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ノンフィクション大賞だからノンフィクションにコミットしたいんじゃ!まとめ①
というわけで、Yahoo!ノンフィクション大賞2022です。
普段ノンフィクションはあまり読んでいなくて、お前にノンフィクションを語る資格はあるんか?って感じなのですが、こちらも本屋大賞と同じく全国の書店員の投票で決まる賞です。せっかく書店員ですもの、投票しなけりゃ勿体ない!ってことで、私なりに色々と調べ、気になった作品を読んでみたりして、そしたら「ノンフィクションって該当作をそもそも調べづらいな」(私調べ)ってなったので、ちょっとまとめます。
ゆーて投票締め切りは明日なんだけどな。
投票する人(書店員)だけではなくて、ワンチャン一般読者の皆様にも「へー!こんな本出てたんだ~」って思ってもらえたらいいですね、では。
そもノンフィクション大賞とは!
対象作品
過去一年間に日本で発行された国内作家によるノンフィクション本。
発行日は2021年7月~2022年6月。奥付に準拠。
(※新書および海外作品の翻訳本は除く)
ざっくり本屋大賞と同じシステムで、1年間に発売された中から3冊選んで投票です。
ししし調べづらいね…?ってびくびくしながら投稿したところ、まとめて下さった神版元さんが三社ありましたので、まずそちらから紹介します。
新潮社
あれ、呼びました?
— 新潮社営業部文庫新書販売 (@shinchosha_bsh) June 10, 2022
とりあえず
該当既刊の小説以外をまとめました
基本
分類コード「0093」以外で
主に「0095」#忘れてませんかこの一冊 pic.twitter.com/kc1pH5orXL
集英社インターナショナル
弊社も、点数は少ないですがノンフィクション作品をリスト化しました。
— 集英社インターナショナル (@Shueisha_int) June 14, 2022
全国の書店員のみなさま、ご参考までに…#目の見えない白鳥さんとアートを見にいく はNetGalleyでも公開中です!#忘れてませんかこの一冊#ノンフィクション大賞#NetGalleyJP#集英社インターナショナル https://t.co/7TvETio6zd pic.twitter.com/3PYpLwVl1E
朝日新聞出版
#ノンフィクション大賞、朝日新聞出版の対象ラインナップをまとめました🌞
— 朝日新聞出版 お知らせ (@asahi_pub_PR) June 13, 2022
書店員のみなさま、ぜひご活用くださいませー!#忘れてませんかこの一冊 https://t.co/T1ne730amS pic.twitter.com/bqs6qA9MCF
なんて親切なんだろうか。ありがとうございます。
で、この中から数点ピックアップしますと……
新潮さんから『死体格差』。
病院外で死ぬ「異状死」をテーマにした作品。病院以外で死ぬなんて、結構たくさんありそうだなと思ったら2020年はやっぱり17万人も該当したと。
異状なわけですから、死因の特定を…という話になるんだけれども、果たして今の日本でそれは正しく行われているのか?いや行われて(
こういうテーマはやはり、思わず読み込んでしまいますね。
あと、探してさまよっているうちに見つけた『怪奇猟奇ミステリー大全』。
何これ絶対買う、ということでここにメモ。
『極夜行』でノンフィクション大賞を受賞された角幡さん。なのでまたノミネートすることはないのかも?しかもシリーズもののようだし?と思ったものの、読んでみたくはあるのでメモ。
集英社の公式サイトに行くと、
書籍→学芸・ノンフィクション・新書→学芸編集部→好評既刊
とポチポチして行くとノンフィクションを探すことが出来る?ようだけども、好評じゃない既刊はどこで見るんだい?という感じで、なかなかうまく探せない。
個人的に大注目というか、今年の本命はこれではないのかと思っている『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』は、この流れでは発見することが出来なかった。正確に言うと、集英社と集英社インターナショナルは別の会社ということなのだろうけど、それはちょっと分かりづらいかもなー…と、限りなく一般人に近い私は思うのであった。
こちらはゲラももらったので読んでいました。
目の見えない方が美術館に??って、やはり私も最初はそう思ってしまって、だからこそ強烈に惹かれるタイトルでした。
私も白鳥さんとアートを見に行きたい!
集英社さんはこちらも対象ですよねー。
こちらは開高健ノンフィクション大賞をすでに受賞してしまったんだけど、そういうのってノンフィクション大賞では影響あるのでしょうかね。
本屋大賞だと、これは直木賞だしなぁみたいな、そういう流れが結構あったりしますけどね。
朝日新聞出版さんは、
アル中の妻、ということでこちらもゲラをもらいました。(どういう理由)
すごい記録です。なんせ20年間の記録ですから。
アルコール依存症で摂食障害の妻、それをつづる夫(新聞記者)。
この文章の独特の距離感は、やはり新聞記者という職業柄なんだろうか……。奥さんの様子はすさまじく、私でさえ唸ってしまうし、とても怖い、やめるやめる詐欺なのは、本当に耳が痛いです、ごめんなさい。
これは未読ですが、読んでみたいテーマなので。
教育現場での性暴力って、本当になんで起こるんだろうとうんざりしますよね。いい加減にしてくれ。
親切にまとめて下さった三社に感謝しつつ、②へ続きますー★