巷の恋愛アドバイス考察4:「なぜ結婚したいの?」と突き詰めて考えることには意味があるんだろうか

20代で結婚結婚言っていた当時、よく自分より少し年上の女性から「なぜ結婚したいんだ」と激詰めされました。特に心理学を学んでいる人が多かったように思います。

私が結婚したいようなタイプに見えなかったからでしょうか?それとも、人生が辛くて結婚に逃避したがっているように見えていたのでしょうか?「なぜ?」と言われても子どもの時から自然に憧れていただけで特に深い理由があったわけではなかったのですが、当時は一生懸命考えて答えていました。

そうするとたいてい最後には「結婚がゴールじゃないからね」とか「結婚したら人生が変わると思ったら大間違いだよ」というアドバイスで終わりました。もしくは「結婚する必要ないんじゃないの」と必要不要で語られたりとか……。

そういう人達は親切心で私の中の「ふわふわとした憧れみたいな甘い部分」を打ち砕いてあげようとしてくれていたんでしょうか。多分親切心から問い詰めてくれていたのだと思うのですが、正直なところ、なんで結婚したいと言っただけで激詰めされなければならないの?とイライラを感じている自分もいました。

結婚って立派な理由がなかったらしたいと思ってはいけないの?

どこかでそう思ってたんだと思います。

とはいえ私も真面目だったので「私は結婚に何か期待しすぎているのだろうか?」「本当に結婚したいのか?」「どうしてしたいのか?」結構突き詰めて考えました。いろいろ理由っぽいことを考えましたが結局はどれもピンとこなくてよくわかりませんでした。

今になって思うのは、「〇〇したい」に理由って必要なんでしょうか?心から本当にしたいことには理由はなく、ただ「したい」から「する」というのでいいんじゃないでしょうか。

子どもが「ピアニストになりたい」「絵描きになりたい」と思うのに理由がないのと同じと考えてもいいのではないかと。それでいいんじゃないでしょうか。

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