相手探し、具体的にはどうすればいいの?

じゃあ理屈を踏まえて具体的にどうしたらいいかというと、まず、いつまでに結婚すると決めて、相手候補を探しに行って、その人と何度も会って、好きになる人を見つける。っていうステップになると思います。

相手候補が見つかるまで

0.婚活宣言をする

しなくてもいいですけど、することによって、自分にもスイッチが入るし、相手に対するふるいとしても有効だと思います。

遊び相手を探しているだけの人は近づいてこないし、あと、「2020年中に結婚」とか書いておくと、本当に誠実で結婚を考えている相手なら、きちんとそれを意識して行動してくれるはず。私も夫がそうでした。

私はフェイスブックに書いたりみんなの前で発表したりしてたけど、婚活アプリを使うなら、アプリの中の文章に書いといてもいいんじゃないかな。もしくはアプリって恋活くらいの軽いものから本気の結婚相手を探すためのアプリまであるらしいから、そういう人が集まるアプリを選ぶという手もあるんじゃないかな。

1.自分の望む未来の暮らしを明確化する

自分がどんな暮らしがしたいのかよくわかっていない人は、明確化しておくといいと思います。私の場合は「田舎暮らし、農的暮らし、古民家、心のこもった仲間」などがキーワードでした。こんな暮らしがしたい、とよく絵にも描いていました。

あとは、自分がしたいこと、相手にしてほしいことも明確化しました。
私ができることは、料理、セラピー、パソコンなどなど。相手にしてほしいことは、大工、畑、宿主。完全に一致しているわけではないですが結構その通りになっています。
「自分の理想を明確化した方がいいのか問題」については別の章で書いています。

2.そういう人がいそうなところに積極的に出向く

一緒に山を登りたいなら、山登りサークルを探すとか、自然農の農的暮らしがしたいなら自然農を学びに行くとかがいいんじゃないでしょうか。
私は、さっきのキーワードの人が来そうなところということで、すべてが当てはまる「安曇野地球宿」にヘルパー住み込み滞在して相手をみつけました。

3.その望む暮らしの中にいる自分が、自分の役割を果たせるように準備しておく

私は本当に田舎で暮らせるのかな?と思って、長野県は安曇野地球宿に移住してヘルパー体験をしてみたり、料理したり、農の手伝いをしたりしました。ほかにもセラピーの腕を磨いたり。未来の暮らしの実現を相手任せにするんじゃなくて、自分も積極的に動くことが、未来をつかむ鍵なんじゃないかなとも思いました。

相手候補見つかってから

4.何度か会ってみる(3回とか、9回とか自分で決めて)

3回はあってみないとわからないこともある気がします。私の友人は9回と決めていました。ほかにも3か月とか。私は今の夫とは交際が始まるまで6回ぐらい会いました。

5.できれば価値観が合うかどうかわかる深い話をしてみる

何回会ってても浅い話ばかりだと、相手のことはなかなかわからないと思います。ここはあえて深い話を振ってみるのがいいんじゃないかな。

どんなところで暮らしたいかとか、どういう関係が理想かとか、何が楽しいかとか。何かあなたが大切にしていることとかを聞いてみるといいんじゃないでしょうか。

私は今の夫の時は、たまたまの話の流れもありますが、自分の過去の恋愛のトラウマとか、結構深い話をしていました。
男性と会うだけで緊張する、そんな話できるかー!という方は、「心」の章でその課題について扱います。

この「見つかるまで」と「見つかってから」は一つずつクリアしていくものじゃなくて、同時並行的に進めていく感じがいいと思います。その辺次のポイントに書いてみます。

◎その際のポイント

1 正式に交際するまでは一人に絞らないでいいと思う


時間は有限なので。特に20代の時とか5年10年も1人の人に片思いするようなのはマジで時間がもったいない(これは私の話)。でも片思いしちゃうのも仕方ないよね。理屈じゃないし。
でもこれってもしかしたら、潜在的には私が結婚したくなかったから、その人に逃げてたのかもね。
それはさておき、この人いいなって思える人が1人いたとしても、他にも会っておくといいと思う。
そうすることで、心にも余裕が生まれるから、その一番の人に対する態度にも余裕が生まれます(これは経験済み)。逆に「絶対この人」って思うタイプの人は、相手にとっても重くて引かれてしまう可能性もある。

ちなみに、アメリカとかではデーティングって言って、交際が決定するまでは複数の人と会うのは一般的らしいですよ。その「会う」がどこまでかはその人によるらしいけど。

2 できれば期限を決めておくとよい

婚活宣言とかぶるけど、いつまでに結婚したいというのがあるなら、だらだら未来のない関係を続けたら本当に未来がない。

特に女性は子どもが欲しい場合年齢的なリミットがあるから、これは気を付けた方がいいと思う。でも、子どもが欲しいとか、いつまでに結婚したいとかがないなら、これは決めなくていいと思います。

この話は次のページに続きます。


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