婚はしたいと常々思ってはいました。
有鄰庵
アプローチ2人ほどわかる形であったけど、他の人に意識が向いてて、その人一本と思い込んでたので、今思うともったいなかったのかもしれない。
空音遊
お隣さんが100メートル離れている限界集落環境の宿だったことに加え、当時のゲスト層が、30代前後女性または家族連れがほとんどだったため、出会いはなかった。
あ、ただ、地元のお掃除に出たときは「うちの嫁に」とか「あそこの○○さんとこの息子はどうやろ。土地持ちやぞ」とかの声がたくさんあがったけど。
ゲストハウスは出会いはあります。あとは自分の意識の持ちようと、婚活していますと発信するとか、どういう人がお客様として訪れているかなどがポイントかなと思います。「ただ出会いが多い場所だからなんかいいことあるかも」くらいだと、私は出会いにつながりませんでした。
<一般向け行動編>
住み込みとかカフェ店員とか、人が集まるタイプの場所で待ち伏せ作戦が取れない場合は、こんな方法でどうでしょうか
1、2は、上と同じ。
3そういう人がいそうなところに何度も出向いて出会いを重ねていく。
または、合コン、サイト、婚活イベント、紹介などの出会いの場所へ出向く。今月中に出会った人の中から1人デートに持ち込むという目標を立てる
(1人が楽勝なら人数は増やしてもいいかも。その時の時間的余裕とかにもよる)
山が好きなら登山サークルとか、農的暮らしがしたいなら、自然農スクールとかにいくと出会いが広がるし、そこで出会えなくても紹介してもらう手もあるかと思います。
または、婚活サイトとかイベントとかを使って出会っていくのもありと思います。「自分はこんな人といつまでに結婚したいと思っている」と明記しておけばそれを理解した人だけが現れると思いますし、効率もいいんじゃないでしょうか?
4 3回はデートを重ねる
初回で判断してしまうのはもったいない気がします。じっくり会う中で分かってくることもあるので、いいなと思ったら3回はあってみる。友人にはいいなと思ったら9回会ってみるといっていた人がいました。私は8回目で今の夫と付き合うようになりました。
5 何人かと繰り返し、とにかく「一緒にいて楽な人」を見つける。
「楽」は必須条件なんじゃないかなと私は個人的に思っています。
だって、家に帰ったら基本はずっと一緒にいるわけでしょう。それで「楽」がなかったらきついなあと思います。
ただし、男性に対する極度のトラウマとかで誰に対しても力が抜けないなんて人は、セラピーを受けるなどして解消した方がいい場合もあるかもしれません。
でも、そういったトラウマが多少あってもそれでも「楽」な人はいるような気もします。私もそうでした。
あと、その中で私は自分にとって大切なことを確認していきました。
例えば「将来どんな暮らしがしたい」とか未来の話を聞いていくこと、あと、過去どんなことをしてきたのかという話。
過去の話を聞くことでその人に興味を持てますし(もしくは興味ないとわかる)、未来がある程度一致しないと後が大変だろうなと思うからです。
この方法は、とあるロジカルな友人が結婚したやり方を参考にしています。ちなみに私はこのやり方もとってみたけどうまくいきませんでした。私の想定パートナーがサイトであまり見かけなかったのとか、その時3股の男との関係が続いててそちらにかなりの意識を持っていかれていたからとかいろいろ分析できます。ただ、私がとった方法も考え方としてはこれの応用編だと思います。あとは合うあわないもあると思うので、試してほしいです。
でも確率的には、理想のパートナーがいそうなところで出会うまたは、要望を発信をして惹かれてくる男性と出会い続けることで、その中からいいなという人を見つけて結婚する率は上がるのは間違いないはずです。
それと、会い続けることによって、自分の中にある「恋愛をうまくいかせないパターン」とか「男性に対するトラウマとか苦手意識」があぶりだされてくるので、そういったものを解決していくことも、幸せな結婚につながっていくなと感じています。
私の場合は当初はそういったトラウマのせいで男性を無意識で避けていたようなところがあったので、こうやって強制的にルールを決めてでも会い続けるのは、心を磨くうえでもよかったです。
心を磨く編
こちらについても思いつく限りのステップを書いてみます。繰り返しになりますがこれをすべてすれば結婚できるというものではないです。タイミングもありますし。でも少なくともこれをすることで人間関係が楽になっていき、理想の相手がどんな人か見えやすくなるのも間違いないと思います。
基本的には私の対話セラピーを使ってもらう想定で書いています。私でなくても同じようなスキルを持つ専門家なら大丈夫です。
1.未来の理想を描く これは行動編と同じです。
2.結婚における価値観を確認して、付随するネガティブなものを解消していく
私が主に使う国際NLP心理学で、価値観を引き出していくというワークがありまして、ここで、結婚において大事な価値観を整理することができます。
例えば、ある人は、愛・対話・許容が大事だったり、別の人は、自由・笑い・お金が大事だったりして、ここが近い方が結婚生活がうまくいきやすいと一般的には言われてます。
付随するネガティブなものを解消というのは、例えば「愛」が大事だと思っているのに、心のどこかで「真実の愛はあり得ない」とか「愛したら裏切られる」とかそういう思いが眠っていないかチェックし、もしあればその原因を見つけ解消していくというものです。そういったネガティブなものは無意識のブレーキになりえるのでない方がよいです。
3.結婚を止めている以下のようなものを解消していく
過去の消化しきれていない恋愛
繰り返すパターンを見つける
男性に対する恐怖心を解決する
自分の中の自信のなさを解決していく
4.メールのやり取り、デート、交際などで出てくるネガティブな反応を解消していく
例:メールを見るのが怖い、手をつなぐと気持ち悪い(正当な理由なく)、デートしていると頭が真っ白になる……(私が解消していった反応例です)
5.その他、潜在意識に直接アプローチして必要なこと、流れを止めていることを洗い出して解消していく
行動計画と、心磨きをセットのして半年くらいの婚活プログラムを作ってみようかなとも思っています。
婚活宣言→未来の理想の暮らしの整理→行動計画作成→毎月のフォロー&心を磨くためのセッションのセットといったイメージです。
もし興味がある方いたら是非お声がけください。
◎その他
その他、婚活中の人生を充実させるためには、こういったことに取り組んでみるのもいいかなと思います。
望む暮らしや相手に見合った自分のスキルを伸ばす
やり残したことを片づけていく