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佐々木朗希投手がちょっと叩かれている理由について考察してみた。

新年一発目は野球ネタです。

結論から言うと朗希投手に批判が集まるのは”心配”の一言に尽きると思います

※著者は2023WBCから野球を好きになったにわかです。また応援球団は北海道日本ハムファイターズである事をご了承ください。

また佐々木朗希投手本人の表明、発言が未だない事にご留意ください!
(2024年 1月8日 11時時点)

※追記(2024/11/11)佐々木朗希投手がメジャー挑戦を表明。

ロッテ公式からメジャー挑戦を認めると言う趣旨の投稿がXにポストされました。当該ポストがなされたのは2024年11月9日です。

メジャー挑戦への批判に対する反論と今後のNPBについての予想を素人ながらに書きました。下記URLから読むことができます。




さて、2023年、佐々木朗希投手の契約更改が終わらない事から野球ファンがざわつき始めました。

騒動の大まかな流れ

そしてポスティングの要望を出していると言う話になり、驚きが広がったかと思います。

当初は”いつかメジャーに行く事を考えています”といわばジャブの様に球団に将来の展望を伝えただけだろう。と思われていたのですが……。

本人からの表明も無く、契約更改が終わりません(2024 1月8日11時現在)

まさか本気で行くつもりだったのか……?
もしかして球団ともめてるのか……?

こうして動揺が野球ファンの間に広がりました。

※ポスティングシステムの申請期間は終了しているので2024年からメジャー行という事はなさそう。

ここで批判的に捉えている人の意見をざっくりと書いていきます

集まる意見

ロッテへの恩を返してない

これは優勝と譲渡金に絡めて指摘されています。優勝については次に譲り、ここでは譲渡金について書いていきます。

さて佐々木朗希投手は22歳。
メジャーには25歳ルールというものがあるらしく25歳未満だとマイナー契約しかできず、契約金が少ないのです。

当然、ロッテに入るお金は少なくなります。
この点、2023年ドジャースへ移籍した、山本由伸投手は譲渡金によって球団に約72億円をもたらしています。

ロッテに大金が入る訳ではないことから、球団にメリットが無い状態になってしまっているのです。
その点でも「恩返しできないよ」という指摘でしょう。

もちろん「球団への恩返しって必要なの?」という意見もあります。
僕個人としては、突出した個人が組織に縛られて活躍できないのはちょっともどかしいので、恩返しについては気にしなくていいんじゃないかなと思っていたりもします。

優勝していない

先ほど述べた山本投手はオリックスを3度のリーグ優勝に導いています。

かつてはダルビッシュ投手、大谷投手もチームを優勝に導く大活躍を見せています。

しかしながらロッテは今季2位に終わりました。
山本由伸投手が居ないオリックスを倒してリーグ1位になるチャンス!

そう考えていた矢先に2023年にポスティングの要望……。
ファンとしては優勝してからでもいいんじゃない?と思うのでしょう。

規定投球回未達

朗希投手はこの項目をクリアしていない事もたびたび指摘されています。

143回分、投げれば規定投球回に達するのですが、2023年の佐々木朗希投手の投球回数は91回

2022年も129.1回と投げ切れていないのです。

メジャーはもっと厳しい環境かもしれないのに……。
だからこそ時期尚早では? と思われているのでしょう。

ケガが多い

2023シーズンも怪我がもとで戦線を離脱していましたね。

まだ若く、身体ができていないのではないか?
球速に体が追い付いていないのではないか?

メジャーで1年投げることに耐えられないのではないか?という指摘も多いです。

叩かれる理由の本質と個人的意見


さてざっくりと批判される原因を書いてきましたが、僕個人としては佐々木朗希投手は皆に心配されているのだな。と感じています。

特に規定投球回未達とケガが多い事は心配の種でしょう。

昨今、日本人選手の活躍で期待が高まり、選手たちの年俸が高騰しているように思います。先発投手は不足していると言っている人も居ますね。

なので、佐々木朗希投手にも大きな大きな期待がかかっているのです。

しかしこの期待、プレッシャーが日本人ファンを心配させているのだと思います。
日本の野球ファンは佐々木朗希投手に、感情移入しているのではないでしょうか。
それが「まだ早いんじゃない?」という反応に繋がっているのではないかと、想像します。

米国ファンに期待外れだと言われたらどうしよう?
せっかく行ったのにケガで投げられなかったら、米国で袋叩き似合うんじゃないか?
そう言った心配、ファンの年齢によっては親心の様なモノが働いているのではないでしょうか。

バッシングも心配ですし、ケガも心配です。
まだ若く、有望だと我々が考えている選手が「年俸泥棒!」「不良債権!」
などと言われたらどうしよう。いたたまれない。悲しい。感情移入が激しい人は恥ずかしいとさえ思うかもしれません。

規定投球回未達やケガが多い事以外にも、先ほど述べたように球団や球団ファンとの関係も心配です。

FA移籍しただけで「裏切者!」と言われかねないのに、優勝もせず、チームへの貢献も完全にはできないままメジャーへ行ったら、ファンは応援してくれるのだろうか……。

さらにメジャーでもし通用せず無念にも帰国という事になった時、ロッテファンは彼を受け入れる事が出来るのか。中傷されてしまうのではないか。
帰ってくる場所がなくなってしまうのではないか。
考えれば考えるほど不安が募ります。

私達はこの不安を払拭するために、理由を付けて「まだ早いんじゃない?」
と言っているのではないでしょうか。

だから個人的には彼が叩かれている理由の本質、原因は”心配”だと思います。

私達は佐々木朗希投手を心配しているし、仮に本当に我々が彼に感情移入しているとすれば、佐々木朗希投手に対する心配は、そのまま自分自身に心配しているという事になります

みんな我が事のように考えてリスクを回避しようとしているのかもしれません。

ここまで書きましたが、未だ佐々木朗希投手からの表明はなく周りが勝手に騒いでいるだけの可能性もあります。

ファンとしてはもどかしくても本人の発言を待つしかないのかなぁとも思います。

僕はにわかのファイターズファンですがWBCでの朗希投手の活躍や振る舞いを見て応援したくなった人間です。

批判が多いからこそ誰かが味方になってあげた方がいいと思います。

批判している人の中で心の底から「佐々木朗希投手が嫌いだ!」という人はまずいないでしょう。

ヒートアップしていって彼の人格や個人を批判することが無い様に他ファンですが祈っております。

僕も朗希くんが心配ですが、応援したいと思っております。

この騒ぎが円滑に収まりますように。
2024年も朗希くんが活躍できますように。
いつか世界へ旅立って大活躍できますように。

他人ながら応援します。

加筆 佐々木投手 メジャーへ! マイナーからの挑戦

2024年11月9日 佐々木朗希投手がメジャー挑戦することが公表されました!

個人的には応援しているのですが、批判的な意見も目立ちます。

僕としては肯定的にとらえても良いのかなと思いますので、その旨、下記の記事に書かせていただきました。

佐々木投手の事だけでなく、今後のNPBがどうなるのか、にわかファンながらに考えてみました。

お読みいただければ幸いです。

https://note.com/honwoyomuhito7/n/n4459d6c9df11

 



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