Someとanyの違いについて調べてみたら
ひょんなことからSomeとanyの語源を調べることにし、さらにドイツ語を調べていたら、なかなか面白い発見があり、興奮しすぎてあまり眠れず。英語のわけわかんないところって、ゲルマン語系の言語を紐解くとなんとなくわかる。そして、そもそもが「なんとなく」決められたルールで、悩む価値はないのだということをつくづく思い知らされる。
英語の歴史を見れば、ドイツ人、オランダ人、フランス人、イタリア人、スペイン人……といった人たちが私たちよりも英語が出来るのは当然で、「だから何!?」と思ったりもします。
そもそも日本語はすごく優れているのです。いや、空気を読める日本人は優れているのです˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚
でも、だからこそ他の言語も学ぶ価値があるとは思います。自分と全く違う考え方の人を理解しようとする修行は必要です。
とにかく!日本語との違いに着目し、なぜ彼らはそういう考え方をするようになったかを考えると、語学力は上がります。私自身を考えても、今までもそうでしたし、これからもそうだと思っています。
ちなみに、someとanyの違いについてわかったことは……
Someの語源はsumaz(sum 一番、総数)
Anyの語源はainaz(one 1)
だということ。
大切なのはイメージで、
Someはある程度のまとまった数
Anyは0か1か
というぼんやりしたイメージを持つことが何より大事なんだなと実感。何故なら英語なんて元々ぼんやりしたイメージから出来ているからです。
だから、
Do you have some questions?
いくつかご質問はありますか?
Do you have any question?
一つでも質問はありますか?
になります。
ちなみに私がホテルマンのときは
Do you have any questions?
と訊くように言われました。
質問がいくつかあることを期待しているような素振りを見せるのも、1個でもあるかと問いただす(あたかも「私はちゃんと説明しましたけど」と言っているようなもの)のも、五つ星ホテルのコンシェルジュがすることではないということだったんでしょうね。
色々気を使います。
なお、Someは肯定文で、anyは否定文か疑問文にしか使わないと習った方も多いと思います。私もはっきり覚えていますし、手元にある高校時代の文法書にもそう書いてありますが、これは違いますよ。