空回り婚活記:第4話 恋愛アドバイスに悩む 前編
ここまで、恋愛黒歴史編ということで、33歳で引きこもりになるまでをつらつらと書いてきましたが、ここで一旦テーマを変え、その頃いったいどんな心境だったかにフォーカスしてみたいと思います。
いろんな人がアドバイスをくれるんですが、その通りにしても全く彼氏が出来なかったので、そのうち「自分はきっとダメダメなんだ」と責めていました。そして自分のダメさを受け入れたくなくてアドバイスそのものに苛立つようになってました。八つ当たりです。
後々には「何か根本的に足りないものがあるんじゃないか」と思うようになりました。学業でも優等生には優等生へのアドバイス、そうじゃない人にはそうじゃない人向けのアドバイスがあると思うんですが、恋愛に関しては、優等生向けのアドバイスが蔓延しているんじゃないかという気もします。
ということで、このあたりの話が一番暗くなるところかもしれませんが、「自分もいろいろアドバイス通りにするけど全然彼氏ができないんだよ」という方には参考になるかもしれません。
よかったらお付き合いください。
アドバイスに悩み苦しみ苛立つ
私が結婚したいけど彼氏ができない、という話をするといろんな人が頼まなくてもアドバイスをくれました。
服装を変えたら、とか、出会いの場所に行けば、とか、最初のうちは素直に言うことを聞いていたのですが、アドバイスに従っても従っても全然彼氏ができなかったので、そのうち同じアドバイスを聞くたびにイライラしてくるようになりました。
せっかく親切にしてくれてるのに申し訳ないと思いつつ、イライラするのは止められませんでした。自分が「恋愛できない子(「勉強できない子」と同じニュアンスで)」だと言うことを認めたくなかったのかもしれません。
途中からは心のどこかで「恋愛がうまくいかないことでアドバイスをくれた人たちを見返したい」という謎の病んだ心理状況にも陥っていたこともありました。
ということで、ここでは具体的にどの様なアドバイスをもらっていたかについて書いてみようと思います。
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